ケアプラン事例集:【居宅】変形性膝関節症の事例

アセスメント概要

事例タイトル 変形性膝関節症の事例
事例提供理由
(検討したい内容等)
運動器疾患は、要介護になる原因の3大疾患と言われ、ケアマネにとっては地味かもしれないが 、ご利用者の中に多くいるであろう運動器疾患のプランの考え方を皆さんと検討したく、提出してみることとした。
標準項目名
  1. 初回受付:○ヵ月前 名前:H氏 女性 80歳代
  2. 20歳代で結婚し、60歳代まで農家の主婦として畑仕事と主婦業を営んできた。
    その間に3人(2男1女)の子を育て上げ、子供は全員結婚し家庭をもっている。
    現在は長男夫婦と同居しながら、夫と暮らしている。
    70歳代で高血圧の診断を受け、80歳代になってから膝に痛みを訴えるようになり、 ここ数年で急激に痛みが 強くなった。
    受診している整形外科の主治医には、人工関節の適応であるが、全身状態からリスクが高く、手術は難しい と説明を受け、現在は保存療法(関節内注射や湿布の塗布)にて対応している。
    現在の基本動作の状態は、上肢で掴まり、立つことがやっとの状態で、家族の介護量が増大している。
  3.  
  4. 整形外科受診 1回/月
    デイケア 2回/週
    訪問介護 2回/週
1.利用者の基本情報
2.生活状況、生活歴
3.被保険者情報
4.現在のサービス
(およびケアの状況)
5.高齢障害者の日常生活自立度 ランク A1 6.認知症高齢者の
日常生活自立度
自立
7.主訴
本人:
膝が痛くて立歩くことが出来ない
家族:
 
8.認定情報 要介護2
9.アセスメントの理由 プランの継続利用のため、アセスメント及びプランの再作成を行なった。
10.健康状態 1997年 高血圧と診断を受ける
2007年 変形性膝関節症と診断を受ける
11~23項目より
特記すべき項目
立つことがやっとの状態のため、ADLはほぼ全介助、または一部介助。
ただ、認知機能は自立しており、服薬や金銭管理などは自分で行なっている。
まとめとプランまでのケアマネの動き 変形性膝関節症の保存療法のため、月に1回総合病院への受診(高血圧の管理も行っている) 、及び、通所リハビリテーションへ膝の症状を維持するため、週2回(個別リハビリも行っている)の受診をしている。
自宅にいる日の排泄や行為、H氏の部屋の掃除など、ご家族の介護量を軽減する目的で計画してきたが、膝などに 大きな症状の変化などが見当たらないため、再アセスメントを行ないながらプランの継続を行なった。

 

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