

施設ケアプラン、第2表の文例集です。
作成中の言い回しに迷ったときに「すぐに使える」ケアプラン文例を症例別に集めました。コピーしてそのままお使いください。同じようなケースがあった際に「こんな支援があるのか」と参考にしたり、複数のプランを組み合わせて使うことも可能です。忙しい日々の業務の効率化にぜひお役立てください。
なお、こちらの文例集はあくまでご参考として提供するものであり、文例集のご利用に起因してなんらかの損害が生じた場合であっても、責任は負いかねますのでご了承ください。
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施設ケアプラン文例 第2表
施設ケアプラン文例の「第2表文例」をまとめました。自宅復帰のためのリハビリ支援、大腿骨骨折後の回復への支援等、幅広く役立つ文例をご覧ください。
施設ケアプラン第2表文例

機能訓練・リハビリ
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 脳梗塞後遺症による右片麻痺により歩行が出来なくなった。自宅復帰をする為には、歩行をが出来るまでの回復が必要。 | 手すりを持って10メートルの歩行を安全に行う事が出来る。 | ベッドからトイレまでの7メートルを、馬蹄形歩行器を使用して移動する事が出来る。 | 理学療法士による、歩行訓練やマシーンを使用した筋力トレーニング |
| 脳梗塞の後遺症で、左半身が動きにくく、何をするにも不安が強い。リハビリをして少しでも自分で出来ることを増やしたい | 歩行補助具を用いて、介助なく移動することが出来る。 | リハビリテーションを続けて行い、下肢筋力や体幹バランスが向上出来る | ・下肢のリハビリテーション (可動域訓練、筋力増強、応用訓練等) |
| 入居してから運動不足で困っている。体力の低下を心配している。 | 毎日運動や体操に取組み、体力を維持して毎日を楽しく過ごすことができる。 | ベッド上の運動や廊下を使って歩くなど、いつでも運動に取組んでいただく。 | ・離床 ・見守りや声がけ ・ ・集団体操 ・運動への声がけ ・リハビリ職や看護師からの運動指導など ・ |
| 入院中に体力が落ちてしまったので、早く元気になって家に帰りたい。 | 家に帰っても、家の中を自分で移動することが出来る | 自分で立ち上がり歩行器を使い施設の廊下を歩くことが出来る。 | ・理学療法士が作成したメニューで歩行訓練を行う ・ベッドからの立上りの際は介助バーにつかまってゆっくり行う ・訓練時はスタッフが付き添い、疲れたら座って休む |
| 特定疾病があり今まで出来たことが難しくなってきているが、出来ることは自分でしたい | 出来ることは自分で頑張っている充実感が持てる | 出来ない部分のみ介助を受けて、自分の力を活かした日常生活を送ることが出来る | 食事、排泄など日常生活において、ご本人の力を出来る限り活用し、出来ない部分のみ補う介助をする |
| 透析を受けた日は疲労感が強いが、出来る限り歩行訓練をして下肢筋力を維持したい | 満足出来るリハビリを実行することが出来る | 体調を考慮した上で歩行訓練を受ける機会を毎日持つことが出来る | 馬蹄形歩行器を使用した歩行訓練の声掛けを行い、ご本人の意思や体調を考慮した上で施行を 検討し、可能な時は付き添いをしてフロアーを歩行する |
| 短い距離を歩行器を使って自分の足で歩けるようになりたい | 歩行器を使って短い距離を歩くことができる | 歩行器での歩行訓練に取り組むことができる | 歩行訓練を終えた後には、労いの言葉をかけて、次回からの意欲の向上を図ります |
| 身の回りの日常生活動作を自分で行なって、自立した生活を送りたい | 身の回りの日常生活動作で、自分でできることを増やしていく | 毎日のパジャマの着替えを、見守りのもとで自分でできる | 毎日の就寝、起床時の衣服の着替えを、自分でできるように衣服を準備して、見守りながら声をかけて促します |
| 趣味活動を充実させて、楽しみと潤いある生活を送りたい | 自分の好きな趣味活動を楽しんで、充実した時間を過ごすことができる | パズルやクイズなどを解くことで脳の活性化を図る | 要望があるときは、本人が興味を持って取り組めそうな、パズルやクイズなどのアクティビティーを提供します。また、家族様に頼んで持参していただきます。 |
| 趣味活動への参加や日常生活動作など、できることは継続し、以前の生活を取り戻したい | できることは自分で行なうことで、生活意欲を高めることができる | 起床時の整髪など、自分で身だしなみを整えることができる | 起床時や入浴後など、ブラシを手渡し、自分で整髪ができるように声をかけて促します |
| 車いすを安全に操作して、自由に移動がしたい | 車いすの自走や移乗動作を安全に行うことができる | 居室とリビングの自席までなど、短い距離の移動を車いすで自走ができる | 居室とリビングの移動など、短い距離を車いすの自走ができるように、見守りしながら声をかけて促します |
| 自分の生活の場を理解して、安心して落ち着いて過ごしたい | 感情の浮き沈みなく、穏かに過ごすことができる | 生活リハビリやアクティビティーなどに取り組んで、気分転換を図る | 計算問題や塗り絵など、本人が興味を持って取り組めそうなアクティビティーを、一緒に考え提供します |
| 自分で歩いて孫に会いに行ったり受診ができるよう日頃から足腰を鍛えておきたい。 | 継続的に杖歩行ができ、転倒しないよう気をつけたい。 | 杖歩行ができ、近くの公園まで往復することができる。 | スタッフによる散歩の支援 |
| 自宅で生活がしたい。 | 支援を受けながら自宅で穏やかに生活ができる。 | 生活リハビリに取り組み、生活動作を習得することができる。 | ・生活動作のリハビリの提供 ・リハビリ計画の作成(目標設定) ・自分で出来る運動の指導や促し ・医療職や介護職との連携など ・ |
| 時には外出をして、外の空気を浴びたり家族と過ごす時間を作りたい | 車いすでの座位保持ができる | ベッドから離床して、車いすで過ごす時間を確保できる | 座位保持の時間を確保できる体力をつけて、帰宅したときなどに家族とともに安心して楽しく過ごせるようにします。 |
| 左半身が上手く動かせない状態ではあるが、介助を受けるだけでなく誰かの力になりたい | 誰かの力になることで、生き甲斐を持つことが出来る | 他者のお手伝いが出来る | 洗濯たたみやお絞り巻きなど、ご本人が無理なく出来る作業に協力して頂く |
| 現在出来ている日常動作を維持したい | 事故を予防し安全に施設の中で生活出来る | 安全に配慮しつつ出来る事は自分でする | トイレやベッド移乗をする際は本人にコールを押して頂き、ご自分の立つ力を活用して、お一人で難しい部分をお手伝いする |
| 規則正しい食生活や、適度な運動を行なって、健康を維持したい | 身体の拘縮を予防して、安楽な姿勢で過ごすことができる | 体調を整えて、リハビリに参加できる | 定期的に、理学療法士によるリハビリ訓練を実施して、身体の拘縮予防を図ります ※個別機能訓練計画書参照 |
