みんなどう使ってる? ドットコムAIの投稿から見るケアプラン作成の質問例5選【AI質問メーカーも紹介】

ケアマネ業務のAI活用AIへの質問どう聞けばいい?質問メーカーで簡単作成

「ケアマネ業務にAIを活用したいけれど、具体的な問いかけ方がわからない」とお悩みではありませんか?

本記事では、ドットコムAIに寄せられた投稿データを分析し、現場のケアマネジャーが実際どんな質問をしているのか、その傾向を紐解きます。

なかでも投稿の多かった「ケアプラン作成」に焦点を当て、今日からすぐに参考にできる5つの質問例と、質問文を簡単に作れる「ドットコムAI質問メーカー」をご紹介します。

この記事を読めば、AIの活用がぐっと身近になるはずです。

※投稿データは集計・分析し、個々の投稿内容ではなく、質問の傾向としてご紹介しています。

生成AIって、結局どう使えばいい?

介護現場でのDX推進に伴い、ケアマネジメントにおける生成AIの活用が注目されています。

とはいえ、AIで業務を効率化と言われても、実際の業務でどう使えばいいのかイメージが湧かない……そんな方も多いのではないでしょうか。

ケアプランを作成する中で生まれる、ちょっとした疑問や悩み。
「他の視点からも検討したい」
「課題をもう少し本人主体の表現に直したい」
「評価しやすい目標設定の仕方は?」

こうした場面こそ、生成AIを頼れるベストなタイミングです。

では、現場のケアマネジャーはAIにどんな問いかけをして活用しているのでしょうか。 そのヒントが隠されているドットコムAIの投稿データを紐解いてみましょう。

「ドットコムAI」実はこんなふうに使われている

ドットコムAIにはケアプラン作成やアセスメント、モニタリングなど、さまざまな質問が寄せられています。

今回は、ドットコムAIへの「直近の1,000件の質問」と「よく使っている人の質問」を比較しました。

ケアマネジメントプロセス 全体の質問傾向 よく使っている人の質問傾向
ケアプラン作成 29.3% 24.6%
アセスメント(課題分析) 27.0% 21.6%
モニタリング(評価) 11.7% 5.9%
担当者会議(レジュメ・議事録) 9.0% 6.7%
支援経過記録 4.4% 14.4%
メール文面作成 2.5% 14.5%
説明・トークスクリプト 0.4% 0.6%
その他 15.7% 7.8%

※数値は、それぞれの投稿群に占める各質問カテゴリーの割合です。利用回数そのものを比較したものではありません。
※よく使っている人=過去3か月継続して利用、かつ投稿数上位の人。

ドットコムAIケアマネジメントプロセスの質問傾向出典:ケアマネドットコム ドットコムAI分析データ

どちらも「ケアプラン作成」「アセスメント(課題分析)」に関する質問が多く、ケアマネジメントの主要な業務でAIが活用されています。

一方、よく使っている人では、「支援経過記録」や「メール文面作成」など、日々の業務に関する質問も多く見られました。

このことから、ドットコムAIをよく使っている人は、特別な場面だけでなく、日々のちょっとした業務上の迷いにもAIを使っていることがうかがえます。

「特別な質問」ではなく、日々の「ちょっとした困りごと」を相談している

「この文章、どう書けばいいかな?」
「もう少し本人主体の表現に言い換えられないかな?」
「散らかった情報をどう整理したらいいだろう?」

ドットコムAIは、こうした日々の業務で生まれる「ちょっとした迷い」の解消にも活用されています。

つまり、AI活用の第一歩は、難しい質問の型(プロンプト)を覚えることではありません。 「今、現場で困っていること」を、そのままAIに投げてみることから始まります。

