令和2年市区町村別生命表の概況(5/12)《厚生労働省》
平均寿命が最も長い市区町村は、男女ともに川崎市麻生区だったことが、厚生労働省が12日に公表した市区町村別生命表(2020年)の概況で分かった。
市区町村別生命表は、死亡状況を市区町村単位で比較・分析しているもので、国勢調査の人口(確定数)と人口動態統計(確定数)の死亡・出生数を基に5年ごとに作成している。
平均寿命を男女別で見ると、男性は、川崎市麻生区(84.0歳)に次いで横浜市青葉区(83.9歳)、女性は、川崎市麻生区(89.2歳)に次いで熊本県益城町、長野県高森町、滋賀県草津市(各89.0歳)が長かった。
男女の平均寿命の差は、全国で6.1年となっている。これを市区町村別で見ると、男女の差が最も大きかったのは大阪市西成区(男性73.2歳、女性84.9歳)の11.8年、最も小さかったのは高知県三原村(男性81.1歳、女性85.6歳)の4.5年だった。
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