事例概要
a.事例タイトル | 【居宅介護支援】最期まで自宅で家族と過ごしたい | |||||||||||||||
b.事例提供理由 | 自宅で看取れると思っていなかった長女さんが、チームでの支援により自宅でご利用者(父親)を立派に看取られたケースだったので提供しました。 | |||||||||||||||
c.本事例のサービス | 居宅介護支援 | |||||||||||||||
d.基本情報 | 名前 | Aさん | 性別 | 男 | 年齢 | 80代後半 | ||||||||||
要介護度 | 要介護3 | 障害自立度 | C1 | 認知症自立度 | Ⅱa | |||||||||||
e.利用者個人に 関する情報 |
既往歴 健康状態 |
アルツハイマー型認知症(80代後半) 高血圧(60代) 胃がん(80代後半) |
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心身の 状況 |
数か月前までは、軽度の認知症はあるも日常生活に大きな支障はなく身の回りのことも自分で出来ていたが、半年前よりがんの進行のため体力が低下し、室内での歩行が困難になってきている。食事はほとんど取れておらず、急激に体力低下が進んでいる。 | |||||||||||||||
社会との かかわり |
田舎で妻と二人暮らしをしていたが、2年前に二人での生活が難しくなり、長女の自宅に身を寄せた。そのため昔からの知り合いなどは近所にいない。デイサービスに週1回通っていたが、おとなしい性格でほかの利用者と積極的に交流はしなかった。 | |||||||||||||||
f.取り巻く 環境 |
家族の 状況 |
妻、長女、長女の妻との4人暮らし、妻も要介護認定が下りており、主に長女が両親の世話をしている。長女の夫はフルタイムで仕事をしており、協力はあまり望めない。 | ||||||||||||||
住環境 | 長女宅はマンションのため、段差などはない。トイレの一番近くの和室を夫婦の寝室としている。介護ベッドが2台置いてあるので手狭となっている。最近ベッド脇にポータブルトイレを設置した。 | |||||||||||||||
地域の 状況 |
住宅街ではあるが、本人夫妻は2年前に越してきたので、近所との交流はない。 | |||||||||||||||
g.その他の状況 | 数か月前まで軽度の認知症はあったものの体は元気で、要介護である妻の世話が出来るくらいだった。半年前急に食欲不振を訴えるようになり、医療機関受診したところ胃がんの診断を受けた。かなり進行しており手術は不可能、抗がん剤を行ったが体力低下が進み、抗がん剤での治療は終了。今後は苦痛などを和らげながら自宅での生活を望んでいる。 | |||||||||||||||
h.初回相談~ 支援開始までの 状況 |
2年前に長女宅へ越してきたときからケアマネとしてAさんの妻を担当していた、当時Aさんは要支援2で地域包括支援センターが担当していたが、急激な食欲不振、それに伴う体力低下のため区分変更申請にて要介護3の認定を受けた。区分変更申請日より暫定にてプラン作成させてもらった。 | |||||||||||||||
i.課題と 感じたところ |
長女さんが仕事をしながらご両親の世話をしていたが、ご本人が比較的しっかりしていたため、歩行困難な妻と二人で日中は生活出来ていた。しかし、ご本人が体力低下で歩けなくなったことで、長女さんが仕事に行けなくなり休職を申請。父親を自宅で看取りながら歩行困難な母親の世話をする長女さんのキャパシティが心配された。 |
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【ダウンロード資料内容】
①事例概要
②計画書(1)
③計画書(2)
④事例振り返り
