《 東京都庁 》 資格を持ちながら介護現場で働いていない「潜在ケアマネジャー」の復職を後押しするため、東京都が奨励金の支給を 始めた。【Joint編集部】 都内でケアマネジャーとして復職し、そのまま6ヵ月以上働いた人に10万円を支給する。人材確保につな…
《 小濱介護経営事務所|小濱道博代表 》 1,10月1日、介護と住宅が交差する 改正住宅セーフティネット法が10月1日に施行された。【小濱道博】 この改正は単なる住宅政策の枠組み変更にとどまらず、介護事業経営の根幹に直結する制度的転換である。地域包括…
《 介護保険最新情報Vol.1425 》 厚生労働省は1日、介護施設などが算定できる介護報酬の「高齢者施設等感染対策向上加算(I)」の要件について、新たな解釈を示すQ&Aを公表した。【Joint編集部】 介護保険最新情報のVol.1425で現場の関係者に周知した。 この…
《 医労連の記者会見|2日 》 医療職や介護職でつくる労働組合「日本医療労働組合連合会(医労連)」は2日、介護施設の人員配置基準の引き上げを訴える記者会見を開いた。【Joint編集部】 「AIやロボットなどテクノロジーをいくら入れても、介護はまだまだマ…
厚労省より、2024(令和6)年度老健事業による「ケアプラン点検項目」等の更新についての通知が出されました。「ケアプラン点検」をめぐる研究事業については、2021年度から継続的に実施され、2022年度には「ケアプラン点検項目」等も策定されています。今…
発出年月日:2025/10/01 10月1日、厚生労働省は介護保険最新情報vol.1425を発出した。 今回は「令和6年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.17)(令和7年10月1日)」の送付について知らせるもの。 要約 「令和6年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.17)…
《 社保審・障害者部会|10月1日 》 厚生労働省は10月1日の社会保障審議会・障害者部会で、本人や家族が本意ではなくやむを得ずセルフプランを選んでいるケース(望まないセルフプラン)の解消に向けて、全国の自治体に取り組みを促していく意向を示した。【…
《 社保審・介護保険部会|9月29日 》 少子高齢化が急速に進むなか、介護保険制度の持続可能性をどう確保していけばいいのか − 。厚生労働省は9月29日の審議会で、こうした「給付と負担のあり方」を俎上に載せた。【Joint編集部】 2027年度に控える次の制度…
厚生労働省は9月30日、介護費の動向を明らかにする統計の最新の取りまとめ を公表した。【Joint編集部】 それによると、昨年度の介護サービスと介護予防サービスをあわせた費用額(*)は11兆9381億円。前年度から4242億円(3.7%)増え、過去最高を更新した…
《 株式会社マロー・サウンズ・カンパニー|田中紘太代表 》 今回は、ケアマネジャーの資格試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の受験要件を考えたいと思います。【田中紘太】 厚生労働省は昨年末にまとめた検討会の報告書に、この受験要件について「新…
《 社保審・介護保険部会|29日 》 厚生労働省は29日、次の2027年度の制度改正に向けた協議を重ねている社会保障審議会・介護保険部会で、長年の懸案を俎上に載せた。【Joint編集部】 給付と負担のあり方をめぐる論点の1つとして、居宅介護支援に利用者負担…
グループホームで暮らす利用者にとって、外出は大きな楽しみであり生活の張り合いにもつながります。しかし、認知症や身体機能の低下がある場合、どのように安全に外出を支援できるか悩むケアマネも多いのではないでしょうか。この事例では、「外出支援」を…
《 介護保険最新情報Vol.1424 》 自治体によるケアプラン点検の点検項目などが更新された。【Joint編集部】 厚生労働省は26日に通知を出し、これらを活用して「効果的・効率的なケアプラン点検の実施を」と呼びかけた。介護保険最新情報のVol.1424で現場の関…
介護従事者をめぐる勤務環境が、日増しに厳しくなっています。カスタマーハラスメントや事業所・施設内の人間関係の軋轢、人手不足によるストレス増加など、他業界に比べても状況の悪化は目立ちます。個々の法人によるサポートだけでは限界もある中、地域に…
《 社保審・介護保険部会|29日 》 厚生労働省は29日、次の2027年度の介護保険制度改正に向けた協議を重ねている審議会(社会保障審議会・介護保険部会)で、給付と負担のあり方を俎上に載せた。介護職の賃上げや事業所の支援が急がれるなか、膨張を続ける介…
インテーク(初回面談)から契約までの流れを、運営基準や解釈通知に基づいてわかりやすく解説。信頼関係を築くためのポイントや、契約時に説明が必要な重要事項、実務で役立つ資料やQ&Aも紹介。ケアマネジャーが安心して対応できる知識と手順を詳しくまとめ…
