マスク着用で熱中症リスク増、日医が注意喚起

イメージ画像

日本医師会 定例記者会見(6/29)《日本医師会》
梅雨明け後の猛烈な暑さが各地で続く中、熱中症になるリスクが高まっているとして、日本医師会は29日、ほかの人とほとんど会話をせず2メートル以上距離を確保できるなら、屋内でもマスクを外せるとの認識を示した。高温・多湿の環境の中でマスクを着用していると、熱中症のリスクがさらに高まるため、注意を呼び掛けている。

日医は同日、松本吉郎会長の就任後、初めての定例記者会見を開き、釜萢敏常任理事が梅雨明け後のマスク着用による熱中症のリスクの高まりについて注意を呼び掛けた。

国の基準では、屋外にいて、2メートル以上距離を確保できるなら、マスクを外すよう呼び掛けている。ほかの人と2メートル以上を確保できて会話をほとんどしないなら、屋内でもマスクの着用は不要としている。

釜萢氏は、高温・多湿の中でマスクを着けていると熱中症の発症リスクが高まることを指摘し「息を吐くことで体温を下げる効果があり、マスクを外した方がはるかに快適に過ごせる」と述べた。

その上で、国などとの合意形成をエビデンスに沿って進めながらマスクが不要な場面を少しずつ拡大させる考えを示した。