「ケアマネにはコーディネート役として、より重要な役割が期待されている」= 厚労省担当課長

《 笹子宗一郎認知症施策・地域介護推進課長 4日 》

4日から2日間にわたって宮崎県宮崎市で開催された日本介護支援専門員協会の全国大会 − 。初日の壇上には、厚生労働省でこの分野を所管する老健局の笹子宗一郎認知症施策・地域介護推進課長も上がった。【Joint編集部 】

笹子氏はこの中で、「我が国は人生100年時代を迎える一方、生産年齢人口の減少や単身高齢世帯の増加、世帯の課題の複雑化・複合化に直面している」と指摘。「こうした状況にあって誰もが地域で生きがいを持って暮らせる社会を実現するためには、『支える側』『支えられる側』という画一的な関係に陥ることのないようにしつつ、地域の関係者が分野を超えて共に支え合う地域作りが重要になってくる」との認識を示した。

そのうえで集まったケアマネジャーに対し、「皆様には地域作りにおいて、多職種のコーディネート役としてより重要な役割を果たして頂くことが期待されている。我々も皆様とよく連携しながら取り組みを進めていきたい」と呼びかけた。

笹子氏はあわせて、「やるべきことは非常にシンプル、シンプルだからこそ難しい」と強調。そのうえで次のように語った。

「的確にニーズを把握し、多職種・他機関で連携をとり、多様なサービス・分野とも連携する。ICT、データなどをしっかりと利活用する。経営の安定化、人材の確保を図る。こうしたベーシックなことをしっかりと念頭に置いて業務を進めて頂きたい、というのが私のお願いです。我々も皆様と一緒に考えながら支援策を講じていきたい」