
ケアマネジャーとして、日々の業務に追われながらも「制度について確認したい」「誰かにさっと聞きたい」と感じることはありませんか?そんなちょっとした疑問にも、ドットコムAIがすぐに答えます。
この記事では、ドットコムAIとはどんなときに役立つのか、他のユーザーがどのように利用しているかをご紹介していきます。そして初めてでも安心して使っていただけるよう、具体的な使い方や注意点を詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
記事の最後では、ケアプラン作成に役立つ「ケアプラン作成支援プロンプトシート」を無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
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「今さら聞けない」悩みに応えるケアマネ専用AI
「こんな初歩的なこと、聞いていいのかな?」「的外れな質問だったら恥ずかしい…」
業務で湧く疑問や確認したいことは多いものの、気軽に聞ける相手がいないと感じることも少なくありません。
ドットコムAIは、そうした“聞きづらい悩み”に応えるAIチャットツールです。
検索だけでは補えない、業務に寄り添うAIの機能と特長
ドットコムAIは、24時間365日いつでも利用可能です。主な特長は以下の3点です。
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匿名・非公開・即時応答:周囲を気にせず気軽に相談でき、検索のように大量の情報から答えを探す手間もありません。
- ケアマネドットコム上の情報を学習:ケアマネドットコムに掲載された1万件以上のQ&Aや記事を学習しており、ケアマネジャーの現場に特化した回答が期待できます。
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意図を汲み取り文章作成:背景や目的といった文脈、また会話のキャッチボール2回分を踏まえて答えることができます。また、議事録やメールといった文章作成も得意で、伝えたいことを最適な文章に整えるサポートをします。
このように、単なる検索では得られない実務に即した回答や文章の下地まで提供できる点が、現場の新たな選択肢として注目されています。
利用実績も続々──累計2,000人超が活用中
2023年11月のリリース以降、ドットコムAIは累計2,280人以上のケアマネジャーに利用されてきました。
2025年6月時点での累計利用回数は27,700回を超えており、多くの現場で「ちょっと確認したい」に応えるツールとして定着しつつあります。
平日を中心に、実務の中で活用されている

平日はもちろん、土日にも一定の利用があることから、「残っている疑問を解決しよう」「気になっていたことを調べてみよう」など、業務時間外でも必要に応じて活用されていることがわかります。
昼休み前後・夕方にもアクセスが集中

時間帯別のデータを見ると、利用は午前9時から17時にかけて安定して多く、特に11〜14時台にピークを迎えています。一方で、早朝6時台からの利用も見られ、夜間は20時台まで一定数のアクセスがあることから、「始業前」や「業務後」の自己学習・準備にも使われている様子が読み取れます。
このように、ドットコムAIは忙しい業務や現場のリズムに沿った活用ができるため、時間や場所を選ばずに相談できる利便性が評価されています。
実際に使ったユーザーの声
2025年1月に実施したドットコムAIについてのアンケートには、実際に利用したユーザーから以下のような声が寄せられました。
・あちこち検索しなくても、知りたい情報をすぐ解説してくれた。
・とても丁寧に教えてくれます。
・回答が早いことと、ある程度まとまって短い回答であること、また次の質問の想定が理にかなっていることです。
・様々なパターンで答えが出てくるので、参考になった。
・回答とともに、ケアマネドットコム内の情報も出てくるのが、より学べてよかったです。
・ケアプラン作成時の参考になる、見落としている部分も提示してくれるので参考になる。
・人に聞くと、意見がまちまちで困ることも多かったです。 事業所の先輩方は忙しいので、まずドットコムAIに確認していました。 質問に答えられませんとの回答の場合もありましたが、7割以上は疑問が解消できました
・上記が掲載されているHPなどがすぐにでてきたので助かりました。
回答の早さや、複数のアイデアの提示、紐づいた情報の提供などが役に立ったという声が多くみられました。それでは実際に、どのような質問がされているのか見てみましょう。
多い質問の傾向
| 質問が多い順 | 質問から抽出したカテゴリ |
|---|---|
| 1位 | ケアマネジメントプロセスについて |
| 2位 | 運営基準・解釈通知・QAに関すること |
| 3位 | 相談援助・対策案など |
| 4位 | 知識・解説 |
| 5位 | ケアプラン文例、アイディア |
(2025年4月~6月にドットコムAIへの質問から集計)
ユーザーの多くがケアマネジャーであるため、ケアマネジメントの現場に即した質問が上位を占めています。また「情報の確認」だけでなく、「伝え方」「文書化」など、日々の業務で手が止まりがちな部分を補うツールとしても活用されています。
では実際には、ドットコムAIはどのような回答を返してくれるのか、次の例をご紹介します。
訪問看護のリハビリと通所リハビリを併用する場合、主治医にはどのように意見を求めればいいですか?
訪問看護のリハビリと通所リハビリを併用する場合は、まず利用者の抱えている課題や目標を明確にし、それぞれのリハビリの役割や目的が異なることを整理して主治医に説明するとよいでしょう。具体的には、
- 利用者の現状やリハビリの必要性を伝える。
- 通所リハビリと訪問看護リハビリのそれぞれがどのような効果を期待しているか、目的の違いを説明する。
- 併用することで相乗効果が見込めるか、または利用者の生活環境や状態に応じた適切なリハビリ計画となっているかを相談する。
- 主治医からの指示や意見を求め、必要に応じて指示書の作成を依頼する。
このように、利用者の状態や目標に基づいた合理的な理由を示し、主治医と連携を図ることが重要です。

