三重県四日市市で、介護付き高齢者マンションの入居者のキャッシュカードを無断で持ち出し不正に現金を引き出していたとして、このマンションで勤務していた介護士の栗原貫容疑者(31)が窃盗の疑いで逮捕された。調べに対し、栗原容疑者は容疑を認めているという。
逮捕されたのは、松阪市の介護士、栗原貫容疑者。警察によると、栗原容疑者は2021年8月、勤務していた介護付き高齢者マンションで、このマンションの87歳の入居女性が持っていたキャッシュカードを無断で持ち出してATMで現金10万円を不正に引き出したとして、窃盗の疑いが持たれている。
被害女性の家族が、2021年9月に通帳を記帳した際、不審な引き出し記録に気づいて事件が明らかになった。
警察の調べに対し、栗原容疑者は容疑を認めているという。女性の口座からはこれまでに現金合わせて約100万円が引き出されており、警察は余罪についてもさらに調べを進める方針だという。