ケアプラン事例集:【居宅】本人認知症があるも要介護の妻を介護している -認知症、家族介護-

アセスメント概要

 

事例タイトル 【居宅】本人認知症があるも要介護の妻を介護している -認知症、家族介護-
事例提供理由
(検討したい内容等)
要介護3の妻と2人暮しで、妻の介護をご本人が行なっている。
ご本人の認知症が進行しており、判断力・理解力の低下が目立ち、ご本人と妻の2人暮しが不安な状態であり、いつまで在宅生活が継続できるのかを検討したい。
標準項目名
  1. 初回受付:6ヶ月前 氏名:B様 72歳 男性
  2. 要介護3の妻と2人暮し。
    長年2人で住んでいた○○町より、近隣からの苦情などがあり、5年前に次男の家の近所に引っ越している。
    次男と長男の協力あり。
  3. 国民健康保険・厚生年金
  4. 月1回 ○○病院 H医師
    訪問介護 朝・昼 毎日 ○○ヘルパーステーション
    服薬確認・食事作り・買い物
1.利用者の基本情報
2.生活状況、生活歴
3.被保険者情報
4.現在のサービス
(およびケアの状況)
5.高齢障害者の日常生活自立度 J2 6.認知症高齢者の
日常生活自立度
IIIa
7.主訴
本人:
何もかもするのが面倒になった。
家族:
本人が作ったローンがあるので、施設入所は難しい。
自宅で生活できるところまで頑張って欲しい。
8.認定情報 要介護2
9.アセスメントの理由 要介護3の妻と2人暮しで、妻の介護をご本人が行なっている。
ご本人の認知症が進行しており、判断力・理解力の低下が目立ち、ご本人と妻の2人暮しが不安な状態。
10.健康状態 2009年2月 アルツハイマー型認知症の診断を受ける
1998年 糖尿病・高血圧
11~23項目より
特記すべき項目
ADLは自立しており、身体的な面では問題なし。
アルツハイマー型認知症のため、記憶力低下・判断力・理解力低下が目立っている。
服薬管理ができない、食事の用意ができない、炊飯器や電子レンジを壊すなどの症状が見られる。
また、妻の介護を行なっているも、服の着せ方・脱がせ方がわからない、妻のオムツ交換ができないなどの様子もみられる。
まとめとプランまでのケアマネの動き 2007年2月頃より、妻の介護支援のため関わる。
その頃から、理解力の低下などの症状はみられていたが、ご本人は妻の介護を行なっていた。
双方、離れる機会を増やした方が良いが、ショートステイには本人の拒否が強い。
妻が2009年9月に入院し、ご本人1人となり、何もかもすることが面倒になってきた。
そのため、食事の確認・服薬管理で訪問介護を毎日導入することとした。
妻が退院後、ご本人の食事作りがやはり難しく、訪問介護でご本人と一緒に食事作りを行なう計画を立てた。
ご本人は、妻と行っていたデイサービスの利用を、妻の入院と共に中止しているが、訪問介護を毎日導入したために限度額が超えてしまい、デイサービスの利用は現在中止している。

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