サービス担当者会議文例 サービス変更時

ミーティングする介護職

すぐに使える!ケアプラン文例集

対応別のサービス担当者会議録文例です。

会議録作成中の言い回しに迷ったときに「すぐに使える」会議録文例を対応別に集めました。コピーしてそのままお使いください。同じようなケースがあった際に「こんな書き方があるのか」と参考にしたり、複数の会議録を組み合わせて使うことも可能です。忙しい日々の業務の効率化にぜひお役立てください。

なお、こちらの文例集はあくまでご参考として提供するものであり、文例集のご利用に起因してなんらかの損害が生じた場合であっても、責任は負いかねますのでご了承ください。

サービス担当者会議文例 サービス変更時

サービス担当者会議録としてニーズの高い「サービス変更時の文例」をまとめました。訪問介護事業所追加、幅広く役立つ文例をご覧ください。

サービス変更時の担当者会議録文例

サービス担当者会議録ひな型

サービス変更時時のサービス担当者会議録文例です。検討した項目、検討項目など、作成時の参考にしてください。

 

検討した項目
1.訪問介護事業所追加にあたり
検討した内容
1.訪問介護事業所追加にあたり
①本人及び家族の意向について
②各事業所からの照会について
③訪問介護事業所から④在宅サービスについて⑤その他
結論
1.訪問介護事業所追加にあたり
①本人及び家族の意向について
本人:自分が出来ていた事ができなくなった。家族も近くに居ないから、ヘルパーさんに来てほしい。
家族:近くに居ないから、使えるサービスは使って、安心して過ごしてほしい。家族ができる事は、していきたい。
②各事業所からの照会について(通院乗降介助:○○事業所)本人様が安心して生活できるのであればサービス追加は妥当である(福祉用具貸与:○○会社)身体機能も低下してきている。必要な福祉用具を貸与して利用されている。安心して安全に自宅生活を続けて行くのには、追加は妥当である。
③訪問介護事業所から※注意事項等の説明及び契約・利用回数・提供時間・希望するサービス内容等
④在宅サービスについて※その他のサービスについては、変更なし
⑤その他
残された課題(次回の開催時期)
サービス追加にあたり、本人様の身体機能低下が進まないように、できることを声かけしながら、一緒に行うこと
検討した項目
〇原発転移で皮膚がんの診断。検査の結果、ステージⅣで、麻薬も開始となっている。
臥床時間が長くなってきており、褥瘡予防と併せて、通院時に車椅子使用しているが、膣周囲圧迫にて痛みが生じていることから、車椅子のクッションを検討したい。
検討した内容
〇床ずれ防止用具について常時、尿失禁が観られているが、マットレスに汚染する状況はなく、ムレがないように通気性の良い物を検討。
〇車椅子付属品について通院や屋内ベッド以外で過ごす際にクッションを活用し、疼痛緩和を検討。
結論
〇上記貸与開始。
残された課題(次回の開催時期)
〇訪問看護の介入について今後状態が悪化し、本人や娘の不安感が増える可能性があり。
〇通院について今後、自家用車使用での乗降車支援が困難な状況であれば、介護タクシー(移送サービス)を検討。
検討した項目
通所介護サービス事業所変更に伴う担当者会議・〇〇在宅クリニック照会。
1,身体状況の確認
2,サービス内容の再検討
検討した内容
1【身体状況の確認】
・〇〇在宅クリニックより照会内容を読み上げ、既往について確認をした。腎臓病や貧血・骨粗鬆症については服薬の飲み忘れ防止として、3月より注射にて対応している。
ご家族:鉄分補給として「サジー」サプリを以前より服用しているが、血液検査での反応は良いとの事。
・食欲については平均してあるとの事。しかし、施設での食事が薄味で美味しくない事から50~70%摂取。その他の対応としてはオヤツや差し入れのフルーツは良く食べているようである。
【サービス内容について検討】・デイサービスの事業所変更について、新型コロナ感染予防を目的として、外部サービスに制限を設け利用できない状況。
7月よりデイサービスを開業するからと家族に説明し、結果の報告と流れが逆になっている事については問題であり社会性については一切刺激がない。
しかしながら、このまま機能訓練やリハビリを中止していると、廃用に繋がることから今回、事業所変更を行う事になった。
結論
3【サービス内容確認】
・通所介護サービス利用について、本人希望により毎週月・水曜日。但し水曜日には、入浴は行わない。
・訪問介護サービスについてはこれまで通りの時間帯で、木、日曜日に生活サービスを実施。今後は金曜日を追加して入浴のみ支援する。
・福祉用具貸与・・・手摺り、特種寝台及び付属品。についてはこれまで通り貸与する。また、次の検査時にはマットレスの交換を予定している。
残された課題(次回の開催時期)
福祉用具貸与:同居の夫の利用について解決し、必要と判断した際には貸与開始する。ADL低下が進んで自力での生活が困難となったときには、デイサービス利用等を再度、検討する。

 

おすすめ文例

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退院時の「サービス担当者会議録文例」を集めました。
例:退院時のリハビリ継続や訪問看護による褥瘡処置検討等

 

