介護福祉士会、国試の受験料アップに苦言 「受験者数が減少する」

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介護福祉士の国家試験の受験手数料を引き上げる国の方針について、日本介護福祉士会は8日に公式サイトで見解を表明した。【Joint編集部】

受験するつもりだった人が考えを変えたり先送りしたりする懸念があると指摘。「受験者数が減少する」「学習意欲の低下につながりかねない」などと苦言を呈した。

厚生労働省は既に、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の国試の受験料を今年度から引き上げる意向を明らかにしている。引き上げ幅は以下の通り。必ずしも少額ではない。新型コロナウイルスの感染防止策の徹底によるコスト増が理由にあげられている。

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これを実現する政省令の改正に向けて、厚労省は先月23日からパブリックコメントの手続きを開始した。意見募集は今月22日まで。日本介護福祉士会は今回の見解を、パブコメの仕組みを使って国へ提出したという。

見解では、「定期的に実施される国試の受験料が変動することは望ましくない」「(受験の先送りなどの)影響はできる限り小さくすることが望ましい」などと主張。「受験者への負担をできる限り軽減するための対応の検討をお願いしたい」と要請している。