| 一人で歩くのが難しいことを忘れて動いてしまうが、安全に自分の足で移動したい | 安全に配慮しながら、今できる能力を維持出来る | 自分の足で歩いて移動できる | ベッド臥床時は横にコールマットを敷き、共有スペースにいるときはご本人の動きに気を配りつつ、動こうとされた時は速やかにご本人の横に付き添い一緒に歩いて移動する |
| 移動は車椅子を使用しているが歩く能力を維持したい | 現在の歩く能力を維持できる | 馬蹄形歩行器を使用してフロアーを2周出来る | 職員付き添いし馬蹄形歩行器を使用した歩行訓練をする |
| リスクはゼロではないが、自分の好きな時間に一人で歩行のリハビリをしたい | 転倒を予防して下半身の筋力を維持することが出来る | 安全に配慮した歩行訓練を好きな時間に出来る | ご本人が望む時に馬蹄形歩行器を居室へ持参し、立ち上がるまで見守り。歩行器を使用した歩行訓練は遠監視して、終了後は速やかに歩行器を除去する。 |
| ベッド上で生活することが多く、できることがどんどん無くなっているので、訓練をして少しでも長く元気な日常生活を送ってほしい。 | 動きのある生活を送ることができ、寝たきりにならないように生活することができる。 | リハビリや日中の離床時間を決めて、タイムスケジュール通りに生活することができる。 | スタッフと一緒にスケジュールの作成を行う タイムスケジュールをサービス内容欄に大まかに記載する。 |
| ベッド上での生活で、体を動かす機会がない。 | 手足の拘縮予防ができる。 | 可能な範囲で手足を動かすことができる。 | おむつ交換時や体位交換時に、手足の関節を無理のない範囲で動かす。 |
| ベッドで過ごす時間が長いため、生活不活発病にならないようにしたい | 必要な介助を受けながら、自分でできることをみつける | 職員からの言葉かけに、受け答え協力動作ができる | 本人が協力動作など行うことができた時は、労いの言葉かけを行なって、生活意欲の向上を図ります |
入浴の支援
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 頸部にカテーテルを挿入しており感染リスクがあるが、シャワー浴で身体の清潔を保ちたい | 感染を予防して清潔を保てる | 安全にシャワー浴を受けることが出来る | カテーテル挿入部を保護した上で、シャワー浴を施行する。また、本人が感染リスクを避けるため清拭を希望することがあり、ご本人の意思を可能な限り尊重する |
| 認知症により自分では身体をうまく洗えずに億劫と感じてしまう。手伝ってもらい体の清潔を保ちたい。 | 定期的にお風呂に楽しく入れるようになる | 入浴を億劫と感じないような環境を整える | 入浴介助 様子をみて適宜声掛け タオルを渡して出来るところは洗ってもらい、出来ないところのみ介助する |
| 定期的な入浴で身体の清潔を保持して、心身共にリフレッシュを図りたい | 定期的な入浴を満喫し爽快感を得られる | 入浴の準備を自分で行なって、楽しみができる | 衣類の選択は本人に行っていただき、着替え、シャンプー等の必要物品をご自分で準備ができるように見守りと確認を行ないます |
| 低血圧で入浴すると身体に負担がかかるが、清潔に配慮した生活を送りたい | 衛生面で不快感を感じることなく生活できる | 体調を考慮した洗身洗髪のケアを受けて清潔な身体でいられる | ご本人の状態により短時間湯船に浸かるか、シャワー浴か、清拭をするか(洗髪はシャンプーナップ使用)都度検討する |
| 身の回りの清潔を保って、快適な気分で過ごしたい | 定期的にお風呂に入って、清潔に過ごすことができる | お風呂の後の整髪や身だしなみを整えるなど、自分で行なうことができる | 入浴後の整髪を自分でできるように、ブラシを手渡し、声をかけて促します |
| 感染が怖いので入浴することが難しいが、清潔な体でいたい | 清潔に配慮した生活をおくることが出来る | 定期的に清潔を保持する為の機会を設けることが出来る | 入浴の声掛けを拒否する時は、清拭(シャンプーナップを使用した洗髪、全身の拭き上げ後保湿用の軟膏塗布、陰部洗浄)にて対応する |
| お風呂に入ることが分からなくなり苦痛に感じることがある。気持ちよく入浴したい。 | お風呂に入ることが分かり、安心して入浴が出来る | 無理なくお風呂まで行くことが出来る | 夕方になったらお風呂に誘う 脱衣所は25度に保っておく まずは温かいお湯に触れてもらう 声掛けしながら入浴介助する |
| お風呂にも慣れてきたので、浴槽にも入って、清潔で爽快な気分になりたい | 入浴の予定日には、入浴することができる | 足浴だけでなく、浴槽に入ることができる | できるだけ入浴の機会を提供し、入浴時には声をかけて浴槽に入れるように促しますが、本人の意向によっては足浴、または清拭で対応します |
食事への支援
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 毎日お通じがあって、気持ちよく過ごしたい | お通じがあって、快適に過ごすことができる | 毎食の食事と水分を、きちんと摂ることができる | 食事を配膳時、自分で食べれるようにスプーンを手渡し、声をかけて促しますが、自分で食べようとしない時は、十分な食事と水分が摂れるように、介助して提供します |
| 病気の症状を少しでも緩和して、今の身体機能を維持したい | 病状を理解してもらい、身体機能の維持ができる | 介助を受けて、安全に食事を食べることができる | 食事の時間は声をかけてリビングに誘導し、自己摂取を促しますが、難しい時は介助をして提供します |
| 低血圧で体を起こして食事をすることや長時間の離床が難しいが、自分の力で食事をしたい | 食事を可能な限り自分の力で出来る | 食堂で他の入居者と一緒に食事が出来る | リクライニング型車椅子に移乗して負担の少ない角度で食事をして頂き、お一人で難しい部分をお手伝いする |
| 食欲はあるが飲み込みが難しく、安全に食事をしたい | 経口摂取で身体に負担なく食事を楽しむことが出来る | 安全に食事をすることが出来る | 食事形態はミキサー、水分はトロミを強めにつけたものを職員の介助にて、一口づつ飲み込みを確認しながら交互嚥下で食事を提供する |
| 食事中むせ込みなく、安全に安心して食事をしたい | 食事中ムセ込んだり、誤嚥などすることなく安全に食事ができる | 見守りのもとで、食事を最後まで自分で食べることができる | 食事中は、見守りのもとで安全を確保しながら自己摂取を促し、手が止まってしまう場合には声をかけて必要に応じて介助します |
| 食事を美味しく楽しく食べて、元気で健康に過ごしたい | 十分な量の食事を摂って、健康に過ごすことができる | 介助を受けて、安全に食事を摂ることができる | 食事中は食事に集中できるよう声をかけながら、ゆっくり安全に食事が摂れるよう介助して提供します |
