介護給付費不正受給 事業所を行政処分【宮城県】

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宮城県仙台市は2022年1月6日、虚偽の申告を行い介護給付費を不正に受給したとして、仙台市泉区の「合同会社FOR SMILING」が運営する障害福祉サービス事業所「ヘルパーステーションKOKUA」について、事業者の指定を取り消す行政処分を発表した。

この事業所では、2020年度に利用者が旅行した際同行した従業員が行った計26回の身体介護などについて、本来居宅外サービスのため介護給付費は申請できないにも関わらず、居宅でのサービスと虚偽の申告をして、給付費を不正受給していた。また、提供記録のない同行援護サービスについても不正に申請し、合わせて約7万円を受給。虚偽の記録作成には会社代表が自ら関わり、従業員にも虚偽の記録をつけるよう指示していたという。

このため市は、この事業所に対して2022年2月28日付けで指定を取り消す行政処分を発表。加算金を含めた約9万8000円の返還を求めている。

また市は、KOKUAと同じ系列の共同活援助事業所「ポノポノ」について、個別支援計画の作成を怠ったとして改善を命令。2月28日までに改善がみられなければ、指定の取り消しを検討するとしている。この「ポノポノ」でも、2018年度までの5年間で約670万円の不正受給が発覚しており、市は改善を勧告していた。