入所者全員のケアプラン偽造で行政処分 特別養護老人ホーム【新潟県】

イメージ画像新潟県長岡市にある特別養護老人ホームで入所者のケアプランを偽造していたなどとして、県と市はこの施設を運営する社会福祉法人に対して、新規入所者の受け入れ停止などの行政処分を行った。

これは県と市が去年10月に行った監査で分かったもので、入所者29人全員のケアプランが偽造され、その数は、過去2年間でのべ82件に上っていた。また、このうち21人についてはケアプランが作成されていない時期もあったという。

ケアプランを作成する際には、本来、入所者や家族から署名などで同意を得る必要があるが、施設ではこれを怠り、監査に合わせて職員が署名するなどして偽造していたとみられている。

さらに、入所者が自ら体を傷つけることがないよう身体を拘束する際にも、本来必要な家族の同意を取得した記録が残っていなかったほか、ナースコールを入所者の手の届かない位置に設置するなど、必要な介護ができていなかったことも明らかになった。

こうしたことから、新潟県と長岡市は、この施設を運営する「社会福祉法人あいあい」に対し、7月1日から6か月間、新規入所者の受け入れ停止と、介護報酬の上限3割減の行政処分を行った。