
厚生労働省は8月31日、「介護保険資格確認等WEBサービスとの連携におけるAPI標準仕様書(第1.0版)」を確定版として公表した。関連して、ケアプランデータ連携標準仕様は別紙で示し、実装時期やベンダーテストの案内も続報とした。介護保険最新情報Vol.1539で周知した。
※本記事は、厚生労働省発出の介護保険最新情報の内容を、ケアマネドットコム運営事務局にて要約・制作したものですが、その正確性・完全性は保証されておりません。原文は末尾「関連情報・参照元」からご確認ください。【ケアマネドットコム運営事務局】
介護ソフト連携の「API標準仕様(確定版)」がWAM NETで公開
今回の事務連絡は、介護保険資格確認等WEBサービスとの連携で使う「API標準仕様書」が暫定版から確定版(第1.0版)になったことを知らせる内容になる。公益社団法人国民健康保険中央会が策定し、WAM NETで公開した。
あわせて、現行のケアプランデータ連携システムで使う「ケアプランデータ連携標準仕様」は、このAPI標準仕様書の別紙として示すとしている。実装(リリース)時期は令和9年3月下旬頃の予定だ。
現場で意識したい主なポイント
介護ソフト側の対応が前提になる通知。ケアプランデータ連携機能は、介護ソフトが「介護保険資格確認等WEBサービスへの移行後」に、標準仕様第4.1版(現行仕様)または第5.0版(新たな仕様)に対応している場合に限って利用可能になる。
また、API標準仕様に関するベンダーテストについては、公益社団法人国民健康保険中央会のホームページ等で別途案内される予定とされている。
- API標準仕様書は確定版「第1.0版」をWAM NETで公開
- ケアプランデータ連携標準仕様は本API標準仕様書の別紙で提示
- ケアプランデータ連携システムの実装(リリース)時期は令和9年3月下旬頃
- ケアプランデータ連携機能は、移行後に対応介護ソフトから利用可能
介護事業所・ケアマネジャーは「ベンダー改修の動き」を確認
都道府県・市町村は管内の介護事業所や関係団体等へ周知するよう求められている。あわせて各介護ソフトベンダには、本API仕様書に基づく介護ソフト改修の検討が依頼されている。
ケアマネ業務そのものの即時の作業期限は明示されていない一方、利用する介護ソフトがどの仕様に対応するかで、将来のケアプランデータ連携機能の利用可否が変わる。ベンダーからの案内待ちではあるが、現場としても情報を追う必要がある。
- 自社(自事業所)で使用している介護ソフトのベンダーに、API標準仕様書(第1.0版)とケアプランデータ連携標準仕様への対応予定(移行後にどの仕様に対応するか)を確認する。
- ケアプランデータ連携システムの実装(リリース)予定が「令和9年3月下旬頃」である点を、今後の運用変更として共有しておく。
- ベンダーテストの案内が別途出るため、ベンダーからの情報提供を待つ(現時点で個別の手続き期限は示されていない)。