ポータブルトイレの拒否理由と導入メリットを振り返る~使う人の尊厳とQOLに寄り添ったポータブルトイレの提案~<PR>

メリットが多いのにもかかわらず、利用者からは敬遠されてしまいがちなポータブルトイレ。座位での排泄ができるのにおむつを選ぶケースや、どうしてもトイレでの排泄をあきらめきれずに移動中に転倒してしまうケースもあるのではないでしょうか。今回は、利用者や家族の希望やニーズに向き合うためにも、ポータブルトイレが敬遠される理由とメリット、ポータブルトイレの種類や選ぶ視点について改めて振り返ります。あわせて、利用者のADLや不安、ニーズに寄り添う新しいポータブルトイレ「ラフィーネキューブ」についてもご紹介します。

何故ポータブルトイレは拒否されるのか?

家のトイレの利用が難しくなった場合に導入が検討されるポータブルトイレ。

ケアマネジャーが必要性から利用を勧めても、ポータブルトイレに抵抗感のある利用者や家族もいます。この記事をお読みになっているケアマネジャーの皆さんの中にもご経験がある方はいるのではないでしょうか。

では、なぜポータブルトイレは拒否されてしまうのか。ここで考えられる理由を振り返ってみましょう。

  • ニオイや衛生面の理由

室内にニオイがこびりついてしまうのではないか、ニオイが気になって家に人を呼べなくなるのではないか…といったニオイの懸念や、排泄の後や処理の時などに布団が汚れるのではないか、清潔を保つにはどれくらいの頻度でバケツを清掃したらいいのかなど、衛生面への不安もあります。

  • 心理的な理由

トイレ以外の生活空間で排泄することに抵抗感があるという方や、自分の排泄物の処理を家族やヘルパーに任せるのが申し訳ないと考える方もいます。

  • 身体的な理由

寝室からトイレへの移動が減ることによるADL低下を懸念して導入を拒否するケースのほか、ポータブルトイレに一人で移乗しようとして転倒することを心配し、家族がポータブルトイレではなくおむつを選ばれるケースもあります。

  • スペース面の理由

寝室のスペースが限られている場合、ベッドサイドにポータブルトイレを置くと生活動線が途切れてしまう、食事の際にトイレが視界に入ってしまう、車いすへの移乗がしにくくなるなど、置き場所に困ることもあります。

  • 経済的な理由

ポータブルトイレはレンタルができないため、購入する必要があります。購入には介護保険が適用されますが、本体の費用が高額であるというイメージや、ニオイ対策など関連用品の費用が掛かるというイメージを持っている方もいます。

ポータブルトイレが拒否される背景には、様々な理由が考えられることがわかりますね。

担当する利用者や家族の方が利用を拒否される場合には「どんな理由があるか」を探ってみると、利用に向けた説得がスムーズになるかもしれません。

ポータブルトイレの基礎知識

ポータブルトイレに限らず、サービス・福祉用具などの導入・利用を勧める際には、ケアマネジャー自身が「導入することでどのようなメリットがあるか」「どんな種類があるか」など、ポータブルトイレの知識や情報を利用者や家族に丁寧に伝えることも大切です。

ポータブルトイレの導入メリット

転倒の心配やトイレまで間に合わず漏らしてしまうなどの理由でポータブルトイレを検討されるケースが多いかと思いますが、ポータブルトイレの導入で得られるメリットは転倒予防や失禁対策以外にも様々あるのをご存知でしょうか。

ポータブルトイレの導入により、考えられるメリットは以下の通りです。

  • 座位排泄効果を活かせる

寝た状態では腹圧が掛けづらくなるほか、直腸も便を出しづらい角度になるため、スムーズな排便が難しくなります。その結果、便秘が進行し、食欲不振やBPSD(周辺症状)の原因にもなることも。重力・腹圧・直腸角度を活かせる座位であれば、それだけで便が出やすくなります。

また、おむつをつけてベッド上で臥位排泄する行為は、本人の尊厳や生活意欲にもマイナスの影響を与えます。ADLが低下してトイレへの移動が難しくなっても、座位での排泄を継続できる最後の砦がポータブルトイレです。

