
令和6年度介護報酬改定を踏まえた科学的介護情報システム(LIFE)の対応について(3/15付 事務連絡)《厚生労働省》
厚生労働省は、新たな「科学的介護情報システム」(LIFE)の一部の稼働を4月22日に始める。同日から7月末までは利用者情報とADL維持等情報に限り登録可能とする。8月1日から本格的に稼働させ、2024年度の介護報酬改定に対応した様式情報を登録できるようにする。
新システムへの移行は、画面表示を分かりやすくすることや、一部の機能を改善し利便性の向上を図ることが狙い。現行のLIFEは4月11日に稼働を停止する。同日から7月末までは入力されたデータの参照のみ可能とし、8月1日にサービスを終了する。
新たなLIFEを利用する介護施設や事業所は、4月22日から7月31日までに新システムの利用登録と移行作業を行わなければならない。その際は、国民健康保険団体連合会が提供する電子請求受付システム(介護)のID・パスワードや同システム上でのセキュリティ用メールアドレスの設定が必要となる。
初回に利用する場合は、▽電子請求受付システム(介護)のIDやパスワードを用いたログイン認証▽認証時に同システムで設定するセキュリティ用メールアドレスに送信されるワンタイムパスワードの認証-を行わなければならない。
また、現行のLIFEと新たなLIFEでは4月11日から21日まで、ADL様式情報の登録や24年度のADL維持等加算の算定機能を利用することができない。そのため厚労省は、ADL維持等加算を4月に算定する予定の介護事業者は同10日までに、現行のLIFEでの24年度のADL維持等加算の算定機能による評価対象者の利得計算を完了するよう求めている。
介護施設や事業所は4月11日から7月31日まで、利用者情報やADL維持等情報以外のデータを提出することができない。そのため、4-8月にLIFE関連の加算の算定を行う場合、8月1日から10月10日までの遡り入力期間に算定する加算の様式情報を提出することで可能となる。ただし、提出すべき情報を原則10月10日までに提出していなければ算定した当該加算について遡り過誤請求を行う必要がある。
24年度報酬改定後のLIFE登録様式は、8月1日の新システムの稼働後にシステム上に反映され、登録が可能となる。また、新システムが稼働した後は改定前のLIFE登録様式を用いた登録はできなくなる。
厚労省では、介護施設や事業所から提出されたデータを集計・分析し、10月ごろからフィードバックを行う予定。
関連資料
介護保険最新情報Vol.1227(令和6年度介護報酬改定を踏まえた科学的介護情報システム(LIFE)の対応について)
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[介護] LIFE関連加算 介護老人保健施設で77.7%が算定 厚労省調査
[介護] LIFE関連加算、24年度介護報酬改定で対象サービス拡大せず 厚労省