介護情報利活用ワーキンググループ、月内にも初会合 厚労省

厚生労働省

健康・医療・介護情報利活用検討会(第10回 8/31)《厚生労働省》

厚生労働省は、介護分野の情報の利活用について検討するためのワーキンググループ(WG)を新たに設置する。月内にも初会合を開催する予定。

会議体の正式名称は「介護情報利活用ワーキンググループ」で、健康・医療・介護情報利活用検討会の下部組織という位置付け。厚労省のデータヘルス改革に関する工程表に沿って検討を進める。

工程表には、利用者自身が介護情報を閲覧できる仕組みをつくり、2024年度以降に順次閲覧を開始すると明記。また、介護事業所などの間で介護情報の共有を可能にするため、24年度からシステム開発を行うとしている。

ただ、工程表に記載された事項を検討する上で、必要な情報の選定・標準化や、情報を閲覧・共有するための仕組みの整備といった課題がある。

これらを解決するため、厚労省は健康・医療・介護情報利活用検討会の下にWGを設置。介護団体の関係者や学識経験者などを交えて議論を深める。

【資料PDFダウンロード】
>>本体資料1 介護情報利活用ワーキンググループの設置について