  • ADLの低下を予防する

トイレで排泄する際には、ベッドから立ち上がってポータブルトイレに移動する、パジャマやパンツの上げ下げをするといった動作が必要です。ポータブルトイレを利用することで、移動時の転倒リスクを防ぎつつも、排泄の動作が継続でき、ADL低下の予防が期待できます。

  • 自力で安全にトイレに行ける

冒頭で述べた通り、転倒や失禁の予防もメリットの1つです。

トイレまでの移動距離を短縮することで、トイレに間に合わずに失禁するリスクが減り、安全かつ自立して排泄できるようになります。また、自分で失敗せず排泄をすることで利用者自身の自信・自尊心につながることも少なくはありません。

  • 排泄の介助負担が減る

トイレまでの移動介助の負担が減るだけではなく、失禁を予防できるので、失禁の後処理や着替えの介助負担を減らすことができます。また、トイレよりも介助するスペースが確保しやすいため、介助がしやすくなります。

ポータブルトイレの種類

ポータブルトイレは生活の中で頻度高く使用するもの。利用のメリットを継続的に享受するためにも、その人の状態や生活にあった、使いやすいものを選ぶことが大切です。ポータブルトイレには様々な機能のものがありますが、それぞれの特徴を知ることで、利用者や家族の方にフィットする製品を選ぶことができます。

ポータブルトイレの特徴やメリット・デメリットを素材(樹脂製/木製)、処理方法(バケツ式/ラップ式)でまとめた表を見ていきましょう。

このようにポータブルトイレには様々な種類があり、価格も様々です。
ケアマネジャーがお勧めする際には利用者の状態やニーズはもちろん、予算に合ったものの中から適切な選定ができるとよいでしょう

ポータブルトイレの新たな選択肢「ラフィーネキューブ」

ここまで導入メリットや種類が多くあることを説明してきたポータブルトイレですが、「ラップ式が良いけど、自動式だと費用が高い…」など、従来品ではニーズをカバーしきれない困りごともあります。そんな困り事に対応する新たな選択肢として、ポータブルトイレの導入を検討する方に提案したいのが、パナソニックが開発したポータブルトイレ「ラフィーネキューブ」です。

手すりとの組み合わせで使い方が多様に

ラフィーネキューブは、手すりのスムーディと組み合わせて使用するポータブルトイレです。背もたれやひじ掛けはポータブルトイレから独立しており、背もたれのみや固定ひじ掛け、昇降ひじ掛けなど、動作や介助に合わせて選べます。

また、伝い歩きができるようにスムーディを組み合わせれば、ベッドから離して設置することも可能です。

ラフィーネキューブ本体は樹脂製のポータブルトイレであり、特定福祉用具として介護保険の購入補助をご利用いただけます。背もたれやひじ掛け、手すりは本体に付属しておらず、介護保険で貸与して設置するので、その時の状態に合ったものを選んでいただけますし、ADLの変化に合わせて交換できるのが特長です。使用期間や機種によっては、通常のポータブルトイレを導入するよりも、費用を抑えることができます

また、便座は標準便座、ソフト便座、あたたか便座の3種類。ニオイが気になる方は、手動ラップ式が選べます。座面の高さも35cmから47cmまで調節できるので、身長を気にせずに無理なく使用できます。

ラフィーネキューブの対象利用者像

手すりと組み合わせて使うラフィーネキューブは、組み合わせた手すりでしっかりと体を支えることができるため、従来のポータブルトイレよりも安定性が高い製品です。

体重をかけても安定性が保たれるため、片麻痺やパーキンソン病、脊髄小脳変性症など体が動かしづらい症状の方や、転倒リスクの高い方も安心して使用していただけます。また、手すりの組み合わせにより設置場所も柔軟に変えられるため、短期間でADLが変化しやすい末期がんの方や、手術後の回復状況に合わせた設置などにも柔軟に対応することができます。

ラフィーネキューブ「だからこそ」のメリット

ラフィーネキューブには、従来のポータブルトイレと比べて、以下のようなメリットがあります。

転倒予防と安全な自立移乗が可能に

ラフィーネキューブに組み合わせる背もたれやひじ掛けは、本体から独立したベース付の手すりで重量も十分あるので、安心して体重をかけることが可能です。移乗時にひじ掛けや背もたれに体重をかけることで発生する転倒事故を防ぐことができます。

