デイケアの合鍵使って窃盗未遂 介護福祉士を逮捕【京都府】

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京都府警山科署は2022年3月4日、介護施設の利用女性の家に合鍵を使って侵入し、金品を盗もうとしたとして、この施設に勤務する介護福祉士の男(34)を窃盗未遂の疑いで逮捕した。調べに対し、容疑を認めているという。

逮捕されたのは、滋賀県大津市の介護福祉士の男。男は2021年12月11日、勤務していた京都市山科区のデイケアを利用する女性(85)の家に侵入し、金品を盗もうと室内を物色したとして、窃盗未遂の疑いが持たれている。
女性が室内の荒らされた形跡に気づき通報。防犯カメラの映像などから、男の逮捕に至った。

施設では、送り迎えに使うため利用者宅の合鍵を預かっており、男は利用者の貴重品管理などを担う「介護リーダー」の立場を悪用。警察によると、男は女性の介護を担当していたため、女性のスケジュールを把握した上で、預かっていた合鍵を使って侵入したとみられている。

警察の調べに対し、男は容疑を認めているという。他の利用者からの被害の報告はない。