| 食事を美味しく楽しく食べて、健康に過ごしたい | 十分な量の食事を摂って、健康を維持できる | 現在の体重を維持できる | 食事の前には嚥下体操への参加を促し、口を動かし発声をして、食べる準備を整えます |
| 食事をおいしく楽しく食べて、健康で元気に過ごしたい | 十分な量の食事を食べて、健康に過ごすことができる | 現在の体重を維持できる | 本人の嗜好による代替メニューの検討や、食形態の見直しをその都度行なって、少しでも食事量を増やせるように工夫します |
| 十分な量の食事を食べて健康を維持するためにも、食事のお手伝いをしてほしい | おいしく楽しく食事を食べて、栄養状態を維持できる | 介助を受けて、食事を全量食べることができる | 食事はリビングにて、全介助で提供しますが、飲み込みが悪いので、飲み込んでいるか確認しながらゆっくりと時間をかけて提供します |
| 自力で食事をするのが難しい身体状況ではあるが、可能な限り自分で食事をしたい | 現在出来ることを継続できる | 残存能力を活かして食事をすることが出来る | 食事は補助スプーンを本人に持って頂き、介助用の食器に盛られた食事を掬いやすいように配置。職員付き添いし、難しい部分はお手伝いする。 |
| 自分の力で食事を美味しく食べたい | 食事を美味しく食べ、日々の喜びを感じる | 適切な食事量を適切な食事形態で摂取する | ①適切な食事の提供及びセッティング・見守り・声掛け ②栄養状態の把握・管理・専門職への連絡相談 ③摂取状況、栄養状態に応じた食事内容の検討 |
| 時々咽せ込みや手が止まってしまう事がある | 安全に美味しくお食事を摂ることができる | 見守りや声掛けを行いしっかり食事を摂る事ができる | 食事中の姿勢、嚥下状態の確認。手が止まった時は声掛けや、一部支援を行う。適宜、ご本人に合った食事形態を検討する。 |
| 最期まで自分で食事をおいしく食べたい。 | 毎食時、無理なく起き上がって食事を摂る事が出来る | 仲良しの利用者さんと一緒に椅子に座って食事を楽しむことが出来る | 提供食の喫食状況(記録、申し送り) 体調管理(バイタルサインチェック等) 好きな物の提供(家族支援) 食堂への移動介助 食事時の雰囲気作り(好きな音楽を流す等) 医師や管理栄養士、作業療法士との連携 急変時の対応など |
| 好きなものを好きなだけ食べて、食事を楽しみたい | 食べたいものを食べて、健康を維持できる | 見守りのもとで安全に、安心して食事を食べることができる | 食事中やおやつを食べるときは、常時見守りのもとで安全を確保し、いつでも連絡できるよう看護職員も待機します |
| 急いで食べようとしてしまい食事を喉につまらせる危険性があるが、自分で安全に食事をしたい | 誤嚥を予防し食事を自力摂取出来る | 身体に負担なく食事を楽しむ事が出来る | 食事を小分けしてご本人に少しづつ提供し、ムセが見られる時はその都度職員が介入する |
| 飲み込むことが難しい時があるが、安全に口から栄養をとりたい | 安全に配慮した上で口から栄養を摂取できる | 体調に無理なく食事を楽しむことが出来る | ご本人の状態を考慮して食事を出来るか都度検討をする。食事は全介助にて飲み込みを確認しながらミキサー食とゼリーを交互に提供する。 |
| 飲み込みが難しくなってきたが、誤嚥を予防しながら食事をしたい | 誤嚥を予防して経口摂取を続けることが出来る | 食事を楽しむことが出来る | ご本人の飲み込みを確認しながら介助にて食事を提供し、定期的に水分摂取を促すことで交互嚥下をはかる |
認知症・精神的ケア
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 閉じこもりにならないようにリビングに出て、安心して穏やかに生活したい | リビングで、安心して落ち着いて過ごすことができる | 職員からの言葉かけを受けて、穏やかな気分になれる | 職員が隣で作業を行なったり、話を聴いてあげることで安心して過ごしていただけるように努めます |
| 認知症のため、清潔なものとそうでないものの見分けがつかなくなることがあるので手伝ってほしい。 | 衛生的な生活を続けることが出来る | 自尊心を保ちながら排泄物の処理が適切に出来る | 居室内の清潔チェック 汚れがある場合はさりげなく清掃・消毒 排泄後は一緒に手洗いを行い、手を清潔に保つ |
| 認知症がありご飯を食べていることを忘れてしまうことがあるが、自分でご飯を食べたい。 | 自分で食事をすることが出来る | 食事を忘れてしまったり、スプーンが止まったりしたときは声掛けを受けて食べ続けることが出来る。 | ・食事の際は声をかけてスプーンとお茶碗を手に渡し、おかずの内容を説明する ・手が止まった時は声掛けをして食事中であることを伝える |
| 精神的な落ち込みが強く出ることがあるが、穏やかな気持ちで生活をしたい | 精神的に安定した状態になる | 気持ちが落ち込んだ時に専門的なケアを受けることが出来る | 精神科を受診して専門医のフォローを受ける。 悲観的な言動が見られる時は肯定的な姿勢で傾聴する。 |
| 自分の悩みや思いを聴いてもらって不安を除き、穏やかに過ごしたい | 悩みを相談し、安心して落ち着いて過ごすことができる | 自分の思いを伝えて安心することができる | 本人が見えない人と話をしていたり、無いものをあたかもあるような態度でいる様子が見られても、決して否定はせずに話を聴いて、落ち着くように見守りをします |
| 自分が自分では無いような気持ちになる時がある。この不安感が楽になるように、お手伝いして欲しい | 役割を持って、自分に自信をつけることができる | 廊下のお掃除を職員と一緒に行うことができる | 不安感で廊下を歩き回っていることがある。お声がけをして、職員と一緒に簡単な掃除を行い、できる。という安心感を持てるよう援助いたします |
| 感情の高ぶりを抑えられないことがあるが、施設で他者との関わりを良好なものにしたい | 施設で人との関りを楽しむことが出来る | 感情が高ぶる時は、その時の状況に応じた職員の介入を受けて気持ちが落ち着く | ご本人の食堂での同席者に配慮し、感情の高ぶりが見られた時は受容的な姿勢で傾聴する |
| 家族と離れて暮らすことを受け入れることが難しいが、施設で穏やかな気持ちで過ごしたい | 施設で穏やかな気持ちで生活できる | 不安な気持ちになった時に心を落ち着かせることが出来る | 混乱が見られた時は、ご家族とのオンライン面会を提供したり、ご本人の訴えを傾聴し肯定的な受け答えで返すなどの対応を図る |
| 家に帰りたくなったり、自分の物をとられたと思い込み不安になることがあるが、安心して生活したい。 | 不安のない毎日を過ごすことができる。 | 部分の気持ちを聞いてもらい、安心することができる。 | 家が気になる時は家族に電話をして話を聞いてもらう。 |
