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「3年に1度」ではもはや追い付かない!?業界・現場で湧き上がる改定サイクル見直し

介護施設が直面する経営の危機を背景に、介護報酬改定の柔軟化が求められる中、国による抜本的改革の必要性が議論されています。

介護現場を疲弊させるローカルルール 問われる負担軽減と公平性の担保【村上久美子】

《 UAゼンセン日本介護クラフトユニオン・村上久美子副会長 》 介護保険は全国共通の制度だ。各サービスの報酬や運営基準は国が定め、事業者はそれに基づいて事業所を運営している。【村上久美子】 しかし現場では、自治体によってルールの解釈や確認方法、…

基本報酬のアップ率だけに目を奪われない。 ひっそり増え行く現場負担との均衡に注意

2027年度の介護報酬改定に向けた議論が本格化。基本報酬の引き上げと現場負担増のバランスを探る。

ケアマネ等の安全確保の基本は多機関連携。 「現場を孤立させない」を施策の柱に

埼玉県川口市でのケアマネ殺害事件を受け、訪問従事者の安全確保策への注目が高まっています。カスハラ防止法が施行される中、地域全体での協力によるハラスメント対策が求められます。

ケアマネ殺害の悲劇を繰り返さないために すべての専門職を守る包括的な安全対策の検討を 【柴口里則】

《 日本介護支援専門員協会・柴口里則会長 》 6月1日、埼玉県川口市で利用者宅を訪問したケアマネジャーが殺害される極めて痛ましい事件が発生しました。お亡くなりになられた方に深く哀悼の意を表しますとともに、ご遺族や関係者の方々に心よりお悔やみを申…

登録施設介護支援の衝撃 ケアプラン全面有料化への“呼び水”にしてはいけない 【結城康博】

《 淑徳大学総合福祉学部 結城康博教授 》 6月19日に国会で、改正介護保険法や改正社会福祉法などが成立した。これで今後の制度改正の動きが本格化していくであろう。【結城康博】 特に注目したいのは、住宅型有料老人ホームの入居者を対象とするケアマネジ…

改正介護保険法などが成立 今後の施行スケジュールと介護事業者が今から準備すべきこと【小濱道博】

《 小濱介護経営事務所|小濱道博代表 》 社会福祉法や介護保険法などの一部を改正する法律が、6月19日に国会で成立し、同月25日に公布された。この「成立」「公布」、または「施行」はそれぞれ意味が異なるため、まずは整理しておきたい。【小濱道博】 成立…

川口市ケアマネ殺害の重い教訓 居宅介護支援の加算新設やルール弾力化を急げ【田中紘太】

《 株式会社マロー・サウンズ・カンパニー|田中紘太代表 》 6月1日に埼玉県川口市で、ケアマネジャーの女性が利用者宅で殺害されるという極めて痛ましい事件が起きました。【田中紘太】 この凶行は、地域で介護の最前線に携わる全ての関係者に強烈なショッ…

基本報酬+処遇改善のダブル引上げは? 資源縮小が懸念される居宅支援改定の行方

2027年度改定に向け居宅介護支援事業所の減少問題を討議。基本報酬見直しと医療連携強化の可能性を探る。

特定地域サービス等の議論の進め方に疑問。 基準緩和等の検討はなぜ後回しなのか?

