ケアプラン事例集:【グループホーム】外出を実現させ、毎日の生活を楽しく過ごせるように支援する - 認知症

アセスメント概要

 

事例タイトル 【グループホーム】外出を実現させ、毎日の生活を楽しく過ごせるように支援する - 認知症 -
事例提供理由
(検討したい内容等)
右大腿骨頚部骨折後に認知症も発症してしまい、車いす中心の生活を送るYさんにとって、グループホームでの生活が、自分らしく楽しく過ごせるように支援してきたが、今回、新人ケアマネとして新しいプランを立案した。
このプランに対してご指導、ご意見をいただきたいと考えた。
標準項目名
  1. Yさん、79歳、女性、独身
  2. 高校卒業後、縫製工場において定年まで勤務する。
    趣味は読書で、サスペンスものを好む。
    おとなしい性格。
    買い物や外出が好き。
    平成15年7月、右大腿骨頚部骨折で2ヶ月間入院し、その後、車いす生活となる。
    認知症はこの頃発症し、しばらくは在宅で生活するも、3年前に当ホームに入所する。
  3. 後期高齢者医療 厚生年金
  4. 認知症対応型共同生活介護入所中
1.利用者の基本情報
2.生活状況、生活歴
3.被保険者情報
4.現在のサービス
(およびケアの状況)
5.高齢障害者の日常生活自立度 Aランク 6.認知症高齢者の
日常生活自立度
II
7.主訴
本人:
外出が大好きで、外出を楽しみに待っている。
図書館に行きたい。
家族:
買い物が好きなので、連れて行って欲しい。
8.認定情報 要介護3
9.アセスメントの理由 外出、図書館へ行きたいとの希望を叶えるとともに、日常生活が健康で充実したものにするため、課題分析、プランの作成を新人として行った。
10.健康状態 認知症以外は良好。
11~23項目より
特記すべき項目
11、
ADL:車いすへの移乗は、手すりを利用し腰部を支えてあげれば可。
下衣の上げ下げは介助。
その他は、ほぼ自立。
15、
社会との関わり:本人は、図書館や買い物に出かけたいと思っている。
施設では月に1回、外出行事(外食・ピクニックなど)あり、2ヵ月に1回、いとこの面会あり。
19、
水分の摂取にはムラがある。
嗜好による影響で現れる。
まとめとプランまでのケアマネの動き おとなしい性格で、本を読み1人で過ごすことを好む方のように見えたが、話を聞く中で、買い物へ行ったり、図書館へ出かけ好きな本を選び借りてくる、ドライブが好き、というような思いを知ったので、ここから認知症予防を図りながら、日々の生活を楽しく充実したものとなるようにと考えた。
また看護師によるリハビリや、水分摂取などの医学的な管理も行っていく。

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