| 意欲がなく自室にこもってしまっている。 | 生きがいを持って活動的な毎日を送ることができる | 自分自身に役割を持つことができる | 本人の話を傾聴し、職業歴や趣味など本人の関心があることについて、役割を持っていただく |
| トイレの場所がわからずに部屋の中で排泄して汚してしまうことがある。 | 部屋の清潔を保ち気持ちよく過ごすことが出来る | トイレで排泄することが出来る | 何かを探している様子の際はトイレへ誘導する 排泄のタイミングだった場合は介助する |
楽しみ・気分転換の支援
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 夜間なかなか寝つけないが、一日の生活のリズムを改善したい | 事故を予防して、夜間帯で眠る時間を充分とることが出来る | 日中は興味を持てる活動をして過ごす | 日勤帯はご本人お持ちのタブレットを活用して、好きな動画を見たり、ご家族とのオンライン面会をするなど、活気ある時間を持つためのお手伝いをする |
| 歩行時に転倒することなく、安全に過ごしたい | 隣のフロアへ散歩など出かけて、気分転換を図ることができる | 杖での歩行を継続し、見守りのもとで安全に過ごすことができる | 時に気分転換をかねて、隣のフロアに職員同伴で散歩に出かけます |
| 疲労感があり居室にこもりがちだが、穏やかな気持ちで生活をしたい | 施設での生活を安らぎのあるものに出来る | 気持ちを高揚させる時間を持つことが出来る | 職員マンツーマンで付き添い、車椅子にて施設内を散歩したりベランダの花を鑑賞するなどし気分転換を図る |
| 馴染みの生活リズムを続けながら、自分のペースでのんびり過ごしたい | 馴染みの生活リズムを継続できる | 自分のペースで、新聞など読んで過ごすことができる | おやつの時間など、本人の好きなコーヒーを、購読している新聞を添えて提供します。 |
| 体操に参加したり、時には散歩などに出かけて、気分転換を図りたい | 身体を動かす機会を作って体力を維持できる | 施設内を自由に散歩ができる | 陽気のよい日には、職員が付き添って施設外への散歩に出かけられるように声をかけて誘導します。時には近くのコンビニまで買い物に行って、自分で好きなものを購入できるようにします。 |
| 孫の顔をみてお話がしたい | 家族の面会時に顔をみてお話ができる | オンライン面会などで、家族の顔をみて笑顔で応えることができる | オンライン面会では、タブレットを用意して、そばについて顔をみながらお話ができるようにお手伝いします |
| 昔は花が好きで花壇の手入れをしたり、庭の花を台所に飾っては花を愛でていた。花を植えたりして季節を感じたい | 季節を感じる事が出来、役割が持て生活にハリが出る | 毎日花壇の花に水やりをすることで役割が持てる | 職員と一緒に毎日花の水やりを行う 花の会話を通して季節を感じてもらう |
| 自分らしく生活したい | 何か一つ楽しみを見つける事ができる | 1日に一度は笑う事が出来る | 好きな事を聴き取る |
| 妻と一緒に食事を楽しみたい | 妻と一緒に食事を楽しむことができる | 妻と一緒に食事を食べることができる | 食事の時間は、奥様と一緒に食事ができるように、リビングの自席に声をかけて誘導し、食事を配膳して促します |
| 居室では退屈なので、外へ出て手先を使って刺激を受けて、活動的に過ごしたい | 余暇活動に参加して充実した時間を過ごす | 居室から出て、余暇活動に参加できる | 毎日のラジオ体操や毎月の誕生日会など、余暇活動への参加を促し、他者との交流の場を提供します |
| 居室から出て気分転換をはかったり、手作業など行なって充実した時間を過ごしたい | 日中は居室から出てリビングで過ごす時間を確保できる | 車いす上で、安定した座位を保持できる | 車いす上で座位が崩れるようなときは、その都度声をかけて、クッションなどを活用し、安定した座位を保持します |
| 居室から出て、リビングで多くの方と触れ合って楽しく過ごしたい | リビングに出て多くの方と触れ合うことができる | 介助を受けて、安全に車いすに移ることができる | 車いすはリクライニングを使用し、移乗方法は、スライディングボードにて二人介助で安全を確保します |
| 起立性低血圧があるが施設でのイベントに参加して楽しみを感じたい | 施設のイベントに参加して楽しみや季節の雰囲気を味わうことができる | レクレーションに参加できる | 離床の際はリクライニング型車椅子を使用して、ご本人の状態に合わせてリクライニングの角度を調節する |
| 何もしないのは退屈なので、手作業やアクティビティーなど、手先や頭を使って活動的に過ごしたい | みなさんといっしょに手作業やアクティビティーに取り組んで、楽しい時間を過ごす | みなさんといっしょに余暇活動に参加できる | 洗濯物たたみや食器拭きなど、本人ができそうな手作業を提供し、みなさんと一緒に行ないます |
| 何となく、一日が終わってしまうのではなく、暮らしの中に生きがいや楽しみを見つけたい。 | 毎日、生きがいや楽しみを持って、充実した日々を過ごす。 | 施設内の花壇に花を植え、毎日、水を与え、成長を楽しむ。 | 1日1回は、花壇に行き、水を与えながら、成長を確認します。 |
| 何か趣味をみつけて余暇時間を充実させ、楽しみと潤いある生活を送りたい | 趣味活動や他者交流など、余暇時間を充実できる | リハビリ訓練に週間的に取り組むことができる | 介護職員ができるリハビリ訓練を、PT指導のもとで行ないます。 また、労いの言葉をかけて、意欲の向上を図ります。 |
| ベッドの上で過ごす時間が長いが、施設での生活を穏やかで楽しみあるものにしたい | 身体的な負担を考慮した上で施設での生活を楽しめる | 安全に配慮し、ご本人のペースで生活出来る | ご本人の状態を考慮した上で、離床してレクレーションに参加することができるか都度検討するする |
| アルツハイマー型認知症の進行でぼーっと過ごすことが多い。元々人との交流が好きなので話しかけてもらい交流の場を持ちたい。 | 話しかけてもらい他者と交流ができる。 | 日中はリビングで過ごして他者と過ごす。 | 離床介助を行いリビングで過ごす。 |
体調・疾患管理
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 褥瘡の悪化を防ぎ、苦痛のない安楽な生活を送りたい | 褥瘡が治癒し、苦痛なく過ごすことができる | 皮膚の保清ケアを受けて、褥瘡を治癒できる | 定期的な入浴の機会を提供し、全身の清潔保持と、褥瘡患部の洗浄を行います。 入浴後には、看護職員による褥瘡患部の処置を施行します。 |
| 臀部が赤くなりやすいので、褥瘡にならないよう気をつけたい | 観察を続けながら、褥瘡予防に努める | 座り直しを行い圧迫されている場所を変えることが出来る | 座っている際は定期的に声をかけ座り直しをしてもらう、クッションなどで除圧する |
