ケアプラン事例集:【居宅】複数サービス利用の方の連携の取り方 -チームケア-

アセスメント概要

 

事例タイトル 【居宅】複数サービス利用の方の連携の取り方 -チームケア-
事例提供理由
(検討したい内容等)
複数サービス利用の方のプランは、連携の取り方に留意して行っているが、今回始めての事業者も含んでおり、連携がうまくとれていないことに気付き、チームケア構築のために何が必要かを改めて考えるために提出した。
標準項目名
  1. 初回受付:○ヶ月前 氏名:B様 ○○歳  男性
  2. 3人兄弟の長男。
    1代で会社を起こしてビルを築いた。
    妻との間に5人の子供をもうけており、子供達は世帯を構えているが、近隣に居住している長女世帯と同居。
    妻は10年前に逝去している。
  3. 後期高齢者医療 3割
  4. 往診(居宅療養管理指導)隔週1回 ○○内科クリニック
    訪問看護 週3回 ○○訪問看護ステーション 全身状態管理 機能訓練
    訪問介護 週3回 全身保清及び陰部洗浄
    訪問入浴 週1回
    福祉用具貸与 特殊寝台及び付属品
1.利用者の基本情報
2.生活状況、生活歴
3.被保険者情報
4.現在のサービス
(およびケアの状況)
5.高齢障害者の日常生活自立度 C2 6.認知症高齢者の
日常生活自立度
IIIb
7.主訴
本人:
発語は無いが、テレビを眺めたりしている。
嬉しい時には涙を流すなど、状況を理解している様子だが、意思の疎通が困難。
家族:
家族のために頑張ってくれた大切な父です。
自宅で生活できるように、兄弟で力を合わせて介護をしていきたい。
8.認定情報 要介護5
9.アセスメントの理由 2年近くの入院生活から、在宅介護になり2ヶ月経過。
当初設定した短期目標設定期間満了。
及び、各事業者の役割確認のために、担当者会議開催に伴いアセスメントを実施。
10.健康状態 急性呼吸不全により、2008年入院。
翌年の一時外泊の際に呼吸困難となり、翌日には人工呼吸器となり、その後もケイレンなどを繰り返し胃瘻造設する。
退院調整を続け、2009年夏に人工呼吸器をつけたまま退院となる。
11~23項目より
特記すべき項目
左手のみ動かすことが出来るが、寝返りなども出来ず、移動は全介助である。
食事は、胃瘻からの経管栄養のみであり、経口摂取は一切ない。
踵に褥瘡ができかかっている。
排泄は、オムツにて全介助。
人工呼吸器利用。吸引機使用している。
声かけに対し開眼するが、発語もなく頷く事もないため、意思の疎通が困難。
ただし、娘達の言葉に涙を流すなど、こちらの話を理解している様子もある。
まとめとプランまでのケアマネの動き 1年以上の入院生活を過ごしてからの在宅生活開始となった。
人工呼吸器を使用したままのの状態での退院となったが、主介護者のみならず子供たちの結束が強く、介護体制を築いている。
子供達の介護スケジュールに合わせて、介護サービスの利用を調整してきたが、褥瘡ができかかっていることを、他の事業者が知らないなど、お互いの役割がきちんと構築されていなかったことをきっかけに、お互いの役割の再確認する。
本人に対する対応の再確認のためにプランを立案し、担当者会議を開催となった。

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