「ここで友達と暮らしたい」本人のその強い思いは、認知症が進行しても変わることはありませんでした。支援の必要性が高まる一方で、家族は遠方に住んでおり、長年生活を共にする友人への負担も大きくなっていきます。本事例では、本人の希望を尊重しながら…
《 厚労省 》 厚生労働省は25日、次の障害福祉計画(第8期)に向けた基本指針の見直しのポイントを社会保障審議会・障害者部会に提示した。【Joint編集部】 ポイントの1つとして、障害者の施設入所から地域生活への移行、地域生活の継続の支援を促す方針を打…
《 居宅介護支援「トライドケアマネジメント」|2025年9月撮影 》 ケアマネジメントの現場が今、大きな変革の時を迎えている。 テクノロジーの活用や生産性向上の遅れがしばしば指摘されてきたが、いまや各社が成果を競い合うフェーズに移りつつある。人材確…
発出年月日:2025/09/26 9月26日、厚生労働省は介護保険最新情報vol.1424を発出した。 今回は「ケアプラン点検に係るマニュアル及びAIを活用した支援ツールに関する調査研究事業(令和6年度老人保健健康増進等事業)」による「ケアプラン点検項目」等の更新…
パーキンソン病の進行に伴い、座位の保持や作業の継続が難しくなることは少なくありません。本事例は、パソコン作業という具体的な目標に向けて、多職種が協力して支援した実践例です。リハビリの工夫や用具の選択が、利用者の生活にどのような前向きな変化…
在宅介護では、本人の意向を尊重することと自立支援を促すことの「はざま」に立たされる場面が多くあります。本事例では、「今が一番幸せ」と語る利用者に寄り添いつつ、介護者の負担や生活の継続性をどう支えたかを紹介します。意向と支援のバランスを考え…
介護者の負担が大きくなると、本人もまた「自分の居場所がない」と不安を感じやすくなります。本事例は、義妹に支えられながら生活する利用者の多訴に隠れた本当のニーズを探り、安心できる居場所づくりに取り組んだケースです。心理的支援と生活支援の両立…
利用者との信頼関係が築けず、担当ケアマネジャーが次々と交代。 そんな“困難ケース”と思われがちな状況でも、丁寧なアセスメントと主治医との連携で、関係性を取り戻せたケースです。 本事例は、ケアマネ交代時の対応に悩む方にこそ参考にしていただきたい…
尿が出にくい、でもカテーテルは使いたくない—— そんな本人の気持ちを前に、現場ではどう対応すべきか悩むことはありませんか? この事例では、導尿を拒否する高齢者に対して、デイサービスや訪問看護の場面でどのような代替的な支援ができたのか、在宅生活…
要介護5、寝たきり、人工呼吸器…。医療依存度が高い在宅介護では、多職種の連携が欠かせません。 本事例では、床ずれリスクの発見を機に、訪問看護や介護などのサービス間での連携不足が浮き彫りになりました。 重度介護者に必要な視点とは何か?事業者が役…
認知症のある夫が、要介護3の妻を支えていた老々介護生活。しかし、妻の入院をきっかけに、夫は一人きりの生活となりました。服薬や食事の準備もままならず、「何もかもが面倒だ」と語る夫に対し、どこまで自立を支えられるのか。 在宅支援の限界と、本人の…
要介護1でも、認知面に高次脳機能障害があると、生活の中で「できないこと」が増え、自信をなくしてしまう方も少なくありません。 今回の事例は、そんな利用者の「もう一度元気になりたい」という思いを支えるために、どのような支援ができるのかを考えたも…
要支援の夫が認知症の妻を支える場合、在宅生活の継続にはキーパーソンの役割や支援体制の再構築が重要となります。本事例では、退院後の生活再建をめぐる調整や、孫を含む家族の関わりを整理しながら、介護予防ケアプランにどう反映させるかを検討します。 …
無職の息子との急な同居によって、生活援助の範囲はどう考えるべきか――。 在宅生活を希望する利用者にとって、ヘルパー支援と家族の役割分担は重要な課題です。 この事例では、介護予防ケアプラン作成に悩んだケアマネの視点を紹介します。 アセスメント概要…
「娘とは合わない」「できれば1人で暮らしたい」。家族との関係に悩みながらも、同居生活を続けている高齢者に対して、ケアマネジャーはどのように支援すべきか。この事例では、本人の希望を尊重しつつ、どこまで独居生活が可能なのかを見極めながら、支援の…
「うつ状態の高齢者が、家族との不仲によりさらに気力を失っていく…。そんな状況に、どう関わるべきか悩んだことはありませんか? 今回の事例では、介入の糸口がつかめないほど家族との関係がこじれているケースを紹介します。 本人の思いと家族の感情の板挟…
「夫が認知症になってから、何をしても腹が立つ」と話す妻。家族として支えたい気持ちはあるのに、感情が追いつかない―― 認知症を「理解することの難しさ」と、そこからくる誤解や衝突。 この記事では、介護現場で見られる家族の理解不足によるすれ違いと、…