| 皮膚トラブルや身体の苦痛がない、安楽な生活を送りたい | 皮膚トラブルや褥瘡のない生活を送ることができる | 入浴や排泄の介助を受けて、清潔に過ごすことができる | 入浴時や排泄時などに皮膚の状態を観察し、異常があればすぐに看護職員に看てもらい、適切な処置等を施行します |
| 入院することなく、施設で安心して暮らしたい | 感染症を予防して、健康な生活を送ることができる | 身体を清潔にして、皮膚疾患を予防できる | 定期的な入浴の機会の提供や、排泄の介助に入ることで、身体の清潔を保持して、皮膚トラブルの予防を図ります |
| 透析による制限もあり気持ちが高ぶることがあるが、気持ちを落ち着ける機会を持ちたい | 落ち着いた気持ちで施設での生活をおくることが出来る | 興奮した時に気持ちを落ち着かせることが出来る | ご本人の気持ちが高ぶった時は傾聴し、肯定的な声掛けをする |
| 糖尿病であることを忘れてしまうので、薬を飲むことを手伝ってもらいたい。 | 服薬を続けて症状悪化をふせぐ。 | 確実に服薬出来る。 | 食前の服薬支援 ・錠数を数えて手に載せる ・水を渡し飲んでもらう |
| 大腿骨骨折後で左足に痛みがあり、しばらく体重をかけられない。左足に負担をかけずに過ごしたい。 | 左足に体重をかける許可が下りる日までトラブルなく過ごすことが出来る。 | 左足に無理に体重をかけない動き方が出来る。 | ・移乗の際は右足に体重をかけて立ち、スタッフが左側の体を支えて介助する ・フロア内は車いすで移動する ・痛みがある場合は看護師に報告し必要時は主治医へ連絡する |
| 体調管理を手伝ってもらいながら、出来る事は自分で行い生活したい。 | 病状や体調管理を手伝ってもらい、ホームで自分のペースで生活する事が出来る。 | 定期的に受診を行い、体調を維持し、現在の生活を継続する事が出来る。 | 訪問診療を受診し、体調の管理をさせて頂きます。 |
| 体調に合わせた介護をお願いしたい。 | これからもできることに取り組むことができる | 体調に合わせた介護を依頼することができる | ・日常生活の介護全般 (病状に日内変動がある為に必要に応じて) ・必要な補助具や福祉用具の提供 ・運動の促しなど |
| 清潔な皮膚状態を保ち、乾癬等の皮膚疾患を予防して安心して生活したい | 皮膚疾患を予防して、快適に過ごすことができる | 皮膚の保清ケアを受け、皮膚の状態が安定できる | 定期的な入浴の機会の提供と、入浴実施日以外でも汗が多い日には清拭を行なって、皮膚の衛生管理を行ないます |
| 寝返りが一人で行えないため、褥瘡ができないようにしたい | 新たな褥瘡を予防し快適に過ごすことが出来る | 褥瘡予防が出来る | 定期的な体位変換 |
| 寝たきりで自分で体を動かせないため床ずれが出来てしまった。皮膚環境の改善をする必要がある。 | 床ずれを改善して、穏やかに毎日を過ごすことができる | 床ずれの発生原因から対応を受けることができる | ・栄養管理(体重や食事量) ・清潔管理(入浴や清拭、汚染時の対応) ・臥床体制の対応(除圧、エアマットの使用、体交) ・主治医への報告と相談 ・多職種での情報連携など |
| 在宅酸素や内服の管理を受けて、体調よく元気に過ごしたい | 体調よく元気に過ごすことができる | 酸素の管理を受けて、安心安全に過ごすことができる | 酸素の接続部については、定期的(2時間毎)に状態を確認し、注意事項マニュアルを作成し職員間で注意喚起を促します |
| 今の健康状態を維持したい | 現在の身体状況を維持することが出来る | 体調の変化に早目に気付いてもらうことが出来る | ご本人の状態を考慮し、離床して食事をすることが出来るか都度検討をする |
| 健康管理を受けて体調を維持し、快適に過ごしたい | 身体の苦痛や皮膚トラブルなく、安楽に過ごすことができる | 皮膚チェックを受けて、異常の早期発見・対応ができる | 入浴時や排泄時などに、皮膚の状態観察を行なって、異常があれば速やかに看護職員が対応します |
| 居室で臥床時間が増えているが、褥瘡等を予防して快適に過ごしたい | 褥瘡を完治することができる | 車いす上や臥床時の姿勢を正して安楽に過ごすことができる | 臥床時や車いす上で過ごすときに、褥瘡好発部位への負荷がかからないよう、クッションなどを活用し、安楽で安定した姿勢を保ちます |
| 臥床時間が長く、また体位変換もできず褥瘡ができやすくなっているため予防したい | 褥瘡の心配が無く安楽な姿勢・状態で生活できる | 健康な皮膚の状態で、安心して過ごすことができる | ベッドではエアーマットを使用し、定期的な体位変換とクッションなどを使用して、背中や臀部への圧迫を防ぎます |
| 栄養状態が低下して寝返りも困難であるが、褥瘡が出来ることを予防したい | 皮膚トラブルを防ぐことが出来る | 皮膚に負担をかけず、効率的な栄養の摂取が出来る | エアマットを導入し定期的な体位交換を施行し、高カロリーゼリーなどの栄養補助食品を食事時間にとらわれず提供する |
| 一日の水分量が限られているが、自分の好きなときに好きな量を飲みたい | 水分量の管理が無理なく出来る | 一日の水分量で喉の乾きを潤すことが出来る | 600mlのペットボトルにお茶を入れて本人に渡し、ご本人が水分を管理出来ているか確認をする |
| ホームで健康管理を受けながら、安心して暮らしたい | 体調を崩すことなくホーム生活を送る | 往診主治医に体の事を相談できる | ・主治医による定期的な往診(月〇回) (〇〇クリニック) ・往診時にはホームの看護師が同席し、ふだんのご様子をお伝えいたします ・体調不良時や受傷時には、ホームから主治医へ対応の指示をあおぐことがあります |
| ベッドにいる時間が長いが、好きなものに囲まれて心穏やかに暮らしたい | 居室が中心の生活であるが心穏やかでいられる | 居室の中で自分が好きなものに浸ることが出来る | ご本人が好みの音楽や映像を流し、記念の写真など思い出の品を目の届く位置に配置する |
| パーキンソン病から足を前に出しづらいが、転倒を予防しながら自分の足で移動して基本的なことは自分でしたい | 歩行器を使用して移動し、身の回りのことを自分で出来る | 病気の進行に配慮しながら一人では難しい場合は適切な介助を受けることが出来る | 歩行器で動きやすいよう居室内やフロアーの環境を整備し、体調の優れない時は車椅子を使用するなど臨機応変に対応する |
| コロナ禍で難しい面はあるが、家族と直接触れ合えいたい | 慣れ親しんだ家族と触れ合うことで安心出来る | 家族から無理のない範囲でケアを受けることが出来る | 顔を温タオルで拭いて頂いたり、口の中をしめらせたりなどのケアを提供する |
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外出・他者との交流・役割への支援
