加藤厚労相、認知症の新治療薬「レカネマブ」に期待 「共生と予防に資する」

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《加藤勝信厚労相(2022年12月撮影)》

加藤勝信厚生労働相は17日の閣議後記者会見で、製薬大手エーザイが米バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー病の新薬「レカネマブ」について期待感を示した。【Joint編集部】

有効な新薬が実用化されれば、認知症の人が尊厳を持って生きる「共生」や認知症になるのを遅らせる、または進行を緩やかにする「予防」につながると語った。

エーザイは今月16日に、「レカネマブ」の製造販売の承認を厚労省へ申請したと発表した。

この新たな治療薬は、アルツハイマー病の発症に関わるとされる脳内たんぱく質「アミロイドβ」を減少させることにより、症状悪化の抑制が可能とされている。アメリカでは6日に食品医薬品局(FDA)から迅速承認を受けた。

加藤厚労相は会見で、「今後はPMDA(医薬品医療機器総合機構)において有効性・安全性などの審査を適切かつ迅速に行っていく」と説明。「アルツハイマー病の進行を止めたり遅らせたりする治療薬とのこと。こうしたものが実用化されれば、『共生』と『予防』の推進にも資すると期待している」と述べた。