
忙しいケアマネジャーのみなさん、支援経過の記録でこんな悩みはありませんか?
訪問や面談の合間に取ったメモを見ながら記録を書いているうちに、観察した事実と推測・対応策が混ざってしまう…そんな経験、誰しもありますよね。
本記事では、ドットコムAIを活用し、OIA(観察→解釈→対応策)のフレームで情報をスッキリ整理し自動整形する方法をご紹介します。完成例やコピペで使えるテンプレート付きで、今日から効率的に"わかりやすい"記録作成が可能です。
「AIで整理すると、こんなに分かりやすいのか!」――その驚きを、ぜひ体感してください。
- 支援経過記録は混ざりやすいからこそ「切り分け」が効く
- AIが整理した“完成形”サンプル
- 思考の整理をAIで――OIAに沿った自動構造化
- 考えるより試してみよう:OIAで記録が変わる第一歩
- OIAで記録がラクに、わかりやすく
支援経過記録は混ざりやすいからこそ「切り分け」が効く
支援経過記録(居宅サービス計画書 第5表)には、利用者やご家族の意向や満足度、目標の達成度、事業者との調整内容、居宅サービス計画の変更の必要性など、さまざまな情報をまとめる必要があります。
そのため、訪問時のメモなどを書き起こしているうちに、事実と自分の見立て、次の対応策が混ざってしまうことも少なくありません。客観性や一貫性も求められるので、整理のむずかしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、まず「事実」「解釈」「対応策」に分けて整理してみることから。たったこれだけで、記録の流れがぐっと整い、読み手にも伝わりやすくなります。
この記事では、誰でもこの書き分けを実現できるOIAフレームワークをもとに、AIを使って整理をスムーズに進める方法をご紹介します。
OIAの定義
O(Observation ) = 観察
I(Interpretation) = 解釈
A(Apply) = 対応策
OIAは、観察(O)→解釈(I)→対応策(A)の順に整理して書くための小さな設計図です。事実・見立て・次の一手が混ざらず、読んだ人がすぐ動ける記録になります。
ドットコムAIでOIA整理を効率化
情報整理の方法がわかっても、実際の記録作業はやっぱり大変ですよね。
さらに、担当しているケースだからこそ、客観的に状況を判断したり、対応策を考えるのが難しいこともあるかと思います。
そんなときにこそ活用していただきたいのが、ドットコムAIです。
観察した事実を入力するだけで、解釈や対応策の候補まで自動で構造化して提示してくれます。
これにより、OIAに沿ってわかりやすく情報を整理するだけでなく、支援の視野を広げ、効率よく支援経過記録に記載することが可能になります。
AIが整理した“完成形”サンプル
では早速、ドットコムAIが入力内容をOIAフレームワークで整理した例を見てみましょう。
入力テキスト:
・夜間にトイレまで手すりを使わずに歩行している
・起立時にふらつきが見られる(3回中2回確認)
・スリッパを履いて移動している
・廊下の段差(2cm)でつまずいた(過去1週間で2回)
【O:観察】
夜間、トイレまでの移動時に手すりを使用せず歩行している。
起立時にふらつきが3回中2回確認された。
室内移動時にスリッパを着用している。
廊下の約2cmの段差で過去1週間のうち2回つまずいた。
【I:解釈】
手すりを使用しない歩行が継続しているため、夜間の転倒リスクが高い。
(夜間の薄暗い環境下で支えを使用せず歩くことによる不安定性から)
起立時にふらつきが頻回にみられるため、起立性低血圧または下肢筋力低下の可能性がある。
(立ち上がり動作2/3回でふらつきがみられたため)
スリッパ歩行により足元の安定性が低下し、段差につまずく要因になっている。
(滑りやすい履物と段差2cmでのつまずき発生が関連)
【A:対応策】
【初回アクション】
介護職員が夜間移動を付き添い観察し、手すり使用を促す(本日より実施)。観察記録に使用有無を記載。
手すり位置・高さ・照度を再確認し、必要に応じて夜間足元灯を設置する(今週中に環境担当者が確認)。
起立時のふらつきについて、起立性低血圧の有無を看護職が血圧測定により確認(次回訪問時実施)。
スリッパから踵付きノンスリップシューズへの変更を家族と検討(今週中に介護支援専門員より提案)。