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 余暇活動に参加して、他者との交流を図り、明るく楽しく過ごしたい | 余暇活動に参加するなど、活動的に過ごすことができる | 手作業などを、自分の役割として積極的に取り組むことができる | 本人が取り組めそうな手作業(洗濯物たたみ、ごみ箱の折り紙等)をみんなといっしょに取り組めるように、準備をし、声をかけて促します。 また、手作業を終えた後には労いの言葉をかけて、次回からの意欲の向上を図ります。 |
| 日常の生活の中で楽しみや役割を持つことで、活動的に充実した時間を送りたい | 余暇時間を活動的に過ごすことができる | 家事作業を自分の役割として行なって、充実できる | 洗濯物たたみや机拭きなどの家事作業を、本人の役割としてできるように、準備をし声をかけて促します |
| 日々の暮らしの中に、楽しみをみつけたり役割を持って生活することで、落ち着いた気分で安心して過ごしたい | 生活の中で楽しみや役割を持つことで、気持ちが安定し落ち着いて過ごすことができる | リビングでの手作業など、役割として取り組むことができる | 本人ができそうな家事作業を役割として提供し、生活意欲の向上と、精神面での安定を図ります |
| 多くの方と交流を図って、楽しい時間を過ごしたい | 人との交流を通して、楽しい時間を過ごすことができる | 交流の場に参加して、明るい気分になることができる | リビングで過ごすときは、馴染みの方と会話などがしやすいような座席の配慮を行って、交流の場を提供します |
| 多くの方と会話など、かかわりを持って、安心して穏やかに過ごしたい | 施設に慣れて穏やかに過ごすことができる | 安心して介護を受けることができる | ケアを行う前に十分な説明を行って、本人の同意を得てからケアを行います |
| 多くの方との会話や、余暇活動に参加して、楽しく潤いのある生活を送りたい | 多くの方と交流を図って、楽しく過ごすことができる | 周りのみなさんと積極的に交流を図ることができる | リビングで過ごされるときは、言葉をかけて会話の機会を提供したり、みなさんの和の中に入って会話などが弾むように、環境を整えます |
| 寝たきり予防のためにも、リビングでみなさんと一緒に身体を動かしたり、活動的に過ごしたい | 体調の良い時は、リビングに出て、多くの方と交流を図ることができる | 人とふれ合うことで、明るい気分で過ごすことができる | リビングに出て人とふれ合うことで、刺激を受けたり寂しさを忘れ、生活意欲の向上を図ります |
| 職員さんの訪室時にはお話ししたり、多くの方と交流を持って、自分の意思を伝えたい | 多くの方との交流を持って、自分の思いを伝えることができる | 職員さんからの言葉かけに、受け答えや発語ができる | 訪室時や、リビングで過ごされるときに、本人の興味を引くような話題を持ちかけて、笑顔を引き出し、発語の機会を促します |
| 集団の中で役割を持って、仕事を終えたあとの達成感や充実感を得たい | 自分でできる生活リハビリに取り組むことができる | 食事の盛り付けなど役割を持って充実できる | 食前に、食事の盛り付けを手伝っていただくため、副食の入った大皿、個々に分けるための小皿、手袋を準備して、本人が作業をしやすいように配置して、声をかけて促します。 |
| 周りのみなさんと談笑したり、会話の機会を持って自分の思いを伝えたい | 声を出して、相手に思いを伝えることができる | 家族の面会や職員からの言葉かけに、受け答えができる | 家族様の面会があるときは、日課の調整をおこなって家族様との触れ合いの時間を作ります |
| 周りのみなさんと、会話など交流を図り、明るく楽しく過ごしたい | たくさんの人とふれ合いながら、明るく楽しい施設での生活を送ることができる | たくさんの人とおしゃべりなど楽しむことができる | リビングで過ごされるときは、会話などしやすいような座席の配慮を行なって、交流の場を提供します |
| 自分の役割をもって暮らしたい。 | 自分の役割を持つことにより、自信をもって生活できる | 食事前のテーブル拭きをすることが出来る | ・昼食と夕食の20分前になったらテーブル拭きの声掛けをして一緒に食堂に行く ・テーブルにつかまりふらつきがないことを確認後、布巾を渡して目の前を拭いてもらう |
| 時には施設から出て、社会とのかかわりを持ちたい | 施設外への散歩に行くことができる | 居室から出て職員とのかかわりを持つことができる | 本人の体調と、陽気が良い日には、施設外への散歩などに行けるように声をかけて促します |
| 言葉を出すことが難しいが、自分の思いを伝えられるようになりたい | 思いを伝えることが出来て心が落ちつく | 言葉に出して挨拶をすることが出来る | ・発語開始の際の促しをする ・思いが伝わらず感情失禁された時は、ご本人が落ちつくように対応をする ・表情や仕草から訴えを推測する |
| 居室ばかりにいるのも寂しいので、他者との交流をもって楽しく過ごしたい | 言葉かけを受けて、明るい気持ちになれる | 周りのみなさんに、自分から話しかけることができる | 訪室時には積極的に言葉かけを多くして、会話の機会を促し笑顔を引き出せるようにします |
| 居室に閉じこもりにならないようにリビングに出て、安心して穏やかに生活したい | リビングで、安心して落ち着いて過ごすことができる | 人と触れ合いながら、穏やかな気持ちになれる | リビングで過ごされるときは、職員が隣に座って作業をしたり、本人の話を聴いて安心していただけるように努めます |
| 居室にこもりがちなので、時にはリビングに出て、他者との交流を楽しみたい | リビングに出て、他者との交流を楽しむことができる | 言葉かけを受けて、会話ができる | 日常的に会話の機会を増やせるよう、積極的に言葉をかけて、受け答えができるようにします |
| 居室で一人でいることを好むが、施設での生活に馴染みたい | 居室に一人でいることが多いが、安心して生活出来る | 季節のイベントやレクレーションに参加をして楽しむことが出来る | 定期的に訪室し何か困っていることがないか声かけし、イベントの時はあくまでご本人の意思を尊重した上で参加を促す |
| 居室でひとりで過ごすのは寂しいので、言葉かけを受けたり、人とふれ合いながら安心して穏やかに過ごしたい | 人とふれ合う機会を持って、穏やかな気持ちになることができる | 言葉かけを受けて、安心して過ごすことができる | 居室に訪室時には、積極的に言葉をかけて、人とのふれ合いの場を提供します |
| 居室から出て、みなさんの和に入って明るく過ごしたい | 離床時間を確保して、リビングで過ごすことができる | 車いすでの座位保持ができる | リビングでは言葉かけを多くして、刺激を受けれるようにしたり、他者との触れ合いの場を提供します |
| リビングに出て多くの方と交流を図り、明るい気分で過ごしたい | 多くの方と触れ合う時間を持つことができる | 離床時間を確保して、リビングでみなさんといっしょに過ごすことができる | 食事やおやつの時間は離床して、リビングで過ごせるように声をかけて誘導し、みなさんといっしょに過ごせるように配慮します |
転倒予防・見守り
