厚労相「感染状況を引き続き注視」 新型コロナに警戒色 対策徹底を呼びかけ

《 後藤茂之厚労相 》

「感染状況を引き続き注視していく必要がある」。

後藤茂之厚生労働相は10日の閣議後会見で、新型コロナウイルスに対する警戒感を改めて示した。ゴールデンウィークの連休後も基本的な対策を徹底して欲しい、と重ねて国民に呼びかけている。【鈴木啓純】

直近の9日、全国の新規感染者数は2万8510人。前週の同じ曜日からおよそ9000人増えた。

厚労省はこうした要因について、オミクロン株の「BA.2」への置き換わりや、連休に伴う外出機会の増加などが考えられると説明。3回目のワクチン接種は進んでいるものの、GWの影響が今後さらに強く表れる恐れもあると危惧している。

後藤厚労相は会見で、「連休は終わったがマスク着用、手洗い、3密回避、換気など基本的な対策に努めて頂きたい」と要請。「軽度の発熱、倦怠感など少しでも体調が悪ければ外出を控えて欲しい」と促した。

今後の焦点の1つとなっている水際対策の緩和については、「内外の感染状況などを踏まえて政府全体で適切に判断していきたい。十分に検討したうえで、必要であればこれまでの考え方にとらわれることなく対応していく」と述べた。