新しい介護保険法の改正に伴い、特定地域サービスが導入されます。人口減少などの地域に向けた新たな制度の動向を詳しく解説。

介護現場に決定的なダメージとなりかねず? 「地域区分」改定にこれまで以上の注視を

2027年度改定で地域区分が見直される介護事業。経営への影響や地域ごとの変動、そして自治体の動向について探る。

改正介護保険法等に27の付帯決議。 法的拘束力はなくても「活かせる道」が…

改正介護保険法の成立で注目の27の付帯決議が示された。現場の負担軽減と財政支援の重要性が浮き彫りに。

「算定率の低い加算」に付きまとう、 国の理念と現場の実情とのギャップ

介護報酬改定の焦点「加算の整理」。現場の負担軽減と利用者の分かりやすさが求められる中、低算定率の加算をどのように見直すかが議論されています。

近年の介護報酬改定で論点化しやすい、 診療報酬との「整合性」というテーマ

2027年度の介護報酬改定を前に、診療報酬との整合性が重要視されています。訪問看護や介護の現場で直面する課題に対して、どのような対応策が考えられるのでしょうか。

加算によるインセンティブだけでは限界が⁉ 生産性向上に向けた報酬体系に必要なこと

2026年度に向けた介護現場の生産性向上への取り組みを厚労省が推進、セミナー開催を告知。今回の普及加速化事業の成否が生産性向上の議論を左右します。

登録施設介護支援は「低単価」か 国会審議から浮かぶ報酬改定の行方【天野尊明】

《 介護人材政策研究会・天野尊明代表理事 》 報じられている通り、今国会で審議されている「社会福祉法等の一部を改正する法律案」は衆議院を通過し、参議院での審議が始まりました。【天野尊明】 昨年末から敷かれていたレール この法案には、衆議院・厚生…

身寄りのない高齢者の支援、介護報酬の評価も必要 ケアマネの不可避の隙間業務に光を【壷内令子】

《 株式会社ウェルネス香川・壷内令子代表取締役 》 近年、身寄りのない高齢者への支援が地域の大きな課題となっています。【壷内令子】 政府も動き始めています。今年4月には、頼れる身寄りがいない高齢者らに対し、日常生活支援、入院・入所の手続き支援、…

閉塞する介護保険の突破口となるか⁉ 改めて問いたい、若年性認知症の人への支援

2027年度の介護報酬・基準改定に向け、若年性認知症の支援体制を探る。就労と介護の両立支援を通じて、介護保険の役割とその社会的価値が問われる。

ケアマネは本当に国家資格か? 名実ともに真の専門職として正当に評価されるために【結城康博】

《 淑徳大学総合福祉学部 結城康博教授 》 政府は4月22日に開催した「日本成長戦略会議」で、家事支援サービスの品質の向上と信頼性の確保に向けて新たな国家資格を創設する方針を打ち出した。【結城康博】 職業能力開発促進法の「技能検定」の職種に位置付…

「自己犠牲のケア」の終焉 まずは自分を大切に 幸せな職員が良いケアを生む【高瀬比左子】

《 NPO法人未来をつくるKaigoカフェ・高瀬比左子代表 》 「頑張り続けること」が当たり前になっていないか。 「本当は余裕がない日もあるけれど、現場では踏ん張ってしまうんです」「誰かが休めば大変になるので、自分が頑張るしかないと思ってしまう」 私が…

大チャンス到来! 中国の新たな介護保険制度が日本の介護事業者に問いかけること【小濱道博】

《 小濱介護経営事務所|小濱道博代表 》 壮大な規模の試み 今年3月、中国政府は新たな指針を発表し、2028年末を目標とした長期介護保険制度の全国展開を正式に決定した。【小濱道博】 年金や医療保険などに続く第6の社会保険として位置付けられるこの制度は…

埼玉の事件で募る現場ケアマネの「恐怖」。 国・自治体・業界が早急に命を守る対策を

深刻化する介護現場の夜勤問題。人員不足と過重労働がもたらすリスクを考察し、未来への施策を模索します。

管理者の兼務、約8割が「業務に支障」 形骸化する基準緩和の前提 介護職を疲弊から守れ【村上久美子】

《 UAゼンセン日本介護クラフトユニオン・村上久美子副会長 》 介護現場では、人材不足や小規模事業所の経営上の制約などを背景に、管理者が他の職務を兼務することは珍しくない。【村上久美子】 管理者には、事業所の運営管理、職員への指導・助言、法令遵…

国が「姥捨て山」を合法化する日 介護保険法改正案の恐るべき正体【和田誠】

《 認知症の人と家族の会・和田誠代表理事 》 今、私たちの老後の安心を根本から崩壊させかねない重大な法案が、国会でひっそりと審議されています。【和田誠】 それは、今年4月に閣議決定され、5月に衆議院を通過した「社会福祉法等の一部を改正する法律案…

今こそ「夜勤」負担の軽減を施策の軸に。 国の「従事者を守る」姿勢が問われている

深刻化する介護現場の夜勤問題。人員不足と過重労働がもたらすリスクを考察し、未来への施策を模索します。

介護現場の生産性向上、財務省が求める「意識改革」の誤解と本質 成否を分けるアプローチ【鎌田大啓】

《 株式会社TRAPE・鎌田大啓代表取締役 》 財務省は4月28日に開催した審議会(財政制度等審議会・財政制度分科会)で、介護現場が生産性向上に取り組むことの重要性を改めて強調しました。【鎌田大啓】 対応可能な利用者が増え、収益の向上につながり、その…

ケアマネジメントにおけるAI活用は、 本当に制度に組み込むことができるのか?

