ケアプラン事例集:【予防】高齢のためアパートの更新が出来ず実娘に間借りしているが、親子関係悪く別居したい

アセスメント概要

事例タイトル 【予防】高齢のためアパートの更新が出来ず実娘に間借りしているが、親子関係悪く別居したい。
事例提供理由
(検討したい内容等)
高齢のためアパートの更新が出来ず実娘に間借りしているが、親子関係が悪く別居したいという現状がある。1人での生活を望む本人を支援していきたいと思う反面、どのくらいの期間が独居可能なのか本人を尊重して支援したい。
標準項目名
  1. 初回受付:4ヶ月前  氏名:H様  80歳代後半  女性
  2. 九州生まれ。
    20年Aへ転居し、16年前に夫が逝去、現在1人暮らし。
    60歳過ぎから糖尿病となり、インスリン3回/D行っている。
    ゲートボールを楽しんで生活していたが、本年2月に大腿骨を骨折し、3月まで入院となった。
  3. 遺族年金 13万/2M
  4. 通所介護 1回/W
    配食サービス 夕食毎日
1.利用者の基本情報
2.生活状況、生活歴
3.被保険者情報
4.現在のサービス
(およびケアの状況)
5.高齢障害者の日常生活自立度 J2 6.認知症高齢者の
日常生活自立度
I
7.主訴
本人:
娘の世話になるのは心苦しく、娘とは反りが合わない。
できれば市営住宅に住んで、気兼ねなく暮らしたい。
糖尿病があるので、運動することを心がけている。
家族:
子供のと同居の予定があるので、今後同居するつもりはない。
なるべく、自分で何でも動いてやってほしい。
8.認定情報 要支援1
9.アセスメントの理由 高齢だが自立度は高く、ご本人の意欲も高い。
親子関係が悪く、近隣に住んでいるにもかかわららず、同居し家族からの支援で居宅生活を受けられない。
ご本人は、施設でも致し方ないと思っているが、できれば年金で賄いながら、自立して生活したいと思っている。
その意欲をできる限り支援したい。
10.健康状態 昭和55年 胃潰瘍・糖尿病
平成22年 左大腿骨転子部骨折
11~23項目より
特記すべき項目
同居していても、長女との接触は少ない。
ご本人「子供が5人いる中で、あんたが1番好かん。」と言う。
夕食は配食サービスを毎日利用し、朝・昼は、自分で買い物に行き、調理したものを食べている。
以前は、ゲートボールの仲間と食事をしたり、楽しんで生活していたが、高齢になるとともに、友達も減り生活に楽しみがなくなった。
市営住宅を借り、年金で1人暮らしをするのが1番気ままで良い。
まとめとプランまでのケアマネの動き 電話にて、包括支援センターより「要支援1にて、支援計画を依頼したい」とあり。
長女に連絡し、居宅訪問し契約締結する。
ご本人・長女と面談を行い、外出する機会を持ち、楽しみができるようにデイサービスの利用をすすめる。
ご本人は、「インスリン注射を打つのが恥ずかしい」と言っていたが、別部屋で出来ますよと説明すると納得した。
2箇所見学し利用となった。
当初、長女は施設(ケアハウス・高齢者専用住宅等)へと希望し、ご本人も致し方なく了解していたが、市営住宅を申し込むこととなり、自立できる居住を探している。

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