検討した項目
〇年〇月〇日CE療法開始。〇年〇月〇日~〇年〇月〇日2クール目施行。4週毎に抗がん剤投与予定。
〇年〇月〇日外来受診にて、経過観察予定。
〇年〇月〇日再度、病院入院予定。
検討した内容
医師の指示書に基づく、医療保険による訪問看護サービスの導入
小規模多機能型居宅介護
火・金:訪問サービス買い物代行
水・土:訪問サービス、安否確認
木・日:通いサービス、入浴介助
結論
訪問看護ステーションによる、毎週月曜日の15:00頃~予定
初回は、〇年〇月〇日5:00~(約60分)サービス時間はご本人様と状況に応じて相談予定
服薬管理について:薬局において居宅療養管理指導に基づくサービス予定。服薬カレンダーによる、管理方法の統一インシュリン注射療法から、退院後内服薬にて服薬コントロール実施
緊急連絡先の確認。ご本人様の携帯電話に登録完了。
残された課題(次回の開催時期)
入院時にベッドサイドで転倒歴あり。→自宅内自費レンタルベット導入済み。
居室内押し車使用。自宅のカギが一つしかないため、玄関のオートロック施錠のため、ご本人様が寝ておられた場合、夜間帯の病状悪化時にカギの取り扱いについて
検討した項目
①ご本人様のご意向確認
②家族様の通院付添い等についてのご依頼
③緊急時の連絡先
④往診医との連携(往診日の予定等)
⑤サービスの検討・入院への切り替えの時期等
検討した内容
現状の週間予定
月曜日:訪問看護ステーションによる健康チェック
火・金:訪問サービスにて、買い物代行小規模多機能型居宅介護
水・土:訪問サービスにて、安否確認
木・日:通いサービスにて、入浴介助
服薬管理について、毎週金曜日薬局において訪問薬剤管理指導
結論
①ご本人様のご意向;「出来る限り、自宅での生活を続けたい。なるべく他の人に迷惑をかけたくないです。」
①ご家族様のご意向:「本人の思うとおりにしたら良いと思います。」
②ご家族様に今後通院付添いのご協力頂く。次回〇年〇月〇日ホスピス病院
③緊急時の連絡先;自宅内の訪問看護ステーションからの赤色のファイル参照。小規模多機能型居宅介護→訪問看護ステーション→往診医
今後、自宅スペアキーを2本作成し、お渡しについてご本人様了承済み。
ご本人様の状態に応じて、訪問看護の回数等について調整検討予定。
④往診(訪問診療)〇年〇月〇日頃から月に1回~開始予定。(熱中症・脱水症状等に注意して頂く。いつもと違うご本人様の異変等があれば、見逃さないようにする。)
⑤ご本人様が、お一人でトイレに行けなくなったタイミング等が、想定されるため、今後、入院される際の一つの目安となるのではないか。
残された課題(次回の開催時期)
ご家族様の付添いによるホスピス外来の受診。
次回予約〇年〇月〇日●●病院●●受付13:30予約担当;●●看護師
定期受診〇年〇月〇日●●病院●●●●病院(●●医師)11:00●●(●●医師)
検討した項目
骨折後に施設に戻ったが、痛みが緩和せず歩行しなくなったためベッドから離床する事が出来なくなりADLが格段に下がってしまい介護量が増えた。
検討した内容
1.痛みについて…鎮痛剤を処方しているが効かない様子。本人に聞くと「歩くのが怖い」との言葉もある。痛いのは半年くらいは続くと医師も言っているので鎮痛剤は続ける事にする。
また専門職が行うリハビリだけでなく、ベッドサイドに座る時間を設けながら少しずつ起立する時間も増やして本人に自信を持ってもらえるよう介護や看護も関りを持つようにしていくと良いのでは?
2.排泄について…以前は自身でトイレに行っていたが現在はベッド上での排泄(おむつ)になっている。
本人はトイレに行きたい気持ちはある様子だが歩くのが怖く痛みもあるためなかなか難しい。
寝返りもあまり打たないため褥瘡も出来かけている。毎回トイレにお連れするのは本人も負担になると思う為、リハビリと食前にトイレにお連れする様にしたら良いのでは?
結論
1.鎮痛剤は現状のまま処方して頂く。起床時にベッドサイドに座る練習を5分くらいから始めてみる。その際は必ず観察を怠らない。
1週間行い本人も自信が付いたら時間を延ばしていくようにする。
痛みの回復状況を観察し医師へ報告する。定期的な整形外科への診察を継続する。
2.リハビリ時、開始前と終了時にトイレにお連れする。食前には介護士がトイレにお連れする。ベッド上での排泄時は陰部洗浄と同時にお尻の皮膚状態の観察を行い発赤などがあれば除圧出来るようにする。
マットレスの交換も行う。喫食量の観察も行い管理栄養士へ随時報告する。
残された課題(次回の開催時期)
1.ベッド上での生活が長くなることで外部からの刺激が少なくなり認知機能の低下も予測される。
2.おむつでの排泄を続ける事で褥瘡のリスクが高くなる。
3.おむつになってしまう事で尿路感染症のリスクも高くなる。
4.歩行しない事で、諸関節の拘縮も進行してしまう。

 

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検討した項目
老健でのショートステイ利用開始について
検討した内容
本人のADL低下に伴い家族の負担が増大してきた。定期的にリハビリ付きのショートステイを利用して在宅生活を継続していくことを提案した。本人の理解を得るのに時間がかかりそうなため、関係者一堂参集し、それぞれの角度から意見を述べた。
結論
熱いトークに本人も了承。介護の負担がそれほどとは思っていなかった。月に一度2泊3日で老健ショートステイが来月から始まる。
残された課題(次回の開催時期)
実際に利用してみてあまりにも不満が大きい時は、別の事業所を開拓したりケアの内容を具体的に解明する。
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