入所者を暴行か 元職員を再逮捕【奈良県】

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奈良県奈良市の特別養護老人ホーム「大倭安宿苑・長曽根寮」で、90代の入所女性に対して暴行したとして、この施設の元職員、赤尾健容疑者(51)が傷害の疑いで再逮捕された。赤尾容疑者は、別の入所者に対しての傷害容疑でも2022年3月に逮捕されていて、警察ではさらに調べを進めている。

再逮捕されたのは、元介護施設職員の赤尾健容疑者。赤尾容疑者は2022年3月、勤務していた奈良市の特別養護老人ホーム「長曽根寮」で、92歳の入所女性に対し顔に全治1週間の打撲を負わせた傷害の疑いが持たれている。

赤尾容疑者は、2022年3月に別の95歳の入所者にも暴行したとして傷害の疑いで逮捕されており、その際は「介護中に暴れるので腹が立った。暴力をふるいけがをさせてしまった」と容疑を一部認めていたが、他の入所者への暴行については否定していた。

警察によると、今回の逮捕について赤尾容疑者は「やっていない」と容疑を否認しているという。警察ではさらに捜査を進めることにしている。