また、介護ベッドの介助バーと組み合わせると、つかまる場所が多くなり、自立移乗がしやすくなります。

敷布団を使用している方は、ポータブルトイレにつかまって立ち上がろうとすると大変危険ですし、移動時に布団につまずいてしまうこともあります。独立した手すりを使用することで、布団につまずかない動線を作ること、立ち上がり後の歩き出しの支えを作ることが可能です。

ADLやQOLの維持・改善

伝い歩きの補助となる手すりと組み合わせれば、ポータブルトイレをベッドから少し離れた場所に設置できます

少しなら歩けるという方には生活リハビリの機会となり、トイレを見ながら食事や日常生活を送りたくないという利用者の希望を叶えることが可能となります。

ポータブルトイレを離して設置することで、ベッド周りにスペースができ、車いすへの移乗もしやすくなります。従来のポータブルトイレを使用する時に、「移乗介助をしてもらうのが負担になるから」と遠慮してベッドで過ごしがちだった方の、離床機会を増やすきっかけになれるかもしれません。

ADLの変化に対応しやすい

介護保険での貸与対象である手すりと組み合わせて使用するため、「退院直後はベッドサイドにポータブルトイレを設置したいけれど、体力が戻ってきたら離れた場所に設置したい」「ひじ掛けはすぐに必要ないけれど、将来的には必要になる」など、利用者のADLの変化に合わせて柔軟に対応することが可能です。

介助者の負担軽減

ラフィーネキューブは居室になじむ落ち着いたデザインで、居室空間にトイレがあるという嫌悪感を軽減できます。

また、ポータブルトイレが敬遠される理由の一つに、ニオイやバケツに溜まった汚物処理が大変という点があります。ラフィーネキューブは手動ラップ式も品ぞろえしているため、袋のセッティングも簡単で、汚物処理の負担を軽減します。ボタンを押すだけの自動式と比べて、手動式は介助者の手でラップ(密封)をしてもらう必要がありますが、10秒と非常に短い時間でラップでき、やり方も簡単です。

処理袋の容量は1.5キロなので、尿のニオイは気にならないという方、毎回介助をするのは難しいという方、少しでも消耗品の費用を抑えたいという方は、排泄介助の時間に合わせてまとめて処理できるように排便コントロールをすると便利です。

初期費用を抑えつつも機能性を実現

木製の家具調ポータブルトイレは、居室になじむデザインであり、重さがあって安定していることで選ばれています。ラフィーネキューブは樹脂製のトイレですが、家具調に近い落ち着いたデザインでありながら、家具調ポータブルトイレよりも手ごろな価格で購入できます。また、家具調ポータブルトイレを介護保険での補助の対象外にしている自治体でも、樹脂製のラフィーネキューブであれば対象となります。

さらに、自動ラップ式のポータブルトイレは高額なものが多く、介護保険で補助される10万円の枠内での購入は難しいことが多いですが、手動ラップ式のラフィーネキューブであれば、10万円の枠内での購入が可能※1,2となります。ラップ式の導入ハードルが低くなるので、処理時のニオイや心理的負担感が気になるという利用者には、ポータブルトイレの抵抗感が軽減できるポイントと言えるでしょう。

※1 ただし、機種によっては10万円を超えます。また、ラップ式のポータブルトイレを介護保険の補助の対象外にしている自治体もあるので、事前に確認が必要です。

※2 ラップ式のトイレは、導入後も専用の処理袋と凝固剤の費用がランニングコストとして発生します。

ポータブルトイレ導入のケアプラン例と提案のポイント

これまでの説明で「ラフィーネキューブ」の機能性やメリットはお分りいただけたことと思います。

続いて、利用者・家族のニーズに沿った形で、ポータブルトイレと手すりを組み合わせて活用した事例とご提案時のポイントをご紹介いたします。

「ADLに日内変動があり、転倒リスクが高い方の転倒を防ぎ、排泄の自立を支援する例」

パーキンソン病などでADLや体調に変動がある利用者と、仕事をしながら同居をして介護をしている家族の事例です。ご本人の体の動きがよい時にはトイレまで移動できています。家族不在時に動きづらくなった時や夜間に家族が休まれている時のみポータブルトイレを併用したいとのご希望です。ご本人の残存能力や自尊心を尊重しながら設置位置や移動までの環境整備を工夫し、家族の負担にも配慮して選定・提案しています。

