通所介護の費用額、初の減少 コロナ禍が影響 通所リハやショートも

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厚生労働省は2日、昨年度の介護給付費の実績を明らかにする最新の統計を公表した。【Joint編集部】

デイサービス(*)の費用額は、1兆6953億円だった前年度より21億円少ない1兆6932億円。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で利用者が減り、制度創設以来初めて減少に転じた。

* ここでは通所介護と地域密着型通所介護のみを指す。

予防給付も含めた介護保険全体の費用額は、10兆7783億円。前年度(10兆5095億円)から2688億円増加した。デイサービスの費用額が全体に占める割合は15.7%。

令和2年度介護給付費等実態統計の概況

この統計は、介護サービスの昨年5月審査分から今年4月審査分までの状況をまとめたもの。費用額は給付費や利用者負担などの合計を指す。

デイサービスの費用額をみると、通常規模以上の通所介護は前年度比で微増。小規模の地域密着型通所介護が21億円強の減少となった。年間の利用者数は、通所介護が前年度比でマイナス3.3%、地域密着型通所介護がマイナス4.3%となっている。

このほか、認知症デイや通所リハ、ショートステイなどの費用額も前年度比で減少していた。