ケアプラン事例集:【居宅】本人の強み(精神的)を生かし、在宅生活の継続を図る

事例概要

a.事例タイトル 本人の強み(精神的)を生かし、在宅生活の継続を図る
b.事例提供理由 介護支援専門員として未熟(経験年数2年)だった私にとって、自己研鑽の機会となったため、提出します。
c.本事例のサービス 居宅介護支援
d.基本情報 名前 Aさん 性別 年齢 80代前半  
要介護度 要介護2 障害自立度 B1 認知症自立度
e.利用者個人に
関する情報
e‐1
健康
状態
H12:肺疾患、気管支喘息
H25:脊柱管狭窄症、坐骨神経症 H29:乾癬
R元.8:敗血症・尿管結石にて入院、翌月退院 R2.6:帯状疱疹
e‐2
心身
状況
視聴覚・言語機能障害なし、可動域制限なし
下肢筋力の低下、歩行の耐久性が低い
両握力弱い
e‐3
社会
参加
肺疾患発覚までは、外出等他者交流の機会(買い物や友人と温泉に出掛けるなど)があったが、以降引きこもりとなり、外出機会は受診時のみとなっている(友人や親戚は訪問してくれるため交流はある)
f.取り巻く
環境
f-1
家族
状況
配偶者と二人暮らし。配偶者は認知症(主治医意見書Ⅲa)を患うが、自身で行うことが困難なIADL全般の支援を受けている
息子が二人おり、訪問や電話等定期的に関わる機会を設けている他、受診時の付き添い等の支援も行う
f-2
住環境
バリアフリーでトイレや浴室に手すりがある
浴槽のまたぎ動作が困難にて、特定福祉用具購入(浴槽台)している
f‐3
地域の
状況
民生児童委員が月に域に一度程度、安否確認を兼ねて訪問している
受診時は無料の乗合タクシーを活用する他、町外への受診時に移送サービスを活用している
g.その他の状況 肺疾患発覚後、歩行が困難と自身が感じている。屋内移動は四つ這い、屋外移動は車椅子を使用している
子供たちからは、施設入所を勧められているが、本人・配偶者共に馴染みの関係性や環境である現住所での生活を希望されている
h.初回相談~
支援開始までの
状況
配偶者から支援を受けているIADLについては、元々自身が行っていたこともあり、配偶者に対して後ろめたさがある。肺疾患発覚以降、していない・できないことに対し意欲はあるものの、実際に活動に繋げられていない状況であった。支援開始までに肺疾患についての再確認と病状が悪化しないための注意点、再獲得が可能であろうIADLについて、本人や配偶者、家族と課題を共有した。
i.課題と
感じたところ
【課題1】
包丁の購入が好きで、それを使って調理をするのが好きだったという情報から、楽しみな時間を持ちながら且つ役割を果たし、配偶者から感謝される主婦感を取り戻すことで、生きがいや生活全般に対し意欲が向上しないだろうか
【課題2】
できないと感じている移動について、補助具等を活用し行えないだろうか
そのことで自身が「できる」という自信を持てないだろうか
併せて、外出機会に繋げられないだろうか

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【ダウンロード資料内容】
①事例概要
②計画書(1)
③計画書(2)
④事例振り返り

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