余った布マスク、災害対策用の備蓄を検討 厚労相 個人向け配布も

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《 後藤茂之厚労相 2021年10月撮影 》

介護施設などに配布する目的で政府が購入したものの大量に余っている布マスクをめぐり、後藤茂之厚生労働相は7日の閣議後会見で、今後の活用策の検討状況を明らかにした。【Joint編集部】

「有効利用する必要がある。災害対策用に備蓄していく道があるのではないか、といま検討している」と説明。希望する個人向けに配布することも考えていくとした。引き続き備蓄する際の保管費用について問われると、「いま検討を始めたところ。そうしたことも含めて検討する」と答えた。

あわせて、布マスクの大量購入に踏み切った当時の政権の判断にも言及。「あの時は本当にマスクが手に入らなかった。少しでも国民の健康を守りたいという一心だったと認識している」と擁護した。

布マスクをめぐっては、国が購入分の配布を終える前に市中の供給状況が改善したことから、希望する介護施設などにのみ配る方式に変わった経緯がある。先月には会計検査院が、昨年8月から今年3月の保管費用が約6億円にのぼったと指摘。「予算の無駄遣い」などの批判が高まり、政府は対応を求められることになった。