2027年度の介護保険法改正に向け、AIによる居宅介護支援の生産性向上が議論されています。ケアマネ業務の効率化を目指し、AI導入の可能性と課題を探ります。

保険外サービス活用の推進に向けた課題。 ケアマネのシャドウワーク解決との関連も

ケアマネのシャドウワーク軽減を目指し、厚労省が保険外サービス手引きを公表。地域資源の情報提供と自治体のサポートが鍵となる。

居宅ケアマネ初の処遇改善加算が6月実現 長年の悲願達成の裏で見えてきた「次なる目標」 【濵田和則】

《 日本介護支援専門員協会・濵田和則副会長 》 今年6月に、通常なら3年に1度のサイクルで実施される介護報酬の定期改定を待たずに、いわゆる「期中改定」が行われることになりました。【濵田和則】 この期中改定では、既存の「処遇改善加算」が拡充されます…

家事支援サービスの国家資格化で、 やはり気になる介護保険との関係

日本の政府は、家事支援サービスの国家資格化を2027年までに実施する計画を発表しました。この措置は介護離職の解消を目的にしており、訪問介護とどのように統合されるのかが注目されています。

新たな登録施設介護支援、基本報酬どう設定? 個人宅を支える居宅ケアマネが不利にならない環境整備を 【田中紘太】

《 株式会社マロー・サウンズ・カンパニー|田中紘太代表 》 国会では現在、住宅型有料老人ホームの入居者に特化したケアマネジメントの新たなサービス類型「登録施設介護支援」の創設を盛り込んだ、介護保険法などの改正案が審議されています。【田中紘太】…

「認知症の人と家族の会」が改正案に要望書。当事者団体が危惧していることは何か?

介護現場で増加するモラルハラスメント問題に対処するため、多職種間の連携強化と研修の重要性を考察。

医療介護連携の課題について ハラスメント対策にもう1つの視点を。 多職種連携での「モラハラ」について

介護現場で増加するモラルハラスメント問題に対処するため、多職種間の連携強化と研修の重要性を考察。

介護保険の利用者負担の引き上げは見送りか 医療の窓口負担増が優先されると予測 【結城康博】

《 淑徳大学総合福祉学部 結城康博教授 》 これから介護保険制度はどう改正されるのか。その注目点の一つとして、2割の利用者負担を求める対象者の拡大がある。【結城康博】 厚生労働省は昨年末の審議会(社会保障審議会・介護保険部会)で、2割負担の対象拡…

財務省が企図する、ケアマネへの 新たなインセンティブに注意が必要

2026年度の財政制度分科会がスタート。注目点はケアマネジメントの利用者負担と報酬構造改革で、住宅型有料老人ホームへの1割負担導入が焦点に。

LIFE未対応が固定化されつつある恐れ。 「事業者の努力不足」で片づけていいのか?

LIFEシステムの運営が厚労省から国保中央会に移行。この変化と介護業界の現状、未来を探る。効率化が進む一方で、現場の課題は未解決のまま。

派遣職員等にも処遇改善は確実に届くか? 介護予防の委託料上乗せの反映はどうか?

派遣職員や委託業務者への処遇改善加算が、どのように適用されるのか。その仕組みと実務ポイントを解説する最新記事。

介護は「利益率が高い」の衝撃 大誤解を生むデータの歪みと報酬改定の行方 【小濱道博】

《 小濱介護経営事務所|小濱道博代表 》 4月末に開催された財務省の審議会で、介護サービスは相対的に「利益率が高い」との認識が示された。財務省は特に、訪問介護や居宅介護支援などの利益率が他産業と比較して高いと説明し、「報酬の適正化が必要」と厳…