「利用者が求める掃除の仕方に納得せず、ヘルパーが次々と辞めてしまう」——そんな経験はありませんか?認知症の独居高齢者にとって、こだわり行動は生活の安定に直結する一方で、支援の継続を難しくする要因にもなります。この事例では、強いこだわりに配慮…
「何とか今のつらい状態を緩和し、少しでも安らかな暮らしを続けてほしい」 ケアマネはそう願いながら、骨粗しょう症で骨折を繰り返す利用者への支援を探し続けました。 本事例では、有効な方法を求めて試行錯誤する中で、在宅生活を支えるために導入したケ…
在宅での老老介護は、支える家族の体力や気持ちの限界と常に隣り合わせです。レビー小体型認知症の妻を介護する夫もまた、「他人に任せられない」と頑なに支援を拒みながら、疲労を深めていました。今回は、ケアマネが悩みながら向き合ったケースを事例とし…
「膝の痛みで立ち上がるのも一苦労」という利用者に対し、どのような支援ができるか悩んでいませんか? この事例では、変形性膝関節症によりADLが大きく低下した要介護2の方に対し、在宅生活を維持するための具体的なケアプランを紹介します。 保存療法を続…
《厚労省幹部に要望書を手渡す日本介護支援専門員協会と日本相談支援専門員協会の役員ら|25日 》 日本介護支援専門員協会と日本相談支援専門員協会は25日、厚生労働省に共同で要望書を提出した。【Joint編集部】 ケアマネジャーと相談支援専門員の賃上げの…
《 介護保険最新情報Vol.1423 》 厚生労働省は24日、地域医療介護総合確保基金の「管理運営要領」の改正を通知した。【Joint編集部】 基金の対象事業を新たに創設し、今年度から適用する。介護保険最新情報のVol.1423で全国に周知した。 介護人材の確保に向…
住宅型有料老人ホーム等での「囲い込み」問題などにどう対処するか。あり方検討会が検討の方向性を示し、介護保険法や老人福祉法の大幅な改正も視野に入ってきました。ケアマネの独立性担保の議論も出ている中、具体的にどのような対策が想定されるでしょう…
《 25日に開催された集会|日比谷野外音楽堂 》 医療や介護、障害福祉の現場を支える職員の賃上げを求める集会が25日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂で開かれた。【Joint編集部】 参加者は賃上げとあわせて、診療報酬や介護報酬、障害福祉サービス報酬の…
介護現場で根強いニオイ問題に挑む、サラヤスマイルズの消臭シリーズが登場。科学的消臭を採用し、99%のケアマネジャーが推奨する理由とは?
発出年月日:2025/09/24 9月24日、厚生労働省は介護保険最新情報vol.1423を発出した。 今回は「医療介護提供体制改革推進交付金、地域医療対策支援臨時特例交付金及び地域介護対策支援臨時特例交付金の運営について」の一部改正について知らせるもの。 要約 …
ケアマネの採用状況が厳しい中、事業所として人材確保を効果的に進めるには、どのような方法が考えられるでしょうか。現時点で「できること」は限られるかもしれませんが、少しでも労働市場から注目を集めるための働きかけについて戦略を練ることが求められ…
《 介護保険最新情報Vol.1422 》 厚生労働省は今秋に、2024年度介護報酬改定の効果や影響を把握する調査を実施する。【Joint編集部】 22日に介護保険最新情報Vol.1422を発出。今後の報酬改定に向けた議論の基礎資料となる「大変重要な調査」と説明し、現場の…
《 キックオフイベントで講演する小濱道博氏|22日 》 介護経営コンサルタントの小濱道博氏が、一般社団法人ケア・ダイバーシティ・ラボを新たに設立した。10月1日から本格的に活動を始める。【Joint編集部】 法人の理念は、「1人では難しいことも、みんなで…
発出年月日:2025/09/22 9月22日、厚生労働省は介護保険最新情報vol.1422を発出した。 今回は「令和6年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和7年度調査)への協力依頼 について」知らせるもの。 要約 令和6年度介護報酬改定の効果検証及び…
《 日本で介護福祉士資格を取り、現在帰国しているインドネシア人材|画像提供:メドリング 》 日本の介護現場と東南アジアをつなぎ、経験を持った外国人材の循環を実現しようとする企業がある。ベトナムやインドネシアに拠点を持つメドリング株式会社だ。【…
《 国際医療福祉大学大学院・石山麗子教授 》 今後の制度改正を話し合う介護保険部会では、過去のスケジュールに照らし合わせると、おおむね今の時期、3年ごとの事業計画期間2年目の9月から具体的な論点に沿った議論が進められてきました。 9月8日の介護保険…
《 株式会社ウェルネス香川・壷内令子代表取締役 》 今回は、ケアマネジャーの更新研修について、現場で働く一人としての私見をお伝えしたいと思います。結論から言えば、「資格の更新制」と「更新研修」は分けて考えるべきではないか、というのが私の考えで…