老後に介護助手、やりたいですか? 65歳以上の25%が「メリットがあれば」

イメージ画像

厚生労働省は10日、1万人超の国民を対象とした「社会保障に関する意識調査」の結果を公表した。【Joint編集部】

老後に介護施設や保育施設で比較的労力を要しない作業に参加することについて、どのように考えるか?

この質問に対する65歳以上の答えは、「参加したいとは思わない」が48.4%で最も多かった。参加に前向きであっても、何らかのメリットが得られることを前提とする人が多い。「無償でもいいので参加したい」は8.9%、「交通費が出るなら参加したい」は3.0%。完全なボランティアで現場のサポートにあたってくれる人は少数派、と改めて報告されている。

この調査は2019年7月に実施されたもの。20歳以上の1万1538人が対象で、8219人から有効な回答を得た。回答者の内訳は、64歳以下が59.4%、65歳以上が40.6%。

2019年社会保障に関する意識調査結果について

65歳以上の答えをみると、「介護施設などを優先的に利用できるなら参加したい」が12.8%、「地域で使えるポイントなど特典があれば参加したい」が6.6%、「報酬が支払われるなら参加したい」が5.8%。これらを足すと25.2%だった。

「参加したいとは思わない」の割合については、例えば30代で29.6%にとどまるなどむしろ若者の方が低い。ただ「無償でもいい」も少なく、若者も何らかのインセンティブを求める人の方が多くなっている。