社会保障審議会 介護保険部会 匿名介護情報等の提供に関する専門委員会(第12回 6/12)《厚生労働省》
厚生労働省は介護保険総合データベースについて、11月に公表する第2回オープンデータから、匿名での要介護認定情報やLIFE(科学的介護情報システム)情報を追加する方針を示した。また集計区分の仕様も変更し、介護老人福祉施設や介護老人保健施設など、施設の類型別の集計も公表することとした。
厚労省が12日、匿名介護情報の提供方法について話し合う有識者会議で示した。介護保険総合データベースのオープンデータについては1月に第1回目の公表が行われ、会議では11月ごろに予定している2回目の公表形式について方針が示された。
それによると、政策・研究利用におけるニーズを踏まえた上で、▽介護老人福祉施設▽介護老人保健施設▽介護療養型医療施設▽地域密着型介護老人福祉施設▽介護医療院-といった施設類型別での公表を追加で行う。
また匿名LIFE情報についても、年度別に「性・年齢階級別」「サービス種類別」「市町村(事業所所在地)別」の集計を行って公表するとした。このほか、最小集計単位の原則についても確認された。