アセスメント概要
事例タイトル | 【居宅】パーキンソン病の利用者のパソコン作業をチームで支援する | |||
事例提供理由 (検討したい内容等) |
パーキンソン病の進行とPC作業時に座位が保ちにくくなったことに対する一連の支援を各担当者とのチームで対応した。この流れについて適切であったか、また今後の予想される展開も検討したい。 | |||
標準項目名 | Aさん 50歳代 男性 大学を卒業後、サラリーマンとして勤めるも5年前にパーキンソン病を発症、その後は仕事を退職、自宅のパソコンで若干の収入を得ながら生活している。ADLは自立、外出も一人で可能。しかし、最近はパソコン作業時に体が傾くようになり、外出もやや行いにくくなり、これを本人はすでに医師に相談中であった。 福祉用具や通所リハビリの担当者とチームをつくり主にリハビリの視点から支援の方法を考えたい。 本人、妻の2人暮らし。娘2人はそれぞれ仕事を持ち一人暮らしで隣の市に在住。 現在はパーキンソン病に対する投薬管理として F神経内科クリニックに定期的通院、及び、N通所リハビリで短時間利用(3時間)にてリハビリを行う。 |
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1.利用者の基本情報 2.生活状況、生活歴 3.被保険者情報 4.現在のサービス (およびケアの状況) |
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5.高齢障害者の日常生活自立度 | ランクJ | 6.認知症高齢者の 日常生活自立度 |
I | |
7.主訴 |
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8.認定情報 | 要介護2 | |
9.アセスメントの理由 | パソコン作業が行いにくくなったとの訴えから、パーキンソン病の進行予防と座位での作業を再び行いやすくするため。 | |||
10.健康状態 | 5年前よりパーキンソン病。(Yahr分類3度)投薬にて症状の管理行っているも最近は症状が進行気味。主治医 F神経内科クリニック。 | |||
11~23項目より 特記すべき項目 |
11.ADL:歩行はすくみ足があり薬の効果が切れると屋外歩行は困難。座位はパソコン作業時に傾きがある。 15.社会とのかかわり:デイケア及びインターネット利用可能。 21.介護力:妻は夫のケアに協力している。 |
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まとめとプランまでのケアマネの動き |
アセスメントから2つのポイントで考えた。1つ目はパーキンソン病が進行傾向にあることで、治療の基本となる投薬とリハビリの再計画と治療の実施を支援すること。2つ目はパソコン作業が行えるよう、ケアマネ、PT、福祉用具相談員のチームで姿勢が崩れない椅子の提供をしていくことを考えた。
サービス担当者会議にて福祉用具相談員とPTよりリクライニング機能で少し背もたれを下げて座れば姿勢が崩れないとの情報があり、そして福祉用具相談員から、貸与も出来てリクライニング可能な椅子(歩けるので車椅子は不要)の提案(右イラストイメージ)があった。
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