例で示したような専門性の高い質問に回答できるだけではありません。
「職場の人間関係で悩んでいます。気持ちよく働くコツを教えてください」
「モヤモヤすることがありました。話をきいてくれますか」
など、ケアマネジャーの内面の悩みを質問してみることもできます。ドットコムAIとの対話は、客観的な視点で思考を整理することにも役立ちます。ぜひ、お試しください。
ドットコムAIを実際に使ってみよう!
ドットコムAIは、ログイン不要、アプリインストール不要で、ケアマネドットコムのサイトからいつでも利用ができます。忙しい業務の合間でも、「確認したい」と思ったタイミングですぐに使えるのが魅力です。
使い方はとってもシンプル!
-
ドットコムAIのページにアクセス
-
質問を入力して送信
→ 制度のこと、文案のこと、わからないことを文章で入力
-
返ってきた回答を参考にする
業務の合間にパッと使えるので、「あれってどうだったかな?」という場面で役立ちます。
無料で使えるケアプラン作成支援プロンプトシート
ドットコムAIへの質問や対話に慣れてきたら、より実践的な活用にステップアップしてみましょう!今回は、AIの活用が初めての方でも安心して使える【ケアプラン作成プロンプトシート】をご用意しました。
プロンプトとは、AIに対して行う指示や質問のことです。AIに「何を生成してほしいか」を伝えるための重要な手段であり、プロンプトの質がAIの出力結果に大きく影響します。
【ケアプラン作成プロンプトシート】は、コツを知らない人でも、項目に沿って記入するだけで、質の高い質問文(プロンプト)が簡単に自動で出来上がります!
できたプロンプトでドットコムAIに質問してみると、個別性の高いケアプラン第2表の文案ができあがります。
\60秒でわかるプロンプトシート/
STEP2. プラン作成に必要な質問に答える
STEP3. 自動生成されたプロンプトをコピーして、ドットコムAIに貼り付けるだけ!
※氏名や住所など個人情報は入力しないようにお気を付けください。

「質の高いプロンプトを作るコツ」についての記事もぜひご覧ください!
注意点とまとめ
ドットコムAIは、ケアマネ業務を支援する有効なツールですが、使ううえで押さえておきたい注意点や前提があります。制度的な判断や個人情報の取り扱いなど、以下の点にご留意ください。
利用時の注意点と確認事項
■ 回答は「参考情報」
AIが返す情報は、制度・通知・実務経験を学習した内容に基づく参考情報です。最終的な判断は、必ず原典(通知・通達)や事業所内での確認に基づいて行ってください。
■ 最新情報とのタイムラグに注意
法改正や通知の更新タイミングによっては、内容に一部古い情報が含まれる可能性があります。AIの返答で知ったことをもとに、最新の根拠資料を確認する習慣が重要です。
■ 個人情報は入力しない
ドットコムAIは匿名で利用可能ですが、氏名・住所・電話番号などの個人情報、特定の事業所名などは入力しないようご注意ください。
まとめ
- いつでも・誰にも見られずに相談できるケアマネドットコムAI
- 「検索」ではなく「対話」で意図をくみ取ってくれるから、判断・説明・文章化の支援に最適
- 質問テンプレートも活用すれば、さらにスムーズに使い始められる
制度や運用が複雑化し、ケアマネに求められる知識と判断の精度は年々高まっています。
そんな中、ドットコムAIは、日々の「ちょっと確認したい」に応える実務ツールとして、現場を支える存在になりつつあります。
まずは気軽に試してみて、あなたの業務スタイルに合った活用法を見つけてください。