介護施設のクラスター急増 第5波ピーク超える 直近1週間で52件

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厚生労働省は19日、全国の高齢者施設でこれまでに発生した新型コロナウイルスのクラスターの件数を公表した。【Joint編集部】

17日0時までの直近1週間で52件。オミクロン株の猛威による全国的な感染の急拡大を受けて、前週から大幅に増加した。昨夏の第5波のピークを上回る規模。50件台に至るのは昨年5月末以来で、およそ8ヵ月(33週)ぶりとなる。

【高齢者施設】直近の週毎クラスター発生件数

オミクロン株の感染力の強さが改めて浮き彫りになった。介護現場は引き続き感染防止策の徹底に努めているが、クラスターを防ぎ切ることはなかなか難しいのが実情だ。

重症化する高齢者が増えてしまうことに加えて、サービス提供体制が深刻な打撃を受けることも懸念される。感染者、濃厚接触者と判定され、やむを得ず一時的に離脱する介護職が続出する可能性があるためだ。介護事業者からは、「既にサービス提供がままならないケースも生じている」との声があがっており、政府には支援策の強化が求められている。