廊下段差でのつまずきについて、転倒リスク評価を再実施し、必要時は弾性テープやスロープ設置を検討(候補A:福祉用具担当に依頼、候補B:施設管理者判断)。
【一行要約】
夜間の手すり不使用やスリッパ歩行により転倒リスクが上昇しており、環境調整と行動支援で安全確保を図る。
【次回の観察項目】
手すり使用状況(特に夜間)
起立時のふらつきの頻度
履物の変更有無と段差での歩行安定性
照度・手すり位置など環境調整後の変化
参考:介護記録・観察の具体的記載方法と実践例
いかがでしょうか?情報がここまで整理されれば、支援経過記録にアセスメントやモニタリングの内容を整理した形で転記できるので、書き直しの手間が大幅に減りそうなイメージが湧きますね。
思考の整理をAIで――OIAに沿った自動構造化
完成イメージが分かったところで、次は、混在した現場メモがどのようにOIAへ整理され、支援経過記録へ反映されるかを確認してみましょう。

入力→整形→記録反映の流れ
事実や推測、解釈が混ざった情報でも大丈夫。 AIが O(観察)・I(解釈)・A(対応) に自動で整理し並べ替えます。
コツ:聞き取った事実を正確に入れるほど、出力は的確になります。
注意:対象者ごとに新しいチャットで開始がベスト。
前提:この入力は新規ケースとして扱います。前のやり取りや別の対象者の情報は参照しません。
1. 観察を入力
面接・訪問で得た事実を中心に短文で。推察や対応策が混ざっていても可。
例)夜間にふらつき2回(直近1週間)/廊下の段差で週2回つまずく/屋内は杖を使用
2. AIに送信
O→I→Aに自動整形。Iは根拠をひとこと、Aは誰・何を・いつまでに・確認方法を入れられる範囲で添えます。足りない所は最後にひと目チェックで追記。
3. 支援経過記録に反映
出力を貼付/転記し、表現・数値・初回アクションを確認して保存。必要な微修正のみ加える。
ここまでで、AIがどのように整理してくれるかの全体像が見えました。次は、実際にAIの情報の整理を体感してみましょう。
考えるより試してみよう:OIAで記録が変わる第一歩
便利なことは分かっていても、最初の壁になるのは「始める手間」ですよね。そこで今回は、ちょっとした準備で「使いたいときにすぐ使える工夫」をご紹介します。
それが、こちらのテンプレートです。よく使うPCの付箋やスマホのメモに貼っておけば、思いついた観察やメモをそのまま貼り付けてすぐ実行できます。
【便利ツール】コピペで使える「思考のトリガー」
このテンプレートは、支援経過記録に書きたいけれど、まだまとまっていないメモを貼るだけで、AIが自動的に情報を整理してくれる仕組みです。あらかじめ、AIに「どんなふうに整理してほしいか」を伝える依頼文(プロンプト)が組み込まれているため、特別な操作は不要です。
メモの形式は自由。観察だけでも、ごちゃまぜのメモでも、そのまま貼ってドットコムAIに依頼すれば、一瞬で整理された記録に変わります。
テンプレートの使い方
- コピーしたら、そのままメモ帳や付箋(ワードやエクセルでもOK)に「貼り付け」します。
- 貼り付けすると、フレームワーク用のプロンプトが現れるので、プロンプト上部の(ここに現場メモをそのまま貼り付け)の部分に、自分のメモを貼り付けたり、書き込んでみます。整理されていない「ごちゃまぜの状態」でOK!
- あとは、自分のメモを張り付けたプロンプト全体を選択してコピーして、ドットコムAIに送るだけ!

小さな一歩が、記録の精度と共有のしやすさを大きく変えます。
テンプレートは、パソコンの「付箋」機能を使うともっと手軽に活用できます
「付箋」とは、Windows に標準搭載されているメモアプリで、画面上に小さなメモを貼っておける便利な機能です。
よく使うテンプレートを貼っておけば、思いついたときにすぐ開いてAIに送るだけでOK。記録の時短にもつながります。
OIAで記録がラクに、わかりやすく
記録ってどうしても曖昧になったり、あとから読み返すと分かりにくくなったりしがちです。
でもOIAの流れにそって整理すれば、自然と「観察 → 解釈 → 対応策」が見えてきます。
ドットコムAIなら、その整理を自動で手助けしてくれるので、迷わず記録を書き進められます。
モニタリングやアセスメントの情報を整理する時に取り入れるだけで、毎日の記録がぐっとラクに、分かりやすくなりますよ。
「質の高いプロンプトを作るコツ」についての記事もぜひご覧ください!