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 歩行が不安定で転倒の危険が高いが、安全に配慮しながら下肢の筋力を維持したい | 安全に移動することが出来る | 下肢の筋力低下を予防出来る | 基本移動は車椅子で対応するが、ベッドやトイレへの移動の際は短い距離でも職員が付き添い歩行する。 |
| 歩くときに、ふらつきがあって転びそうなので、手伝ってほしい | 介助を受けながら、安定して歩くことができる | ふらつきに気をつけて歩くことができる | 歩行時は、そばについて見守りをしながら、必要に応じて脇を支えるなど介助して、安全に歩くことができるようにお手伝いします |
| 歩きたいという気持ちがあるが足がついていかず転倒の危険がある。安全に配慮した適度な歩行訓練がしたい | 歩きたいという気持ちが満たされる | 安全に配慮した歩行運動が出来る | 移動手段としてでなく、ご本人の気持ちを満たすための短距離歩行を職員が横に付き添い実施する |
| 膝に痛みがあり移乗動作が困難であるが、自分の足で立ってベッドやトイレに行きたい | 職員の援助を受けながら、自分の意思でトイレやベッドに移乗出来る | 車椅子から安全に移乗出来る | ご自分の立つ力を活用してベッドやトイレに移って頂く際、力の足りない部分を補う援助をする |
| 転倒転落のない、安全安楽な施設での生活を送りたい | 車いすとベッドやトイレでの移乗動作を安全に行なうことができる | 見守りと必要な介助を受けて、安全に移乗動作ができる | 車いすからの移乗の動作時は、車いすのブレーキやフットレスの状態を確認し、安全を確保します |
| 転倒転落のない、安全な生活を送りたい | 車いすの移動や移乗動作を安全に行なうことができる | 車いすの移動や移乗動作時に、手伝ってもらって安全に過ごすことができる | 車いすを正しく使用できるように、フットサポートやブレーキの状態を常時確認し、必要があれば修正し、正常な状態で使用できるようにします |
| 転倒などすることなく、安全な生活を送りたい | 車いすの移乗・移動動作を安全に行なうことができる | 見守りのもとで、安全に移乗動作ができる | 日頃から信頼関係を構築し、必要時には遠慮しないでコールで呼んでいただくように、常時声かけを行ないます |
| 転倒することなく、安全な生活を送りたい | 車いすを正しく安全に使用して、転倒などすることなく過ごすことができる | 車いすからの転倒、転落を予防できる | 転倒転落予防のため、マットは床に敷き、つかまって立たないように不要なものを取り除き、居室の整理整頓を行ないます |
| 段差等でつまずきがあり歩行が不安定となっている。杖た手すりを利用することで転倒リスクの軽減が図れる。 | 居室内で転倒せず生活を送ることができる。 | 両下肢筋力を低下を防ぐため1日3分理学療法士に勧められた運動を行う。 | 個別機能訓練 マシントレーニング |
| 身の回りの日常生活動作を自分で行なって、自立した生活を送りたい | 身の周りの日常生活動作などを自分でできるように、身体機能の維持を図ることができる | 車いすからの移乗動作など、安定した立位を保つことができる | 車いすからの移乗動作時にスムーズに行うためにも、日頃から身体を動かす機会を作って積極的に運動をするなど、下肢筋力の維持を図ります |
| 車いすの自走や、移乗の動作時に、転倒転落のない安全な生活を送りたい | 車いすの自走や移乗動作を安全に行なうことができる | 見守りと必要な介助を受けて、車いすを安全に使用できる | 日常の移動を車いすの自走ができるように、短い距離を自走ができるように、声をかけて促します |
| 車いすの移動や移乗の際に、転倒転落のない安全な生活を送りたい | 転倒転落などの事故のない、安全安楽な生活を送ることができる | 職員との信頼関係を築き、安心して介助を受けることができる | 日頃から信頼関係を構築できるように努め、介助を行なう際は優しく穏やかな口調で説明と同意を求め、本人が安心して介助を受けられるようにします |
| 自分の足で歩いて、好きな時に好きなところへ行けるようになりたい | 自分の足で歩いて移動ができる | 歩行器を安全に使いこなして、歩くことができる | 歩行器を使用しての移動時は、その都度そばについて見守りし、必要に応じて介助します |
| 居室内では気持ちが落ち着かず激しく動いてしまうが、ベッドからの転落などを予防したい | 自分の部屋で安全かつ穏やかな気持ちで生活することが出来る | 自分の部屋で思うように過ごせる | 横になる時は居室からベッドを除去して床にジョイントマットを敷く、その上に布団を敷いて休んで頂く |
| 右大腿骨頸部骨折より退院してきたが、認知症状により、危機意識は低く、転倒リスクは高い。可能な限り転倒を減らせるように生活環境を整える必要がある。 | 痛い思いをせずに、生活が続けられる。 | 生活環境を整え、可能な限りの外傷を防げている。 | ベッド下にフットコールを設置することで、端座位になった際、職員が起きだしたことに気づける。 |
| 一人で歩くことが難しい事が解らずに動いてしまうことがあるが、施設で安全に過ごしたい | 居室内や共有スペースでの事故を予防出来る | 施設で安全に配慮した生活を送ることが出来る | ベッド臥床時はベッド横にコールマットを設置し、居室内を動きやすいよう環境を整備する。共有スペースでは職員の目の届きやすい位置に座って頂きご本人が独りで動こうとした際は都度対応する |
| ふらつきがあり足取りが危ないことがある。転倒せずに安全に歩行したい。 | 転倒のリスクを軽減して安全に生活できる。 | 転倒せずに歩行できる。 | 歩行時は近位で見守り、ふらつきが見られた時は手引きなど介助行う。 ・夜間の不穏時や夜間排泄時は特に注意する。 |
その他施設ケアプラン
解決すべき課題 (ニーズ) |
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| 余暇時間には周りのみなさんと交流を図りながら、楽しく過ごしたい | 日中は覚醒し、みなさんと交流を図ることができる | 生活リズムを整えることができる | 夜間はぐっくり休んで、日中は活動的に過ごすなど、生活リズムを整えて、日中の傾眠を予防します |
| 薬が効いていない時間だけ介助を受け、出来るところは自分でやっていきたい | 出来るかぎり今の生活を維持できる | 自分で出来ることを続ける | 日常生活動作の介助 本人にできそうなところは声掛けしてやってもらい、難しいところだけ職員が介助する |
| 夜間はぐっすり眠って、日中の傾眠を減らして体調を整えたい | 日中の活動性を高めることができる | 余暇活動に参加して、活動的に過ごすことができる | 行事やレクリエーションなど、機会があれば参加を促し、他者との交流を図りながら活動的に過ごせるようにします |
