ケアマネジャー(介護支援専門員)試験合格!資格取得後、どうやってケアマネ職につくの?転職するなら?

ケアマネジャー(介護支援専門員)試験合格者のみなさん、難関突破おめでとうございます!
この記事では、ケアマネジャー試験合格後にどうやって介護支援専門員の資格を取得するのか、また資格取得後はどのようにケアマネジャーとして働いていくのか、転職の考え方をご紹介します。

試験合格…でもまだケアマネジャーではない

試験に合格したからといって、すぐにケアマネジャーになれるわけではありません。
ケアマネジャー試験の正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」といいます。つまり、ケアマネジャー試験は「ケアマネジャーになるための研修を受ける権利」を手に入れるための試験なのです。合格者は、この研修を受け、修了書を添えて都道府県に登録をすることで晴れてケアマネジャーになることが出来ます。
さて、この「介護支援専門員実務研修」とは、一体どのようなものなのでしょう。

介護支援専門員実務研修とは?

「介護支援専門員実務研修」とは、各都道府県で開催されるケアマネジャーになるための研修です。申込みには、「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」に合格していることが必要です。合格通知と一緒にこの実務研修の案内が郵送で届きますので、資料を参考にして申込みを進めてください。
※2021年時点では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各都道府県が研修日程を変更したり、WEB研修の導入を始めています。各都道府県の最新情報をこまめにチェックすることをおすすめします。

介護支援専門員実務研修は全87時間実施「前期」→「実習」→「後期」の流れ

実務研修は、講義が中心の「前期」、実際に居宅介護支援事業所に出向いて実践を学ぶ「実習」、シュミレーション・演習を通して学びを深める「後期」の構成になっています。
合計87時間の研修ですが、開催地によって研修日数は異なります。詳細は各都道府県の実施内容詳細を確認しましょう。※2021年時点、東京都は18日間で開催されています。

前期 約8日間
講義中心の研修です。介護職なら知らねばならない「介護保険制度の理念」という基本的なところから、相談援助職としての技術や、契約の方法、ケアプラン作成、担当者会議の開き方など実践的なところの基礎を学んでいきます。グループワークでの振り返り時間も多く取られます。
 
実習 約3日間
実際に居宅介護支援事業所に出向き現場で実習をします。ケアマネジャーに同行して利用者の居宅を訪問し、アセスメント、ケアプラン作成、担当者会議、モニタリングを体験します。訪問前に対象利用者の情報をしっかりと理解しておきましょう。実習後は事業所内で振り返りが行われます。
 
後期 約7日間
演習が中心です。高齢者に多い疾患(認知症や脳血管疾患等)や看取りの事例などの課題分析について、ロールプレイとシュミレーションを適宜組み合わせ実践的な方法で学びます。またケアマネジャーにとって大事なチームケア(※)の構築方法などもここで学びます。
 
上記の研修を修了し、都道府県に登録をすると「介護支援専門員証」が交付されます。この「介護支援専門員」を交付された人がケアマネジャーです。
※チームケア:医師、看護師、介護職など、異なる専門職がチームを組んで介護を必要としている人のケアにあたること
 
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早くケアマネジャーをやりたい!みんなどうやってケアマネ職についたの?

ケアマネジャー資格を取得したあと、どのようにケアマネジャー職についていくのでしょうか?今まで働いていた法人内で異動する方法と、スキルアップの転職をする方法をご紹介します。

働いていた法人内でケアマネジャー職に異動する
ケアマネジャーに空きがある法人なら、ケアマネジャーを取得したことで声がかかり、居宅介護支援事業所などに異動できることがあります。職種変更のため、異動の際に給与額の話をされることが多いようです。 ただ、ケアマネジャーに合格する人は、介護の現場で中心的存在であることも多く、希望していたのに現場に穴をあけられず異動できなかった…というケースも少なくないようです。
 
スキルアップ転職
「ケアマネジャー取得が転職のきっかけになった」というケースも少なくありません。施設の介護職から、あこがれていた居宅介護支援事業所へ転職した…というケアマネジャーさんもいるようです。スキルアップの転職なので、円満退社できることも多く、前向きに転職できるチャンスと言えるでしょう。 また、実務研修中に「ケアマネジャー取得見込み」で転職活動する方も多くいるので、働いてみたい事業所がある方は早めに転職活動することをおすすめします。
 
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ケアマネジャーとして転職するなら?

資格取得をきっかけに転職を考える場合、各事業所でどんな特徴があるのか把握し検討するのがおすすめです。

居宅介護支援事業所
1~2人のアットホームな事業所から、たくさんのケアマネジャーが揃う大きな事業所もあります。看取りケースに強い医療系法人や、利用者との距離が近い住宅型有料老人ホーム併設型など、たくさんのカラーの中から自分に合った事業所を探すことがおすすめです。
 
地域密着型事業所(グループホーム、小規模多機能居宅介護支援)
グループホームや小規模多機能のケアマネジャーは、利用者により近いケアマネジメントが可能です。現場介護職との兼務も多いので、自らケアプランを実行し、効果が出ていくのを体感することが出来ます。小規模である特性上、ひとりで悩みやすく、同じ立場のケアマネジャーと横のつながりを作ることが大切です。 利用者や同業者からの評判や、近所であれば下見をするなどで探すのがおすすめです。
 
介護施設(特別養護老人ホーム・老人保健施設)
特別養護老人ホームや老人保健施設のケアマネジャーは、一人でたくさんの利用者を担当します。中には一人で100件を受け持つことも。多職種が揃っているため、チームケアの力を集結できる「チームマネジメント力」を試されるやりがいのある職場でもあります。地元の施設であれば評判は耳にしていると思いますので、それらの情報から判断しても良いでしょう。地元を離れて探す場合は、知り合いや口コミサイトなど評判を確認しておきましょう。
 
このようにケアマネジャーにはたくさんの活躍の場があります。どこでケアマネジャーを探していて、自分にぴったりの職場はどこなのか…一人だとなかなか情報を得られないこともあると思います。そんな時は、ケアマネジャー専門の転職サイトに登録することもおすすめです。
 

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