「誓約でOK」が目立つ処遇改善。 2027年度明けに危惧されること

2026年度予算成立に伴い、処遇改善加算の臨時改定が開始。新たな要件に基づく加算制度の詳細とその影響について解説します。

物価上昇に加え社会保障の各動向も影響大⁉ 2割負担拡大を安易に進めることの危険度

2027年度に向けて進行中の介護保険見直し。年金収入や所得が一定額以上の高齢者に対しての負担が2割へ拡大する案が議論されていますが、物価上昇による生活費の圧迫も問題視されています。

ケアマネの被災地支援の多くは使命感から。 個人の意識に頼る限界をカバーするために

東日本大震災から15年、ケアマネの支援体制整備の重要性を考える記事。支援者の高い倫理観が被災者のQOL回復にどう貢献できるかを探ります。

使命感の時代の終焉 広がる苦渋の利用者選別 介護職を守れない経営は行き詰まる 【結城康博】

《 淑徳大学総合福祉学部 結城康博教授 》 6月に介護報酬の臨時改定が実施される。今回も「処遇改善加算」が拡充されるが、介護職の賃金はわずかに1万円から1.9万円しか上がらない。政府は最大で「1.9万円の賃上げ」と謳うが、そのうち0.2万円は事業者の定期…

住宅型ホームの登録制と新たな相談支援類型の意義 “住まいのケアマネジメント”を制度として整える重要性 【小林広美】

《 日本介護支援専門員協会・小林広美副会長 》 次の介護保険制度の改正をめぐっては、これから2040年に向けた人口構造の変化を見据え、介護の仕組みをどのように整えていくかが議論されています。政府は今月3日に改正法案を閣議決定し、国会へ提出しました…

包括と居宅の役割はどう変わる? 制度改正の行方と相談支援体制の今後の課題 【石山麗子】

《 国際医療福祉大学大学院・石山麗子教授 》 今後の地域の相談支援体制はどうあるべきか。国はこれまで、検討会や審議会(社会保障審議会・介護保険部会)などを通じて議論を重ねてきました。【石山麗子】 その中で、地域包括支援センターと居宅介護支援事…

ケアマネのシャドウワーク問題の行方。 改正法案から課題解決の糸口は見えるか?

2027年度に向けた介護保険法改正案における"シャドウワーク"の軽減策を詳解。地域ケア会議の活用や社会福祉法の見直しによる、頼れる身寄りがない高齢者への支援策を検討します。

手取りを増やす政策の功罪 介護保険料は「負担」ではなく「含み給与」 【高野龍昭】

《 東洋大学 高野龍昭教授 》 1. はじめに 近年、いくつかの国政政党が「現役世代の負担軽減」や「手取りを増やす」ためとして、介護保険料などの社会保険料を抑制する公約や政策方針を示しています。【高野龍昭】 そうしたなか、今年度の介護保険の第2号保…

ケアマネの献身への依存は限界 シャドウワークをどう減らすか、より問われるべきこと 【和田誠】

《 認知症の人と家族の会・和田誠代表理事 》 介護保険はだれのためのものか。制度創設から四半世紀が過ぎ、改めてこの問いが突きつけられているように感じています。【和田誠】 昨年来、介護保険制度の見直しを議論する審議会(社会保障審議会介護保険部会…

登録型有料での新たな相談支援類型。 条文から見える「足りない部分」とは?

2027年度から施行される介護保険法改正案が注目。登録施設介護支援類型とその課題とは?

ケアマネの処遇改善加算、6月からついに創設へ 2.1%に秘めた国の本音と施策の行方【田中紘太】

《 株式会社マロー・サウンズ・カンパニー|田中紘太代表 》 今月7日、国会で今年度の予算が成立しました。6月の介護報酬の臨時改定も予定通りに実施されます。私たちケアマネジャーにとって最大のトピックは、これまで長らく対象外とされてきた居宅介護支援…

ケアプー導入率28% 賃上げの要件化で急上昇 厚労省、今後は「さらに上昇」=衆院厚労委

《 衆議院・厚生労働委員会|2026年4月撮影 》 在宅の介護サービス事業所で「ケアプランデータ連携システム」の導入が加速している。【Joint編集部】 以前は普及が進まなかったが、状況は大きく変わった。昨年度の補正予算の補助金や今年度の介護報酬の臨時…