岡山県倉敷市は2021年12月、市内のクループホームで虚偽の申請を行い介護給付費およそ1500万円を不正に受給していたとして、この施設の運営会社、ウェルフェアコーポレーションに対し、新規入居者を6カ月受け入れ停止とする行政処分を行った。
行政処分を受けたのは、倉敷市黒崎のウェルフェアコーポレーション。倉敷市のよると、この会社が運営する倉敷市黒崎にあるグループホーム泰山荘で2020年7月、本来はケアマネージャーの休職や退職で介護給付費が30%減額になるにもかかわらず満額を請求するなどし、およそ1500万円を不正に受給していたという。
市への通報があり発覚。このため市は、この運営会社に対し入居者の新規受け入れを2022年1月1日から6カ月間停止とする行政処分を発表するとともに、加算金も含めたおよそ2100万円の返還を求めている。