
静岡県焼津市の介護施設で、入所者が預けた現金を盗んだとして、この施設にアルバイトとして出入りしていた別の施設の介護職員の男が逮捕された。男の認否は明らかにされておらず、警察は詳しい経緯などを調べている。
逮捕されたのは42歳の介護職員の男で、静岡県焼津市にある介護施設で現金およそ6万円を盗んだ疑いを持たれている。
男は被害にあった施設とは別の施設で働く介護職員で、この施設には清掃業務のアルバイトとして出入りしていた。
警察によると、盗まれた現金は、入所者が施設滞在中に使うために施設に預けたもので、一人分ずつ封筒に入れ、事務室にある机の鍵付きの引き出しの中に保管されていたという。
施設側が数人の封筒からお札だけなくなっていることに気づき、事件が発覚。
5日、警察に被害届を出した。
警察は男の認否を明らかにしていない。
また、事件当時、現金を保管していた引き出しが施錠されていたかどうかなどは分かっておらず、警察では、事件の経緯や犯行の動機などについてさらに詳しく調べている。