介護施設のクラスター、依然として週100件超 直近2週間は横ばい 厚労省

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厚生労働省は11日、全国の高齢者施設でこれまでに発生した新型コロナウイルスのクラスターの件数を公表した。【北村俊輔】

今回は大型連休を挟んだため、直近2週分をまとめている。それによると、今月2日0時までの1週間では128件、9日0時までの1週間では130件。依然として週100件超の厳しい状況が続いている。

【高齢者施設】直近の週毎クラスター発生件数

新型コロナウイルス対策を助言する厚労省の専門家組織(アドバイザリーボード)は、11日に開催した会合で目下の感染状況について、「ゴールデンウイーク中は診療や検査数が少なくなっているため、正確に評価することは難しい」とした。

そのうえで、

◯ 全国の新規感染者数は直近1週間で10万人あたり約175人と減少が継続

◯ 地域別では首都圏を中心に大都市圏で減少が続き、それ以外の地域では増加と減少を繰り返している。沖縄県では横ばいの時期を挟みつつ増加が継続中

◯ 8日から10日の3日間では全国的に増加傾向がみられる

◯ 年代別では20代で増加がみられる一方、その他の年代で横ばい、減少が続いている

などと指摘。「GW中に人の動きが活発だったことや、BA.2系統へ概ね置き換わったことなどを踏まえ、今後の動向を注視する必要がある」と警戒を促した。