では、実際に現場ではどんな質問が使われているのでしょうか。具体的なフレーズを見ていきましょう。

ケアプラン作成で使えるAIへの質問例5選

ここからは、投稿データの傾向をもとに、ケアプラン作成で使いやすい5つの質問例をご紹介します。

AIに質問するときのコツは、とてもシンプルです。

【ケースの情報】+【どうしてほしいか】

この2つを組み合わせるだけでも、誰でも簡単にAIを活用し始めることができます。

① 「〜したい」を、もう少し本人らしく表現したい

アセスメントで把握した本人の思いを、ケアプランの「解決すべき生活課題」にどう表現するか迷ったときに使えます。

質問例

転倒をきっかけに外出を控えるようになった方です。以前は近所の公民館に行くことが楽しみでしたが、「また転ぶのが怖い」と話しています。

本人の思いを尊重した「〜したい」という表現で、解決すべき生活課題の文言を3案提案してください。

AIから出てきた表現をそのまま使うのではなく、本人の思いや生活背景を振り返りながら、表現を考えるためのヒントとして活用できます。

② 家族の切実な言葉を、ケアプランにどう書く?

ご家族の気持ちが強く表れた言葉を、その思いを大切にしながらケアプランに記載したいときに使えます。

質問例

夜間のおむつ交換で家族が眠れておらず、「もう限界に近い」と話しています。

このご家族の発言を踏まえ、ケアプランの「家族の意向」欄にふさわしい文言を3案提案してください。

本人だけでなく、家族の負担や思いをケアプランにどう反映するかを考えるきっかけとして使えます。

③ 「この目標、評価しやすい?」を確認したい

短期目標を設定したものの、「何ができたら達成なのか」が曖昧に感じるときに使えます。

質問例

冬場の入浴時にヒートショックのリスクがある方です。「入浴時の安全を確保する」という短期目標を設定しています。

この短期目標を、モニタリングで評価しやすい具体的な行動や状態の表現に書き換えてください。3案提案してください。

目標を具体化することで、モニタリングで何を確認するかを考えるヒントにもなります。

④ 情報はある。ケアプランの文言にするのが大変

アセスメント情報はそろっているけれど、ゼロからケアプランの文言に起こすのに時間がかかる。そんな場面で、AIを文言のたたき台づくりに活用できます。

質問例

80代女性、要介護2。半年で体重が3kg減少しています。本人は「自分で食事を作り続けたい」と希望し、家族は「栄養バランスの良い食事をとってほしい」と考えています。

この状況から生活課題を整理し、ケアプラン第1表・第2表の長期目標、短期目標、サービス内容のたたき台を作成してください。

AIにケアプランを完成させてもらうのではなく、集めた情報を整理し、文言のたたき台を作るための補助として使うイメージです。

⑤ 情報が多い。何から考えるか整理したい

複数の課題やサービスの希望があり、何を優先して考えるか迷うときに使えます。

質問例

希望するサービスは、訪問介護(生活援助)週3回、通所介護週2回、福祉用具貸与です。ただし、支給限度額の都合ですべてを組み込むことは難しい状況です。

本人・家族の意向、生活上のリスク、サービスの必要性などを踏まえ、優先順位を検討するときの視点を整理してください。

ここでは、AIに優先順位を決めてもらうのではなく、自分が検討するときの視点を増やすために使うのがポイントです。

5つの質問に共通しているのは、AIに「正解」を出してもらうことではありません。

言葉を考える、情報を整理する、別の視点を探す。そんなふうに、ケアマネジャー自身の思考を補助する相手として使うことができます。

5つの質問例を通して見てきたように、AIはケアプラン作成のさまざまな場面で活用できます。

ケアプラン作成でのAI活用例

ここからは、もう一歩進んだ質問の仕方も見てみましょう。

【応用編】AIに「役割」を与えてみる
質問の中にAIの役割を盛り込むと、AIは指定された立場になりきって回答してくれます。
質問例

あなたは経験豊富なベテランケアマネジャーです。

以下のケースについて、ケアマネジメントの視点から課題を整理し、見落としている可能性のある視点があれば指摘してください。

このように「あなたは〇〇です」と役割を指定すると、どのような立場・視点でアドバイスしてほしいのかがAIに伝わりやすくなります。

目的によって、以下のように役割を変えてみるのもおすすめです。

  • 「ベテランケアマネジャー」:多角的な課題整理や見落としのチェックに

  • 「文章を整えるプロの編集者」:支援経過やケアプランの文章表現を整えたいときに

もちろん、最初から無理に使う必要はありません。まずは基本の質問に慣れてから、ステップアップとして試してみてくださいね。

▼ ドットコムAIで質問してみる!

