テーマは「対人援助の本質」「原点回帰」 ケアマネ協会の全国大会、1千人超が参加

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《 日本介護支援専門員協会・柴口里則会長(2019年の大会時に撮影)》

日本介護支援専門員協会の全国大会が、8月28日、29日の2日間にわたり山口県で開かれた。【Joint編集部】

今年のテーマは「対人援助の本質を問う!」。副題には「原点回帰」というスローガンが掲げられた。

コロナ禍で2年ぶりとなった今回は、オンラインを基本とする形が採用された。リアル会場から遠い人も参加しやすくなった結果、初めて47都道府県すべてからケアマネジャーが集結。協会によると、参加者は例年より多い1000人超にのぼったという。

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《 山口県協会・佐々木啓太会長 8月29日Web会見 》

「やはりケアマネは対人援助の専門職。期待される役割も以前より増えてきているなか、改めてそこへ立ち返る機会にしたかった」

大会長を務めた山口県協会の佐々木啓太会長は、「原点回帰」というスローガンに込めた思いをそう説明。「自分達の対人援助の質ってどうだろう、と今一度考える1つのきっかけになれば」と話した。

大会では、厚生労働省で介護保険を担当する老健局の「認知症施策・地域介護推進課」の笹子宗一郎課長が講演。今年度の介護報酬改定など、居宅介護支援をめぐる最近の動きを解説した。また、日本女子大学の渡部律子名誉教授も「対人援助の本質」と題する講演を行った。

その後のシンポジウムのテーマは、「あと1歩前へ進むために」。2日目の分科会では、「対人援助の本質を深める」「2040年を見据えた介護支援専門員のあり方」などが話し合われた。

山口県協会の佐々木会長は終了後の会見で、「私としても非常に気付きが多く勉強になった。全体として本当に学びの深い大会だった」と振り返った。日本協会の柴口里則会長は、「コロナ禍で翻弄されたが良い大会になった。オンラインで多くの方に参加して頂いたことも成果になった」と述べた。

協会は来年度の大会を宮崎県で6月に開催する予定。