介護職の賃上げ 岸田首相、追加策にも意欲 「取り組みを発展させたい」

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《 予算委で答弁する岸田首相(13日)》

国会では13日、今年度の補正予算案をめぐる実質的な審議が始まった。【Joint編集部】

政府は補正予算案に計上した1000億円を使い、来年2月から介護職員の給与を月額9000円ほど引き上げる方針。岸田文雄首相はこの日の予算委員会で、その後の追加的な賃上げについても前向きな姿勢を示した。

「まずは補正予算でスタートする。その後の更なる賃上げについても、安定財源を確保する道筋を含めてしっかりと議論していく」

岸田首相は予算委でそう説明。「(介護職員らの)処遇改善の取り組みを維持し、発展させていきたいと思っている」と言明した。

自民党の牧原秀樹議員の質問に対する答弁。牧原議員は今回の月額9000円ほどの賃上げなどを「大きな第一歩」と位置付け、追加的な処遇改善の必要性を指摘した。

政府は現在、有識者らで構成する「公的価格評価検討委員会」で、中長期的な視点も加味した介護職員らの賃上げの青写真を作成中。岸田首相はこの日の予算委で、「年末までに委員会で中間整理をまとめる。その中で今後の取り組みの姿勢やスケジュールを明らかにしたい」と述べた。