アセスメント概要
事例タイトル | 【居宅】もう一度元気になりたい -老々介護、夫婦- | |||
事例提供理由 (検討したい内容等) |
要介護1であり、支援方法次第で非該当となることが可能になるのではないかと思われる方のプランについて、自立支援に繋がっているのかを検討したい。 | |||
標準項目名 |
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1.利用者の基本情報 2.生活状況、生活歴 3.被保険者情報 4.現在のサービス (およびケアの状況) |
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5.高齢障害者の日常生活自立度 | J2ランク | 6.認知症高齢者の 日常生活自立度 |
IIa | |
7.主訴 |
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8.認定情報 | 要介護1 | |
9.アセスメントの理由 | 夫婦2人の生活であり、ご本人の体力、及び、気力の低下から、妻自身にも焦燥感やイライラが生じている。 お互いに何とかしたいと思いながらも、方法が判らずに困っている。 |
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10.健康状態 | 2007年2月に脳出血にて右片麻痺出現。 2009年5月に脳梗塞にて左片麻痺出現。 いずれも麻痺は軽度である。 |
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11~23項目より 特記すべき項目 |
疾患後遺症による麻痺は軽度であり、洗身に介助を要する程度。 立ち上がり等が不安定であり、掴まって行うが、日常生活に支障となる筋力低下はない。 着脱は自立だが重ね着をする、着る順番がわからない、後ろ前などがわからない、など妻の 見守りや声がけが必要。 季節の理解や、直前のことがわからないことがある。 カレンダーを見ても今日が何月何日か判らないことがある。 物のしまい忘れなども増えてきている。 薬や金銭などの管理が出来ず、妻の介助が必要。 長年やってきたことが出来ず、立ちすくんでいることがある。 毎日、近所の散歩は続けているが、戻れなくなったことはない。 |
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まとめとプランまでのケアマネの動き | 2009年5月半ばに脳梗塞を起こし、介護保険申請し要支援認定となるが、自分で近くのジムに通い 運動をしており、サービスは未利用であった。 6月半ばに介護者である妻が膝蓋骨を骨折し、幸い入院にならずに自宅療養となったが、 その頃から、本人の判断力が徐々に低下し、予約日に丸のついているカレンダーを見ながら、 毎日「今日は診察日だ」と、病院に行こうとすることがあり、病院では受付の方法が判らない。 自宅の窓の鍵が掛けられないなど、長年習慣だったことが出来なくなってきた。 1人で留守番させる事も不安になり、市役所に相談に行ったところ、介護保険の変更申請を 薦められた。 地域包括支援センターからの紹介で、訪問をする。 ご本人の母親が、生前デイサービスを利用しており、本人のデイサービスに対する印象も よかったためか、「元気になるためならデイに行っても良い」と本人の意向を確認出来たことから、 初回訪問時は暫定であったが、デイサービス導入と同時に、自宅での役割を復活させることで、 自信を持つことに繋がるようにプランを立案した。 |
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