社会福祉連携推進法人、認定は計4法人に 厚労省

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社会保障審議会 介護保険部会(第99回 10/17)《厚生労働省》

厚生労働省は17日、複数の社会福祉法人などが社員として参画して業務連携を進める「社会福祉連携推進法人」について、千葉県で1法人が先週認定を受けたことを社会保障審議会・介護保険部会で明らかにした。認定法人は計4つに増えた。

社会福祉連携推進法人は、社会福祉法人などの2つ以上の法人が社員として参画し、さまざまな取り組みを通じて地域の福祉の充実や災害対応力の強化のほか、経営の効率化や人材の確保・育成などを推進。2022年4月に制度が始まった。

都道府県から認定を受ければ、同じ目的意識を持つ法人が個々の自主性を保ちながら連携し、スケールメリットを生かした法人運営が可能となる。

17日の介護保険部会では「介護現場のタスクシェア・シフトを進めるためにも、大規模化や協働化による連携強化を積極的に進めていくべきだ」といった意見が出た。