自分のケースでの聞き方に迷ったら「ドットコムAI質問メーカー」

「質問例はわかったけれど、自分のケースに当てはめるにはどう書けばいい?」 そう感じた方におすすめなのが、ドットコムAI質問メーカーです。

以下の3つを入力するだけで、そのまま使える質問文が完成します。

  • 考えたいケアプランの項目

  • AIにしてほしいこと

  • 利用者さんの今の状況

「ご本人の思いの表現」や「課題の整理」など、日々のちょっとした疑問の解消にぜひ役立ててみてください。

使い方は3ステップ

① 考えたい項目を選ぶ → ② やりたいことを選ぶ → ③ 今の状況を書く

情報がそろっていなくても、順番がバラバラでもかまいません。
できあがった質問をコピーして、ドットコムAIに貼り付けるだけです。

※ 利用者やご家族の氏名・住所など、個人が特定される情報は入力しないでください

ドットコムAI
質問メーカー

1どの項目を考えたいですか

いくつでも選べます

第1表
第2表
項目はまだ決めていない

こちらを選ぶと、項目の選択は外れます

2どうしたいですか

まず、上から選んでください

3今の状況を書いてください

情報はそろっていなくて大丈夫。順番もバラバラでかまいません

できあがった質問

上のステップを選ぶと、ここに質問が表示されます。

ドットコムAIを開く

コピーしたあとは、ドットコムAIに貼って送るだけ!
ドットコムAIに質問を貼り付けて送信するまでの手順
ドットコムAIに質問を貼り付けて送信するまでの手順
▼ AIの回答を見てみる

ドットコムAIなら、ケアマネ業務の疑問を気軽に聞ける

ドットコムAIは、これまでに寄せられた相談事例やケアプランの文例など、ケアマネ業務の文脈を学習したAIです。

匿名で、24時間いつでも利用できるため、「同僚に聞くほどでもないけれど、ちょっと確認したい」という疑問も、自分のタイミングで気兼ねなく質問できます。

【ご利用時の注意点】

  • 個人情報の保護:利用者様やご家族の氏名・住所など、個人が特定できる情報は入力しないようご注意ください。

  • 最終確認のお願い:AIの回答はあくまで作成のヒント・参考情報です。最終的な判断やケアプランの内容は、必ずケアマネジャーご自身でご確認・調整をお願いいたします。

まとめ:AIは「答え合わせ」ではなく「思考のパートナー」

生成AIを活用するために、特別なプロンプト(指示文)を覚える必要はありません。

「この表現で伝わるかな?」 「ほかに良い考え方はないかな?」 「散らかった情報をどう整理しよう?」

そんな日々のちょっとした迷いを、そのまま投げかけてみること。それがAI活用の第一歩です。

今回ご紹介した5つの質問例も、型通りに使う必要はありません。ご自身のケースに合わせてアレンジしながら、AIとのやりとりを楽しんでみてください。質問文を考えるのに迷ったら、ぜひ「ドットコムAI質問メーカー」も頼ってみましょう。

AIを単なる「回答機」としてではなく、考えを整理したり新しい視点を見つけたりするための「相談相手」として使ってみる。そんな付き合い方から、少しずつ始めてみませんか?

【シリーズ連載のお知らせ】

「みんなどう使ってる?」シリーズでは、今後もケアマネジメントの場面に応じたドットコムAIの活用例をご紹介していきます。 次回は「アセスメント場面での使い方」を取り上げます。ぜひあわせてお読みください!

※ドットコムAIの回答は、あくまで業務上の検討を助けるための参考情報です。医療に関する判断や、介護保険制度・報酬算定・各種サービスの適用条件などは、個別の状況や自治体の運用、制度改正によって異なる場合があります。実際の支援や手続きを行う際は、最新の通知・公的情報を確認し、必要に応じて医師などの専門職や保険者・自治体等へご確認ください。最終的な判断は、ケアマネジャーご自身で行ってください。