広島県警は2021年12月6日、庄原市の介護施設で入所者にわいせつな行為をしたとして、この施設に勤務していた介護職員の宇津宮卓也容疑者(27)と池田瑠里子容疑者(37)を、準強制わいせつの疑いで再逮捕したと発表した。警察の調べに対し、2人は容疑を認めているという。
逮捕されたのは、三次市十日市南3の元介護職員、宇津宮卓也容疑者と、庄原市宮内町の元介護職員、池田瑠里子容疑者の2人。警察によると、宇津宮容疑者は2021年9月27日、勤務していた庄原市にある介護施設で、90代の入所女性の上半身を触った疑いがあるほか、池田容疑者は2021年9月29日と30日、この施設で100歳代の入所男性の下半身を触った疑いが持たれている。
警察は、別の入所者に対する準強制わいせつの容疑で2人を2021年11月に逮捕している。また宇津宮容疑者は、別の建造物侵入の容疑でも逮捕されており、そこで押収されたスマートフォンなどから今回の事件が明らかになった。
調べに対し2人は容疑を認め、宇津宮容疑者は「間違いありません」、池田容疑者は「いけないことをした」と供述、容疑を認めているという。