こうした利用者の場合だと「ラフィーネキューブ」を利用することで、従来のポータブルトイレでは難しい以下のようなメリットが得られると考えられます。

<提案時のポイント>

 ラフィーネキューブだからできること

●「寝ていて見える位置にトイレを置くとこのまま病気が進行して寝たきりになるのかと気が滅入る…」というご本人の気持ちに寄り添って、ラフィーネキューブと手すりを組み合わせ、つなげることで設置位置を隣室にすることができる。

 

●夜間排尿回数が多いが日中働いている次男を起こさないように自力で安全にトイレをしたいという思いを尊重し、安定した手すりと組み合わせて安全確保。

 

●介護に慣れていない家族の負担も軽減できる手動ラップ式。バケツ式のようにバケツ洗浄の必要もなく口を閉じればニオイ漏れも防ぎやすくなり使用後は可燃ごみに出せる。※

※おむつと同様の廃棄方法となります。詳しくは自治体にお尋ねください。

【ケアプラン文例はこちら】

続いて、もう1つ事例を見てみましょう。

「入院による一時的な寝たきり状態から、離床時間を徐々に増やし体力・自立度の回復を目指す事例」

ある病気により入院し手術を受けた利用者が、退院した直後のケアプランを想定しています。術後の安静期間に廃用(活動量の低下)が進んで、本人・家族の強い希望により寝たきりに近い状態のまま退院されています。主介護者は介護経験もあり協力的です。退院後は早い段階でポータブルトイレを導入することで座位での排泄に復帰し、離床機会を増やしながら、ADLの自立を目指していくことを提案しています。車いすへの移乗が必要な場合は介助スペースを確保できる場所にポータブルトイレを設置し、数歩の歩行ができるようになってきたらベッドから離してポータブルトイレを設置し、手すりで伝い歩きを補助できるよう選定・提案を行っています。

こちらの事例で「ラフィーネキューブ」を導入した場合、以下のような利用メリットが得られると考えられます。

<提案時のポイント>

 ラフィーネキューブだからできること

● 寝たきり状態でのおむつ対応から、手すりと組み合わせられる安定性の高いポータブルトイレを導入することで、安全に移乗でき座位にて排泄できる。

 

● 伝い歩き用の手すりとも組み合わせることができ、車いすへの移乗スペースも確保できる位置に設置することで、より離床しやすい環境になる。

 

● 手すりをつなげて設置することで、自力での立ち上がり、数歩の移動、方向転換も安定する。自律動作へのきっかけ作りにもなる。

 

● ご本人の状態が回復してポータブルトイレの必要がなくなっても、コンパクトなので、将来必要になったときや災害時に使用するまで収納しておける。

 

【ケアプラン文例はこちら】

ポータブルトイレの基礎知識の説明や状態に合った選定をすることはもちろん、ポータブルトイレの利用によりどのような生活ができるようになるのかを説明できると、利用者や家族の抵抗感や不安感も払拭でき、自立支援や寝たきりの予防といった前向きな使い方につなげることができます。

利用する人のADLやQOLに寄り添うラフィーネキューブ

座位での排泄を継続するための最後の砦となるポータブルトイレ。利用者の状態やニーズ、生活空間も様々であり、日常的な利用から夜間だけの利用まで使われ方も様々です。また、ニオイが気になる、ADLやQOLが下がるのではないか、移乗時の転倒が不安…など、ポータブルトイレが敬遠される理由もひとつではありません。

この記事でポータブルトイレにはどんなメリットがあり、どんな製品があるのかを改めて振り返っていただきました。ポータブルトイレなどの福祉用具は、ついつい毎回同じものを選んでしまったり、福祉用具専門相談員に任せたりしがちです。ラフィーネキューブでは、コンパクトなポータブルトイレと手すりを柔軟に組み合わせることでご本人の自立度やQOLに配慮した設置方法が選べます。また、手動ラップ式で介助者の負担感の軽減も図ることができます。利用者や家族のニーズや将来の変化に寄り添ったご提案のお役に立てれば幸いです。


パナソニックのポータブルトイレ「ラフィーネキューブ」のご紹介です。

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