第1号被保険者、後期高齢者4年連続で上回る 介護保険事業状況報告

令和3年度 介護保険事業状況報告(年報)(8/30)《厚生労働省》

2021年度の介護保険の第1号被保険者のうち後期高齢者(75歳以上)が前期高齢者(65歳以上75歳未満)を4年連続で上回ったことが厚生労働省の調査で分かった。前年度末と比べて、後期高齢者は2.2%増、前期高齢者は1.8%減だった。

同省が8月30日に公表した「令和3年度介護保険事業状況報告(年報)」によると、21年度末の第1号被保険者(65歳以上)は3,589万人で、介護保険制度が始まって以来最も多くなった。

そのうち前期高齢者は1,715万人、後期高齢者は1,873万人。割合ではそれぞれ47.8%、52.2%となり、18年度以降、後期高齢者の方が多い傾向となっている。

また要介護(要支援)認定者数は690万人で、前年度比で8万人(1.1%)増加(参照)。サービス受給者数(1カ月平均)については589万人で前の年度より14万人(2.4%)増え、いずれも過去最多となった。

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