| 病気の進行の為出来ることが少なくなっているが、心穏やかに施設で生活したい | 出来ないことのサポートを受けることで安心して生活出来る | 自分の状態の変化を早く解ってもらえる | 食事、排泄、更衣などの日常動作に関して可能な限りご本人の持っている能力を活用し、難しい部分をお手伝いする |
| 尿道カテーテルを留置してからベッド上で過ごすことが多くなり、筋力が衰えてきている。 体に負担のない程度に離床する時間を持ちたい。 | 離床の時間を定期的に持ち、自分で出来る日常動作が増える | 疲労感を感じずに車椅子で過ごすことが出来る | 一日3回の食事はご本人の状態や訴えを考慮した上で、車椅子に移乗し食堂で提供する。困難であればベッド上で食事を提供。 |
| 昼間は活動的に、夜間はぐっすり眠って体調を整えたい | 生活リズムを整えて、規則正しい生活を送ることができる | 昼間は活動して夜間はぐっすり眠ることができる | 日中と夜間のメリハリをつけるためにも、就寝時にはパジャマに着替えて、起床時は衣服に着替えるお手伝いをします |
| 足の力が落ちて自立居室から介護居室に移動したが、安全に配慮しつつ新しい環境に適応したい | 介護居室での生活に慣れ、一人で難しい部分のみ職員の手伝いを受けることが出来る | 一人で難しい時はコールを押して、職員に手伝ってもらうことが出来る | ナースコールが鳴った時はご本人の残存能力を活かしつつ、難しい部分をお手伝いする。 |
| 新しい施設に早く慣れたい | 新しい施設に慣れ生活スタイルが確立される。 | 他入居者や職員とコミュニケーションをとる事ができ楽しく生活できる。 | 施設行事に参加する。 定期的な職員による声掛け。 役割を与え生活にメリハリを与える。 |
| 心身ともに健康な状態を維持したい | 日常的な健康管理と共に、異常の早期発見、早期対応を受ける事ができる。 | 現在の体調を維持することができる | 内服薬の管理 服薬管理 バイタル測定 |
| 出来ないことが増えて来たが、できる事は自分でしたい。 | 現在の身体状況を維持出来る | トイレでの排泄や寝巻きへの更衣が自分で出来る | 夜間帯はベッド上に寝巻きを置いておき、ベッド横にポータブルトイレを設置する。 排泄や更衣がお一人では難しい時のみコールを押して頂き対応する。 |
| 自分の好きな活動には参加するが、一人での時間を大切にしたい | 一人での時間を大切にしながら、他者との交流を無理なく楽しむことが出来る | 自分のペースで生活をすることが出来る | ご本人の意思を尊重した上で、施設のイベントやレクレーションの参加を促す |
| 自分のペースで穏やかに生活をしたい | 好みのものを食べ、好きな活動に参加するなど自由に生活出来る | 一人で難しいことはサポートを受けて快適に過ごすことが出来る | おやつ、果物などの嗜好品を自室に大量に保管されるが、ご自分での管理が難しい。賞味期限切れのものを確認して破棄する |
| 施設に入居しているが、自宅にいた時のような馴染みある環境で看取りケアを受けたい | 馴染みがあり居心地の良い環境の中で看取りケアを受けることが出来る | 好きなもの懐かしいものに囲まれ安心出来る | ご家族よりご本人の好みの音楽や映像、懐かしい写真などを持参して頂き、状況を見て提供していく |
| 左半身に麻痺があるが、できることを増やして自立した生活を送りたい | 健側を活用し自分でできることを増やすことができる | 車いすの自走など、できることは自分で行なって、生活意欲を高めることができる | 日常生活動作について、健側を活用し、できるだけ自立して行うことができるよう声をかけて見守りし、必要に応じて介助します |
| 左半身に麻痺があるが、できることを増やして自立した生活を送りたい | 身だしなみを整えて自分に自信が持てる | 身の回りの整容を自分で行うことができる | 起床時や入浴時の整髪等を自分でできるよう、ブラシを準備し手渡して、声をかけて促します |
| ケガなどすることなく、安心安全に過ごしたい | 居住空間の環境を整えて、安心して過ごすことができる | ケガなどなく安全安楽に過ごすことができる | 本人の腕にはアームカバーをしたり、ベッド柵にはカバー掛けるなど環境を整えて、皮膚剥離などのケガの予防を図ります |
| お風呂に入ったり、トイレを手伝ってもらって、清潔で気持ちよく過ごしたい | お風呂やトイレを手伝ってもらい、きれいになってさわやかな気分になることができる | お風呂やトイレなど、安心してお手伝いをしてもらうことができる | 日頃から良好な関係を保持して、本人が職員を信用し、安心して介護が受けられるように、信頼関係を築きます |
| 難聴でご家族が遠方にいるが、定期的にコミュニケーションを図りたい | ご家族とのコミュニケーションを通じて施設での生活に楽しみを持てる | 定期的にご家族とコミュニケーションを図る機会を持てる | アイパッドを使用したオンライン面会を通じて、手話でご家族とコミュニケーションを図る為のお手伝いをする |
| 難聴があるが、発語やジェスチャー、表情で自分の気持ちをわかって欲しい | 自分の意思を伝えることが出来る | 言いたいことが少しでも解ってもらえるようになる | 簡単な手話、文字やジェスチャーでコミュニケーションを図る |
| 夜間はぐっすり眠って体調を整えて、健康的な生活を送りたい | 日中の活動性を高めて、夜間はぐっすり眠ることができる | 行事やレクリエーションへの参加など、活動的に過ごすことができる | 行事やレクリエーションへの参加など、身体を動かす機会があればその都度参加を促し、活動的に過ごせるようにします |
| 夜間はぐっすり眠って、生活リズムを整えて、健康に過ごしたい | 夜間はぐっすり休んで、体調を整えることができる | 体調良く、日中は活動的に過ごすことができる | 毎日、規則正しい生活リズムを整えれるよう、定時刻の起床や就寝の声かけを行なって、夜間はゆっくり休めるように居室の環境を整えます |
| 今まで自立居室で自由に生活してきたが、介護居室の生活リズムに馴染みたい | 介護居室での生活に、穏やかな気持ちで楽しみを感じることが出来る | 介護居室での生活に馴染む | 日課である入浴、食事の声掛けをし、レクレーションや季節のイベントの参加を促して、介護居室での生活のリズムに馴染んで頂く |
| 好きな時に外出したい気持ちはあるが、行動に制限のある施設での生活に適応していきたい | 施設での生活に楽しみを見つけ、穏やかな気持ちでいられる | 施設での生活リズムに慣れる | 日課の声掛けをして施設での生活リズムを覚えて頂きながら、対応が可能な時は職員もしくはご家族付き添いのもと外出する機会を提供する |
| ベッドから離れてリビングに出ても、ひとりで充実した時間を過ごしたい | 自然の風景や好きな音楽を聴いて、落ち着いた気分で過ごす | 気分転換がてらに、リビングに出ることができる | 毎日、午後から決められた時間に声をかけて、リクライニング車いすに移乗してリビングに誘導し、お気に入りの場所で本人が一人で過ごせる時間を確保します |


